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Yamareco

記録ID: 238082
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

'12 雪の立山バックに弥陀ヶ原・一人ぼっちの五色が原・錦秋の黒部平

2012年10月13日(土) ~ 2012年10月16日(火)
 - 拍手
GPS
21:50
距離
52.7km
登り
5,644m
下り
3,180m

コースタイム

10/13(土)1日目

8:10 弥陀ヶ原バス停
8:20 展望台
8:30 弥陀ヶ原バス停
9:20-30 獅子鼻岩手前ベンチ
9:56-58 獅子鼻岩
10:08-18 ハイカーのソール応急処置
10:50-55 ベンチ休憩
11:30-12:00 天狗平山荘(昼食)
12:40 室堂
13:50 雷鳥平野営場


10/14(日)2日目

7:50 雷鳥平
8:45-55 室堂
9:43-10:03 展望台分岐〜展望台往復
10:33-50 龍王岳分岐
11:30-12:00 龍王〜鬼岳のコル
13:15-40 獅子岳
14:30-40 ザラ峠
15:25 五色ヶ原キャンプ場


10/15(月)3日目

7:30 出発
9:30 刈安峠
10:35-11:20 平ノ小屋
15:20 ロッジくろよん


10/16(火)4日目

5:30 テントに荷物置いて出発
6:15 黒部平
以下、所々で三脚で撮影
9:25-10:05 東一ノ越
11:55-12:50 黒部平(昼食)
13:22-14:10 ロッジくろよん
14:35 黒部湖
15:00 トロリーバス
天候 13日: 晴れ
14日: 晴れのち曇り
15日: 快晴
16日: 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅から美女平へのケーブルカーは、週末はたいへん混みあいます。富山駅から地鉄の始発に乗っても立山着は6:30、このときすでに切符売り場には行列です。(でも20分以上並んで、なんとか7時発のケーブルカーに乗れました。)
コース状況/
危険箇所等
○登山道
気をつければ大丈夫なところばかりかと思いますが

・平ノ小屋〜ロッジくろよんの間はがけ沿いの道があり、鎖やロープも設置されていないところが多いので、靴を滑らさないよう十分に注意が必要です。

・黒部平〜東一ノ越は、ササがはびこって歩きにくかったり、東一ノ越付近では道が荒れていますので注意が必要です。

○水場
五色ヶ原キャンプ場は、この時期水場もトイレも停止している可能性が高いので、事前に情報収集必要です。
予約できる山小屋
天狗平山荘
土曜日6時半の立山駅。ケーブルカーの時刻指定を受けるのにすでに行列です。いきなりブルー。
でも20分ほど待って、すぐにケーブルカー乗れました。
グループの場合は、代表者だけが並べばOKです。
土曜日6時半の立山駅。ケーブルカーの時刻指定を受けるのにすでに行列です。いきなりブルー。
でも20分ほど待って、すぐにケーブルカー乗れました。
グループの場合は、代表者だけが並べばOKです。
ケーブルカー。急勾配です。
駅到着後、急ぐなら進行方向左側に乗ったほうが、次のバス乗り場に早く着けます。
ケーブルカー。急勾配です。
駅到着後、急ぐなら進行方向左側に乗ったほうが、次のバス乗り場に早く着けます。
美女平駅にて。
室堂直行の場合は右側に、弥陀ヶ原など途中下車の場合は左側に並びます。
ほとんどのお客さんは室堂行き。室堂行きは臨時便も出ています。
一方で途中下車便は定期便のみだったので、立山でより出発の遅いケーブルカーに乗っても結局一緒でした・・・。
(食料買えばよかった・・・。)
美女平駅にて。
室堂直行の場合は右側に、弥陀ヶ原など途中下車の場合は左側に並びます。
ほとんどのお客さんは室堂行き。室堂行きは臨時便も出ています。
一方で途中下車便は定期便のみだったので、立山でより出発の遅いケーブルカーに乗っても結局一緒でした・・・。
(食料買えばよかった・・・。)
室堂行きの高原バスは、乗るなら左側の座席に。
立山杉や、称名滝、弥陀ヶ原の眺めなどすべて左のほうがよいです。
室堂行きの高原バスは、乗るなら左側の座席に。
立山杉や、称名滝、弥陀ヶ原の眺めなどすべて左のほうがよいです。
弥陀ヶ原到着後、展望台へ続く道。色づいています。
弥陀ヶ原到着後、展望台へ続く道。色づいています。
展望台からの景色。雲がかかっています。
展望台からの景色。雲がかかっています。
弥陀ヶ原待合室のトイレ。景色よいです。
弥陀ヶ原待合室のトイレ。景色よいです。
弥陀ヶ原から室堂へ。立山連峰は雪をかぶり、雄大な景色です。
弥陀ヶ原から室堂へ。立山連峰は雪をかぶり、雄大な景色です。
室堂は一般観光客がいっぱい。
天空の回廊。
室堂は一般観光客がいっぱい。
天空の回廊。
雷鳥平キャンプ場。今日はここに泊まります。
雷鳥平キャンプ場。今日はここに泊まります。
2日目、雷鳥平から室堂へ。
2日目、雷鳥平から室堂へ。
剱岳が見えてきました。
剱岳が見えてきました。
みくりが池。
秋の雲。
展望台からの景色。(この後、五色が原へ縦走する場合は、わざわざここに立ち寄らなくても似たような景色を見ることができます。)
展望台からの景色。(この後、五色が原へ縦走する場合は、わざわざここに立ち寄らなくても似たような景色を見ることができます。)
展望台にいる2人
龍王岳分岐付近。軍人霊費があります。
この先、すれ違った登山者は1組だけ!
龍王岳分岐付近。軍人霊費があります。
この先、すれ違った登山者は1組だけ!
たぶん、ライチョウのあしあと。
たぶん、ライチョウのあしあと。
黒部川の谷あいは紅葉がきれいです。
黒部川の谷あいは紅葉がきれいです。
五色が原方面。
だんだん雲がでてきました。
だんだん雲がでてきました。
数秒で雲の中。あっという間です。視界が悪くなると、気分が一気に沈みます・・・。
数秒で雲の中。あっという間です。視界が悪くなると、気分が一気に沈みます・・・。
到着した五色ヶ原野営場。
水道はありますが、もう出ませんでした。
でも水はたくさん持ってきたので大丈夫でした。
到着した五色ヶ原野営場。
水道はありますが、もう出ませんでした。
でも水はたくさん持ってきたので大丈夫でした。
五色ヶ原山荘はもう閉まっているようで、トイレも閉鎖されていました。
今日は、この広い台地に一人です。
五色ヶ原山荘はもう閉まっているようで、トイレも閉鎖されていました。
今日は、この広い台地に一人です。
夜中に空を見ると満天の星。
流れ星も写っていました!
夜中に空を見ると満天の星。
流れ星も写っていました!
ご来光。今日もいい天気。
ご来光。今日もいい天気。
モルゲンロート。
モルゲンロート。
キャンプ場をあとに。
キャンプ場をあとに。
氷の模様がきれい。
氷の模様がきれい。
赤に黄色に美しい紅葉。
赤に黄色に美しい紅葉。
ナナカマドはオレンジがかったものが多かったです。
ナナカマドはオレンジがかったものが多かったです。
葉っぱの影ですが、アラビア文字?
葉っぱの影ですが、アラビア文字?
美しいカバの木の肌。
美しいカバの木の肌。
刈安峠を下ると、やがてブナの樹林帯に入ります。
刈安峠を下ると、やがてブナの樹林帯に入ります。
平ノ小屋。営業中です。
外の水が涸れていたので、中のタンクの水を詰めてもらいました。
室堂以来の水の補給。ありがたいことです。
平ノ小屋。営業中です。
外の水が涸れていたので、中のタンクの水を詰めてもらいました。
室堂以来の水の補給。ありがたいことです。
黒部湖沿いの道は、結構険しい場所があります。
黒部湖沿いの道は、結構険しい場所があります。
黒部湖の青が映えます。
黒部湖の青が映えます。
ここも落ちたら湖へ直行!
ここも落ちたら湖へ直行!
長いはしご。紅葉はきれいですが、その先にもハシゴは続きます。
長いはしご。紅葉はきれいですが、その先にもハシゴは続きます。
ロッジくろよん。テント泊の人も、お風呂利用できたらいいのに・・・。
昔、主人がテント泊の人にイヤな思いを何度かさせられ、その後テントの人はお風呂不可にしたとのこと・・・。
ロッジくろよん。テント泊の人も、お風呂利用できたらいいのに・・・。
昔、主人がテント泊の人にイヤな思いを何度かさせられ、その後テントの人はお風呂不可にしたとのこと・・・。
テント場。10張くらい可能でしょうか。今日は先着が4組。
テント場。10張くらい可能でしょうか。今日は先着が4組。
今日はタンボ平の紅葉の撮影に行きます。大きなザックは置いて、軽い荷物で。
太陽で照らされた斜面をみて、はやく見晴らしのいいところに行きたくて早歩き。すぐに黒部平に到着。東一ノ越を目指します。
今日はタンボ平の紅葉の撮影に行きます。大きなザックは置いて、軽い荷物で。
太陽で照らされた斜面をみて、はやく見晴らしのいいところに行きたくて早歩き。すぐに黒部平に到着。東一ノ越を目指します。
朝日があたりはじめました。
朝日があたりはじめました。
黄色!黄色!黄色!
黄色!黄色!黄色!
青空もきれい。
濃い青はPLフィルターの威力。
濃い青はPLフィルターの威力。
きれいだーっ!(女の人に言ってみたい。)
きれいだーっ!(女の人に言ってみたい。)
東一ノ越に到着。
東一ノ越に到着。
2日前に縦走した龍王岳、鬼岳、獅子岳。
みんな「いかつい」名前です。
2日前に縦走した龍王岳、鬼岳、獅子岳。
みんな「いかつい」名前です。
黒部平に戻ってきました。
ここのナナカマドが真っ赤で、結局ここからの紅葉が一番きれいでした・・・。
一般観光客でもこれる場所・・・。
黒部平に戻ってきました。
ここのナナカマドが真っ赤で、結局ここからの紅葉が一番きれいでした・・・。
一般観光客でもこれる場所・・・。
水場もあります。
水場もあります。
ナナカマドを前景に。
あとは山が雪をかぶった写真を撮りたい!!
ナナカマドを前景に。
あとは山が雪をかぶった写真を撮りたい!!
ロッジくろよんへ向かう途中。
このへんもきれいです。
ロッジくろよんへ向かう途中。
このへんもきれいです。
空を見上げると、黄色だらけ。
空を見上げると、黄色だらけ。
黒部ダムは放水していません。
黒部ダムは放水していません。
渇水中です。水位が低い。
渇水中です。水位が低い。
帰りは大町温泉郷に立ち寄り。薬師の湯です。事前にHPで割引券を印刷し、100円引きに。
帰りは大町温泉郷に立ち寄り。薬師の湯です。事前にHPで割引券を印刷し、100円引きに。

感想

立山連峰が雪をかぶった景色を背景に、錦秋の黒部平の写真を撮りたく、秋の立山へ。
紅葉のピークと天気はばっちりでしたが、天気がいい分タイミングよく雪は降ってくれませんでした。
そのかわり、紅葉としてはすばらしい紅葉を見ることができました。雪とのコラボはまた次回のお楽しみということで。

それにしても、土曜の立山駅の混雑ぶりは想定外でした。天気を優先したため、週末の混雑を避けるのは後回しになってしまいました。

弥陀ヶ原のバス停で降りて、散策した景色はすばらしかったですが、バスから見た弥陀ヶ原もすばらしかったです。おそらく弥陀ヶ原の手前の弘法あたりで降りるとその景色をみられるようです。次回はそちらへ。


弥陀ヶ原で、両足の靴底のソールがはがれてしまい、困っていたハイカーの方がいました。持っていたビニールテープで応急処置をしました。その後何度も会いましたが、ちゃんと歩けていたようでよかったです。

前回もそうでしたが、雷鳥平キャンプ場の係員の対応はどこか威圧的で気分があまりよくありません。

獅子岳の近くでは雷鳥に会いました。地図に書いてある通り、その付近には多いようです(写真は撮れず)。
この日すれ違った登山者は一組のみ。新湯から、ザラ峠を経由してきたとのこと。現在は廃道となっている道のようですが、今度歩いてみたいです。


黒部平の紅葉は、最盛期でした。黄色の黄葉が多く、一面まっ黄っ黄です。青空バックの紅葉が本当に美しかったです。どこを歩いても紅葉、紅葉でおなかいっぱいになりました。
「美人に見飽きた」気分でした!(実際に経験ありませんが・・・見飽きてみたい!)


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