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記録ID: 237599
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沢登り
丹沢

丹沢 勘七の沢遡行、源次郎沢下降

2012年10月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
sobacha その他1人
GPS
--:--
距離
14.1km
登り
1,061m
下り
1,055m

コースタイム

コース:大倉→勘七の沢→大倉尾根→花立山荘→源次郎沢→大倉

7:30頃大倉バス停 →8:30頃二俣 →8:55準備して勘七の沢入渓 →10:20 F5通過 
→10:45 940m付近左岸の支沢に入る →11:12大倉尾根登山道に出る →11:30花立山荘着
→11:50山荘出発 →13:50戸沢駐車場着 →14:15駐車場出発 →15:18大倉バス停
天候 快晴 暑かった!
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
勘七の沢は、940m二俣から右の支沢へ入り(その沢の上部は植林で土が滑りやすい)ましたが、そのまま本流を詰めても良かったような。

僕らのコースタイムは結構早めだと思います。沢に慣れていない人がいる、3人以上である、他のパーティがいる混んでいる季節などは、もっと時間がかかると思うので、あまり参考になりません。
(勘七の沢ではロープ使用は1箇所のみ、二人でほぼノンストップ速めの歩行でのタイム)
F1
残置スリングあり
写真より立ってるけど容易
2012年10月21日 09:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/21 9:10
F1
残置スリングあり
写真より立ってるけど容易
F2
水流右を登る
ホールドボロボロ
2012年10月21日 09:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 9:15
F2
水流右を登る
ホールドボロボロ
F3
一応釜があります。
Nさんは左岸をヘツり、sobachaは釜を飛び越えて取り付き。
2012年10月21日 09:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 9:23
F3
一応釜があります。
Nさんは左岸をヘツり、sobachaは釜を飛び越えて取り付き。
この沢 堰堤多いです
堰堤もこんな感じで端っこから登れます
2012年10月21日 09:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 9:37
この沢 堰堤多いです
堰堤もこんな感じで端っこから登れます
メインディッシュのF5
トポでは12mとあるが、見た目10mくらい
水流左にボルト3個、残置ハーケンあり
登りではここだけロープ使用
2012年10月21日 09:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 9:53
メインディッシュのF5
トポでは12mとあるが、見た目10mくらい
水流左にボルト3個、残置ハーケンあり
登りではここだけロープ使用
ミニミニゴルジュ
一応これでもゴルジュ
2012年10月21日 10:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 10:28
ミニミニゴルジュ
一応これでもゴルジュ
堰堤と滝が合体したような滝
これを過ぎるとすぐに940m二俣になり、右の支沢へ
2012年10月21日 10:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/21 10:34
堰堤と滝が合体したような滝
これを過ぎるとすぐに940m二俣になり、右の支沢へ
ガラガラの沢を詰めると植林帯へ
関東ロームの土が滑って歩きにくい
写真の斜面のスカイラインが登山道
2012年10月21日 11:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 11:09
ガラガラの沢を詰めると植林帯へ
関東ロームの土が滑って歩きにくい
写真の斜面のスカイラインが登山道
大倉尾根のココに飛び出ました
2012年10月21日 11:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 11:15
大倉尾根のココに飛び出ました
登山道から登ってきた沢の方向を撮影
2012年10月21日 11:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 11:15
登山道から登ってきた沢の方向を撮影
天気がとても良くて、ハイカーがたくさんいました
2012年10月21日 11:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 11:24
天気がとても良くて、ハイカーがたくさんいました
富士山もバッチリ
この後、花立山荘へ
2012年10月21日 11:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 11:26
富士山もバッチリ
この後、花立山荘へ
花立山荘の目の前(トイレ前)から適当に斜面を下って源次郎沢へ入渓
上部は荒れてます
2012年10月21日 12:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 12:13
花立山荘の目の前(トイレ前)から適当に斜面を下って源次郎沢へ入渓
上部は荒れてます
源次郎F9
2012年10月21日 12:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/21 12:32
源次郎F9
F7付近で水流が出てくると傾斜も緩やかになります
2012年10月21日 12:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/21 12:40
F7付近で水流が出てくると傾斜も緩やかになります
F6は立っているので懸垂下降
支点は滝のちょっと上の潅木でもOKですが、今回は滝のすぐ上部にあるリングつきのハンガーを使いました
下りで唯一のロープ使用
2012年10月21日 13:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
10/21 13:03
F6は立っているので懸垂下降
支点は滝のちょっと上の潅木でもOKですが、今回は滝のすぐ上部にあるリングつきのハンガーを使いました
下りで唯一のロープ使用
2時間ほどで戸沢出会いに
その後1時間で大倉バス停へ
2012年10月21日 13:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/21 13:47
2時間ほどで戸沢出会いに
その後1時間で大倉バス停へ
撮影機器:

感想

大倉バス停から鍋割山方面に向かい、1時間程林道を歩く。
予想より気温が高く、汗をかく。

二俣と呼ばれる地点で装備を揃え、勘七の沢に入渓。
5分程で小草平の沢を分ける二俣となり、そのすぐ先にF1。
見た目は立っているが、残置スリングもあり、サッと通過。
その後、堰堤を交えて滝が連続する。
ロープは不要だが、それなりに登った感を得られる滝であり、なかなか楽しい。

ほかに入渓者は見当たらず、二人でサクサク進む。やがてF5に突き当たる。
まっすぐストレートに落ちる綺麗な滝で、トポには12mとある。
実際は10m程だが、ここはロープを出して、Nさんリードで。
ロープを使えば、それもまたロープワークの練習になる。
二人で手順を確認し、水流左にあるボルトで支点をとって登る。
続いてセカンドの僕。
コールでちょっと意思疎通にミスがあったりしたが、概ね問題なく通過。


その先はミニミニゴルジュを通り、3m小滝を過ぎたところ、940m付近で左岸の支沢に入る。
ガラガラの沢を登り、関東ロームでズルズル滑る植林帯を登り、30分弱で登山道の1128mピーク付近に飛び出す。
そのまま大倉尾根を花立山荘まで登るが、天気が良いためハイカーがたくさん歩いている。

山荘で休憩後、次は源次郎沢の下降だ。
山荘のトイレ脇から薮に入っていく。
地図を見て、小尾根と小さい谷を越して、本流と思しき谷を下降していく。
やがて涸れ滝が現れ、慎重にクライムダウン。
詰めの部分なので結構立っているうえに、ガラガラの石だらけで、登りよりかなり神経を使う。

やがて水流が現れだすと傾斜が緩くなり、快適に下降していく。
F6は垂直に近い傾斜なので、残置ボルトを支点にして懸垂下降8m。
それ以外はロープを使わず、二人でサクサク降りて、2時間程で戸沢の駐車場に到着。
大倉まで1時間程林道を歩き、ハイカー満載のバスに乗って渋沢駅へ。

東海大学前の温泉に入り、軽く1杯引っ掛けて帰宅。



勘七の沢は1級上なので、とても簡単に感じた。
今回自分が考えていた目的は、山岳会の新人だけで、リードでの支点工作や
ロープワークの練習、それも、残置ハーケンがないようなところで、
潅木などから中間支点を取るような、自分で考えてルートを決めるということだった。
今回は有名どころに行ったので、考えていたような訓練はできなかった。
もう少し難しく、支点整備がない沢のほうが良かったかもしれない。
もう何回か、今回のような練習を兼ねて、自分の想定が練習できる沢に入りたいと思う。

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