丹沢 勘七の沢遡行、源次郎沢下降
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
7:30頃大倉バス停 →8:30頃二俣 →8:55準備して勘七の沢入渓 →10:20 F5通過
→10:45 940m付近左岸の支沢に入る →11:12大倉尾根登山道に出る →11:30花立山荘着
→11:50山荘出発 →13:50戸沢駐車場着 →14:15駐車場出発 →15:18大倉バス停
天候 | 快晴 暑かった! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
勘七の沢は、940m二俣から右の支沢へ入り(その沢の上部は植林で土が滑りやすい)ましたが、そのまま本流を詰めても良かったような。 僕らのコースタイムは結構早めだと思います。沢に慣れていない人がいる、3人以上である、他のパーティがいる混んでいる季節などは、もっと時間がかかると思うので、あまり参考になりません。 (勘七の沢ではロープ使用は1箇所のみ、二人でほぼノンストップ速めの歩行でのタイム) |
写真
感想
大倉バス停から鍋割山方面に向かい、1時間程林道を歩く。
予想より気温が高く、汗をかく。
二俣と呼ばれる地点で装備を揃え、勘七の沢に入渓。
5分程で小草平の沢を分ける二俣となり、そのすぐ先にF1。
見た目は立っているが、残置スリングもあり、サッと通過。
その後、堰堤を交えて滝が連続する。
ロープは不要だが、それなりに登った感を得られる滝であり、なかなか楽しい。
ほかに入渓者は見当たらず、二人でサクサク進む。やがてF5に突き当たる。
まっすぐストレートに落ちる綺麗な滝で、トポには12mとある。
実際は10m程だが、ここはロープを出して、Nさんリードで。
ロープを使えば、それもまたロープワークの練習になる。
二人で手順を確認し、水流左にあるボルトで支点をとって登る。
続いてセカンドの僕。
コールでちょっと意思疎通にミスがあったりしたが、概ね問題なく通過。
その先はミニミニゴルジュを通り、3m小滝を過ぎたところ、940m付近で左岸の支沢に入る。
ガラガラの沢を登り、関東ロームでズルズル滑る植林帯を登り、30分弱で登山道の1128mピーク付近に飛び出す。
そのまま大倉尾根を花立山荘まで登るが、天気が良いためハイカーがたくさん歩いている。
山荘で休憩後、次は源次郎沢の下降だ。
山荘のトイレ脇から薮に入っていく。
地図を見て、小尾根と小さい谷を越して、本流と思しき谷を下降していく。
やがて涸れ滝が現れ、慎重にクライムダウン。
詰めの部分なので結構立っているうえに、ガラガラの石だらけで、登りよりかなり神経を使う。
やがて水流が現れだすと傾斜が緩くなり、快適に下降していく。
F6は垂直に近い傾斜なので、残置ボルトを支点にして懸垂下降8m。
それ以外はロープを使わず、二人でサクサク降りて、2時間程で戸沢の駐車場に到着。
大倉まで1時間程林道を歩き、ハイカー満載のバスに乗って渋沢駅へ。
東海大学前の温泉に入り、軽く1杯引っ掛けて帰宅。
勘七の沢は1級上なので、とても簡単に感じた。
今回自分が考えていた目的は、山岳会の新人だけで、リードでの支点工作や
ロープワークの練習、それも、残置ハーケンがないようなところで、
潅木などから中間支点を取るような、自分で考えてルートを決めるということだった。
今回は有名どころに行ったので、考えていたような訓練はできなかった。
もう少し難しく、支点整備がない沢のほうが良かったかもしれない。
もう何回か、今回のような練習を兼ねて、自分の想定が練習できる沢に入りたいと思う。
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