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Yamareco

記録ID: 2378463
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ハイキング
道東・知床

75座目の羅臼岳

2005年09月16日(金) ~ 2005年09月17日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
13.3km
登り
1,464m
下り
1,481m

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
0:40
合計
8:00
5:10
90
6:40
0:00
100
8:20
8:30
50
9:20
9:40
30
10:10
0:00
50
11:00
11:10
110
13:00
0:00
10
13:10
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2005年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
1日目:中部国際空港から女満別空港に飛び、レンタカーを借りて途中のウトロの町で食料等を調達し、岩尾別へ走る。この間約100km。岩尾別ユースホステルにて1泊目。
2日目:約4km先の岩尾別温泉登山口まで車で移動、5:10にスタートして9:20羅臼岳山頂に到着、13:10に下山して、約60km先の斜里岳登山口に近い清里町へ移動し、緑清荘にて2泊目。
 今回は、この羅臼岳に続けて斜里岳、雄阿寒岳、雌阿寒岳を登る予定であるが、当時の写真も見つかったので、個々に分けて書いてみる。
コース状況/
危険箇所等
 人気の山なので、よく踏まれた道で判りやすい。強いてあげれば、山頂付近に急な岩場がある。また、ヒグマの出没が多いとの注意書きがあり、出会った時の注意事項などが書かれている。
 女満別空港からウトロに向かう途中で見た夕暮れの羅臼岳。ラジオ天気予報によれば、天気はなんとかもちそうで嬉しい。
2005年09月16日 17:08撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/16 17:08
 女満別空港からウトロに向かう途中で見た夕暮れの羅臼岳。ラジオ天気予報によれば、天気はなんとかもちそうで嬉しい。
 宿泊した岩尾別ユースホステル。三連休前の金曜日なので、あちこち探したがここしか空いていなかった。登山口に近く、山小屋に比べたら断然良い宿だった。
2005年09月16日 20:03撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/16 20:03
 宿泊した岩尾別ユースホステル。三連休前の金曜日なので、あちこち探したがここしか空いていなかった。登山口に近く、山小屋に比べたら断然良い宿だった。
 岩尾別の登山口にある温泉ホテルであるが、満室でとれなかった。この登山口から歩き始める。
2005年09月17日 05:11撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 5:11
 岩尾別の登山口にある温泉ホテルであるが、満室でとれなかった。この登山口から歩き始める。
 「650m岩峰」とされるところにある「ヒグマ出没多発区間」と書かれた注意看板。羆はアリの巣を食べに来るらしい。
2005年09月17日 06:21撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 6:21
 「650m岩峰」とされるところにある「ヒグマ出没多発区間」と書かれた注意看板。羆はアリの巣を食べに来るらしい。
 雪の重さで傾いたり曲がったりしたダケカンバの林の中を登る。
2005年09月17日 06:30撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 6:30
 雪の重さで傾いたり曲がったりしたダケカンバの林の中を登る。
 「弥三吉水」とされる水場。弥三吉さんは、この登山道を開かれた人とのことである。
2005年09月17日 06:41撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 6:41
 「弥三吉水」とされる水場。弥三吉さんは、この登山道を開かれた人とのことである。
 谷間の道を登ってゆく。
2005年09月17日 07:45撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 7:45
 谷間の道を登ってゆく。
 登山道の脇に咲く白い花。
2005年09月17日 07:45撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 7:45
 登山道の脇に咲く白い花。
 振り返ると、オホーツク海が見える。知床五湖や船の航跡も見える。快晴ではないが、暑くなくて丁度良い山日和である。
2005年09月17日 07:56撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 7:56
 振り返ると、オホーツク海が見える。知床五湖や船の航跡も見える。快晴ではないが、暑くなくて丁度良い山日和である。
 綺麗な青色はキキョウ?
2005年09月17日 07:59撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 7:59
 綺麗な青色はキキョウ?
 羅臼平にある、この登山道を開かれた木下弥三吉翁を讃える記念碑。
2005年09月17日 08:19撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:19
 羅臼平にある、この登山道を開かれた木下弥三吉翁を讃える記念碑。
 羅臼平から見る羅臼岳。山頂の岩峰が特徴的である。立札はテント泊時に羆から身を守るフードロッカーの位置を示している。
2005年09月17日 08:20撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:20
 羅臼平から見る羅臼岳。山頂の岩峰が特徴的である。立札はテント泊時に羆から身を守るフードロッカーの位置を示している。
 フードロッカーである。食料などをテント内に置くとヒグマに襲われる可能性があるので、テント場とはかなり離れた位置に置かれている。
2005年09月17日 08:26撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:26
 フードロッカーである。食料などをテント内に置くとヒグマに襲われる可能性があるので、テント場とはかなり離れた位置に置かれている。
 緑の中の赤い実が綺麗である。
2005年09月17日 08:27撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:27
 緑の中の赤い実が綺麗である。
 ホシガラスが好むという這松の実。
2005年09月17日 08:30撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:30
 ホシガラスが好むという這松の実。
 山頂に向かう道から見る羅臼岳山頂。トンガリ岩山はいったん隠れる。
2005年09月17日 08:42撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:42
 山頂に向かう道から見る羅臼岳山頂。トンガリ岩山はいったん隠れる。
 岩を覆う各種のコケ。見える範囲でも、色とりどりの何種類もある。
2005年09月17日 08:45撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:45
 岩を覆う各種のコケ。見える範囲でも、色とりどりの何種類もある。
 眼下に雲海が表れた。雲海の先に見える山並みは国後の山?森繁久彌が歌った知床旅情が懐かしい。
2005年09月17日 08:48撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:48
 眼下に雲海が表れた。雲海の先に見える山並みは国後の山?森繁久彌が歌った知床旅情が懐かしい。
 羅臼平の先に続くのはサシルイ岳やオッカバケ岳か?
2005年09月17日 08:52撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:52
 羅臼平の先に続くのはサシルイ岳やオッカバケ岳か?
 チングルマの実?
2005年09月17日 08:57撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:57
 チングルマの実?
 鮮やかな青。
2005年09月17日 08:58撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 8:58
 鮮やかな青。
 山頂直下の岩峰。もう山頂は近い。
2005年09月17日 09:06撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:06
 山頂直下の岩峰。もう山頂は近い。
 急な岩山をよじ登る。
2005年09月17日 09:14撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:14
 急な岩山をよじ登る。
 9時20分、ついに山頂到着。「1660羅臼岳」と書かれている。
2005年09月17日 09:21撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:21
 9時20分、ついに山頂到着。「1660羅臼岳」と書かれている。
 山頂から見下ろすオホーツク海。
2005年09月17日 09:22撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:22
 山頂から見下ろすオホーツク海。
 眼下に見えるのはウトロの町か?
2005年09月17日 09:27撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:27
 眼下に見えるのはウトロの町か?
 75座目の百名山山頂にて記念の一枚。
2005年09月17日 09:33撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:33
 75座目の百名山山頂にて記念の一枚。
 北東に伸びる知床半島の山並み。国後、択捉からカムチャッカ半島に続く、千島火山帯の一部であることが判る。
2005年09月17日 09:36撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:36
 北東に伸びる知床半島の山並み。国後、択捉からカムチャッカ半島に続く、千島火山帯の一部であることが判る。
 振り返り見る羅臼岳山頂。岩をよじ登って山頂に向かう大勢の人たち。
2005年09月17日 09:37撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:37
 振り返り見る羅臼岳山頂。岩をよじ登って山頂に向かう大勢の人たち。
 見下ろす羅臼平。先の山は三ツ峯。
2005年09月17日 09:37撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:37
 見下ろす羅臼平。先の山は三ツ峯。
 日差しを受けて輝く、宝石のような赤い実。
2005年09月17日 09:55撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 9:55
 日差しを受けて輝く、宝石のような赤い実。
 石清水。頂上まで約600mと書いてあるので、羅臼平との中間あたりか?
2005年09月17日 10:11撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 10:11
 石清水。頂上まで約600mと書いてあるので、羅臼平との中間あたりか?
 こちらは高い木の先に着いた赤い実。
2005年09月17日 11:08撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 11:08
 こちらは高い木の先に着いた赤い実。
 再び熊注意看板。ここから650m岩峰までの区間はアリの巣が多く、ヒグマ注意区間とのことである。
2005年09月17日 12:40撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 12:40
 再び熊注意看板。ここから650m岩峰までの区間はアリの巣が多く、ヒグマ注意区間とのことである。
 登山口の山小屋「木下小屋」。羆に遭遇することもなく無事下山出来て一安心。
2005年09月17日 13:04撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 13:04
 登山口の山小屋「木下小屋」。羆に遭遇することもなく無事下山出来て一安心。
 帰り道、イワウベツ川に降りてみた。小さな川だが、大きな鮭が登ってくるようである。
2005年09月17日 13:29撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 13:29
 帰り道、イワウベツ川に降りてみた。小さな川だが、大きな鮭が登ってくるようである。
 この鮭はここまで登ってきて産卵を終え、力尽きたようである。ぼろぼろに傷ついているが、羆に食われないで目的を遂げられて良かったよかった。
2005年09月17日 13:38撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 13:38
 この鮭はここまで登ってきて産卵を終え、力尽きたようである。ぼろぼろに傷ついているが、羆に食われないで目的を遂げられて良かったよかった。
 清里町に向かう途中、シカの親子が道路を横切った。小鹿はバスを見て一瞬立ち止まったが、母鹿の呼び声で無事渡りきった。
2005年09月17日 14:08撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 14:08
 清里町に向かう途中、シカの親子が道路を横切った。小鹿はバスを見て一瞬立ち止まったが、母鹿の呼び声で無事渡りきった。
 明日登る予定の斜里岳山麓の町、清里町の緑清荘に向かう。今日一日、雨にも会わず、猛暑でもなくて、良い山日和であった。
2005年09月17日 14:09撮影 by  EX-S100, CASIO COMPUTER CO.,LTD
9/17 14:09
 明日登る予定の斜里岳山麓の町、清里町の緑清荘に向かう。今日一日、雨にも会わず、猛暑でもなくて、良い山日和であった。

感想

 今日も、道迷いや怪我も無く、初めて歩く75座目の羅臼岳を計画書の予定通りに、無事に登り終えることができた。
 明日は引き続き斜里岳に向かう予定である。宿で斜里岳に関する本を読んで、イメージトレーニングなどをする。天気が良いとよいのだが、ピカピカの晴天は望めそうにない。

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