浅間山

2020年06月05日(金) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,145m
• 下り: 1,132m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:35

8:49 浅間山荘登山口
9:16 9:19 一ノ鳥居
9:33 9:43 二ノ鳥居
10:37 10:47 浅間火山館
10:52 10:52 湯ノ平分岐
11:09 11:10 賽の河原分岐
12:14 12:15 立入禁止告示板
12:36 12:48 前掛山
13:12 13:12 立入禁止告示板
13:44 13:44 賽の河原分岐
13:56 13:57 湯ノ平分岐
14:02 14:09 浅間火山館
14:42 14:48 二ノ鳥居
15:02 15:02 一ノ鳥居
15:24 浅間山荘登山口

天候

晴れ　（山頂で風速6〜9メートルで爽快）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
自宅05：52発→駐車場08：38着
帰り
駐車場16：16発→自宅19：20着
トータル走行距離：419.7キロメートル
駐車場は天狗温泉浅間山荘の有料駐車場を利用
登山は天狗温泉　浅間山荘からピストン

コース状況／危険箇所等

危険箇所や道迷いの心配はありません。
ザレた浅間山の斜面の登りは意外とタフでした。
噴煙は殆ど上がっていません。
火山館手前の川の上の斜面をトラバースするときに、強い硫黄臭がします。

その他周辺情報

天狗温泉　浅間山荘（0267-22-0959）
内湯のみ：茶色で温め（多分41度位）かつ、肩まで浸かれる湯船の深さなのでのんびりできる好いお湯でした。
駐車料金500円
入湯料800円→600円
バス停から浅間山荘までは所々未舗装道路です。

写真

6/5 8:44

浅間山荘手前の駐車場に着きました。平日ですが半分くらい埋まっています。天狗温泉のフロントに行って駐車料金を支払います。

6/5 8:48

登山道取り付きの鳥居

6/5 8:49

ここで登山届を提出

6/5 9:15

一ノ鳥居
此処で道が分岐します。登りは右手不動滝コースにしました。

6/5 9:33

不動滝・・・今日は蝦夷春ゼミがしきりに鳴き競っていました。

6/5 9:39

二ノ鳥居につきました。此処で道が合流します。

6/5 10:13

青空の下、笹原の中の道を上ります。

6/5 10:16

中開霊神の石碑

6/5 10:17

左手に黒斑山尾根の端が見えてきました。

6/5 10:22

この辺りがカモシカ平だそうです。

6/5 10:26

落葉松林の新緑の向こうに黒斑山の尾根

6/5 10:28

中務卿宗良親王の歌碑がありました。

6/5 10:34

この辺りは硫黄臭が強かったです。

6/5 10:35

有毒ガスは危険！

6/5 10:39

火山館につきました。
バイオトイレがあります。帰りに利用させていただきました。

6/5 10:45

浅間神社です。朱印帳を持って行ったのですが無駄でした。

6/5 10:52

草すべりとの分岐

6/5 11:09

前掛山への登山口につきました。以前は此処にバリケードが作られていて入山禁止でした。

6/5 11:19

浅間山を見上げます。落葉松の背が低いです。

6/5 11:20

黒斑山、その上に雲がぽっかりと浮いています。

6/5 11:20

蛇骨岳から仙人岳への尾根・・・落葉松の緑が美しい。

6/5 11:22

同じく蛇骨岳から仙人岳への尾根

6/5 11:31

浅間山・・・正しくは前掛山の山頂手前の尾根を見上げています。

6/5 11:44

登るにつれて、山頂が平に見えてきます。

6/5 11:49

斜めに続くザレたこの道が意外と難儀、しんどいです。

6/5 11:53

鋸岳

6/5 11:53

黒斑山から仙人岳、鋸岳への尾根、外輪山です。

6/5 11:57

雲が切れ切れに飛んでいくと、雲の影も山裾をサーッと動いていきます。

6/5 12:14

漸く立入禁止告示版に着きました。

6/5 12:15

その先に見えているのが、本当の浅間山の山頂です。

6/5 12:15

告示版を右手に折れて、前掛山に向かいます。

6/5 12:18

シェルターがありました。
帰りに此処で軽く昼食休憩をしました。軽井沢の看護師の方（71歳）と少し歓談できて楽しかったです。

6/5 12:18

尾根道は快適でした。風もあまりありません。

6/5 12:26

火口の縁には少し雪が残っていました。

6/5 12:37

山頂（前掛山）に着きました。2,524メートルです。反対側に本当の山頂が見えています。

6/5 12:40

山頂標識と記念写真、誰も周りにいないので三脚を使って自分撮りです。

6/5 12:42

火口の縁の右手辺りが浅間山の本当の山頂でしょうか。

6/5 12:42

山頂から、牙（キッパ）山

6/5 12:42

告示版から登ってきた火口縁

6/5 12:45

山頂での風速は6〜9メートルくらいでした。9.1メートルの表示が出ています。こういった山頂での風速としては静かで快適な方でしょう。

6/5 12:48

火口の縁

6/5 12:59

山頂での昼食は止めて、下に小さく見えているシェルター辺りで休憩としましょうか。

6/5 13:01

シェルターの内部

6/5 13:01

中は真っ暗です。

6/5 13:02

シェルターの中から見た前掛山

6/5 13:13

本当の浅間山に登ることが出来る日はいつかくるのでしょうか。

6/5 13:13

さようなら、前掛山

6/5 13:15

ザレた道を下るので時々滑ります。

6/5 13:32

落葉松の新緑が綺麗

6/5 13:35

賽ノ河原も一面背の低い落葉松の緑で彩られています。

6/5 13:35

右端がJバンド、山頂で行き会った看護師の方は鋸岳の手前に登るのですね。

6/5 14:09

この尾根を登ったらきつそう、でもルートはないようです。

6/5 14:10

温泉の色と同じ茶色の川

6/5 14:11

牙山

6/5 15:25

「浅間山荘」に着きました。
馬がヒヒーン、ブルルッと啼いていました。

6/5 15:34

天狗温泉「浅間山荘」で日帰り温泉としましょう。

6/5 15:43

湯船を独り占めだったので、撮りました。茶色のお湯です。

6/5 16:43

汗を流して、コンビニで飲み物等を購入し帰路につきます。
お疲れ様でした。
コンビニ前から見えていた浅間山（剣ヶ峰の前山）が青黒く霞んでい見えていました。

6/6 5:10

浅間山荘で購入した浅間山の山バッヂ（二種類ありました。）

6/6 5:10

駐車代の領収書です。温泉料金割引利用の際に提示を求められます。

12/29 11:58

おまけ:2019.12.29鬼押出から見た雪煙を舞い上げる浅間山

撮影機器：

LEICA C Typ 112 ライカ

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ フリース防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ GPX（ガーミンeTrex30xJ） 薄荷スプレー 虫除けネット ヘルメット

備考

ヘルメットや防寒具は不要でした。

感想

24c

○浅間山（前掛山）
今は規制が緩んで前掛山まで登ることが出来ます。
浅間山：標高2568メートル
前掛山：標高2524メートル

三度目の正直です。一度目は計画して登る一週間前に火山活動で入山規制になり計画中止に、二度目はなかなか規制が解除にならないので黒斑山から鋸岳へ、そしてJバンドを下り、草すべりを登り返すというルートを歩きました。その数ヶ月後に規制が解除になったのです。
今回三度目にしてようやく前掛山まで登ることが出来ました。

○コロナウイルス災禍の影響
本当はこの日は白馬岳、もしくは立山を周回する計画でした。
空木岳も計画したのですが、駒ヶ根観光案内所に電話したら断られました。
ということで急遽（二日前）決めた浅間山山行です。
三日目までは天気が悪いというてんくら予報だったので、さらに別の山を探していたのですが、二日前に天気がBに好転、登ることにしました。

○暑いくらいの好天
平日ということもあって、登山者は少なく、かつ予想以上に青空が広がる好天に恵まれた登山になりました。エゾハルゼミの蝉時雨の中、時折カッコウの鳴き声も聞こえる静かな樹林帯を登ることが出来て清々した気分でした。
ただなまった身体には、ザレた斜面の登りが応えました。
登りながら足が痙攣しそうになったのは久し振りです。やはり鍛えておかないとアルプスは厳しくなるな、と反省しました。

火山館の方は愛想がなく一寸気分が悪くなりましたが、避難小屋でも営業小屋でもないので仕方ないのかな。
山頂近くで少し一緒になった71歳だという軽井沢の看護師さんと雑談が少し出来て楽しかったです。無事に下山できたのか少し心配です。

今回も登山道や小屋整備管理の方々、行き会った方々、そして山の神様や家族に感謝の山行でした。
ありがとうございました。