海谷三山＋ついでに雨飾山日帰り縦走

2012年10月26日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,822m
• 下り: 1,306m

コースタイム

雨飾山荘(6:10)−自転車−林道入【ここから歩き】(6:25)⇒登山口(6:55〜7：00）⇒駒ヶ岳(8:40〜50)⇒鬼ヶ面山（9：55〜10:10)⇒海谷高地分岐(10:35)⇒鋸岳(11:10〜25)⇒雨飾温泉分岐(11:50)⇒シゲクラ尾根分岐(13:05)⇒笹平(13:35)⇒雨飾山(13:55〜14:15)⇒中ノ池(14:45)⇒雨飾山荘(15:35)

天候

くもり時々晴れのちガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

雨飾山荘に10台ほどの舗装駐車場あり

登り口と下山口が離れているため自転車を利用。

コース状況／危険箇所等

海谷高地下降点からシゲクラ尾根と合流するところが未踏で、そこをつなげるのが今回の目的です。未踏の部分だけ歩くのでは芸がないので、いっそのこと端の駒ヶ岳から雨飾山まで日帰りで歩いてやろうという魂胆。時間的、体力的に厳しければ、途中で雨飾山荘に降りればいいか・・・。

◇雨飾山荘から林道入り口
この間の下り坂で自転車を使いました。舗装はしてあるのですがガタガタの部分が多く、ロード系の自転車では少々酷です。平地を漕ぐのと変わらないスピードしか出せませんでした。

◇林道入り口から登山口
距離：約3キロ、標高差250mあります。一部を除いて舗装してありますが、勾配がきついので歩いたほうが効率的と思います。ここで力を使いすぎて後半に影響が出てしまった・・・かな？

◇根知谷登山口から駒ヶ岳
駒ヶ岳への登山道は三峡からの方が主流のようで、根知からの道は荒れているのではと心配していましたが、しっかりと刈り払われ整備されていました。ところどころに糸魚川のジオパーク絡みの標識等もあり。

駒ヶ岳は山頂付近は台地になっていますが、その下には大岩壁があります。この大岩壁の基部を歩く場面がありますが、高度感と威圧感がすごかったです。頂上台地のブナは紅葉終わりかけで、その下が盛りとなっていました。

◇駒ヶ岳から鬼ヶ面山
この区間は数年は整備が入っていないようです。ロープ、鎖、ハシゴは設置されていますが、支点となる木が枯れていたり、抜けかけていたりで、全面的に信頼することはできません。極力利用しないようにし、利用する時もしっかりチェックしてから利用しましょう。

北峰にあたる1591mは巻き、南峰にはピークへの踏み跡があるので立ち寄ります。ここからの景色は360度の大展望です。ところが天気がだんだんと悪くなってきました。予報はくもりのち晴れだったのに、逆をいっているようです。

◇鬼ヶ面山から鋸岳
海谷高地への下降点までは穏やかな道ですが、鋸岳に近づくとハシゴやロープが出てきます。一ヶ所足元が落ちていてロープに頼りながらトラバースする場所がありましたが、そこ以外は特に難しくはない印象でした。

鋸岳の手前のピークで雨飾山荘からの道が合流します。ここにロープが張ってあり、間違って鬼ヶ面山の方に行かないようにしてありました。鋸岳ではすっかりガスガスになってしまい、展望は全くナシ状態になってしまいました。

◇鋸岳から雨飾山
雨飾山荘への道はわりあい踏んであって歩きやすかったです。ここからシゲクラ尾根の分岐までも悪路ではないけど、少し踏みが薄いかなといったところ。コル付近の紅葉が素晴らしかったです。

シゲクラ尾根と合流するところは水場になっていました。ここから笹の斜面を登って笹平に登り上げますが、相変わらずガスガスです。紅葉シーズンの雨飾山は平日でも多くの人が登っているイメージですが、この日の山頂は外人さん2名のみ。こんな天気だし、時間も遅いのでみなさん帰ってしまった後かもしれませんね。水場で会った女性2人組も雨飾山に向かって来ていました。

山頂に登った時はガスガスだったのですが、10分ほど経った頃にフーッとガスが取れて展望が効くようになりました。ただ、相変わらず雲は多かったので、周囲の山がところどころ見える程度でした。まあ、全く見えないよりもずっと良かったですが・・・。

◇雨飾山から雨飾山荘
雨飾山にすればマイナーな登山道ですが、今まで歩いて来た道と比べると天国のような飛ばせる道。中複の紅葉を楽しみながらあっという間に雨飾山荘に降りました。

コースタイム的にちょっと厳しいかなとも思いましたが、なんとか予定通りに雨飾山まで歩くことができました。

こちらのHPにも日記を書きました。
http://buna-pow.com/

写真

10/26 6:07

雨飾山荘の駐車場
鬼ヶ面山が見えています

10/26 6:26

林道入口
ここまで自転車であとは歩いて登山口まで登る

10/26 6:57

登山口

10/26 7:40

少し登ると紅葉が始まってきました

10/26 7:57

駒ヶ岳名物の大岩壁の基部まできました。岩壁に沿うように斜上していきます

10/26 20:08

なかなかの高度感！

10/26 8:05

岩壁がハングしたところに登山道が付いています

10/26 8:15

展望台のようなところから
根知谷と戸倉山と雪をかぶった北アルプスが素晴らしいです。

10/26 20:11

岩肌と紅葉

10/26 8:15

駒ヶ岳の山頂台地のブナは紅葉終わりかけ

10/26 8:24

強い風が吹いたら葉っぱが散ってしまいそう・・・

10/26 8:45

駒ヶ岳の山頂

10/26 9:00

少し鬼ヶ面山の方に進んで駒ヶ岳を振り返ります

10/26 9:16

鬼ヶ面山の双耳峰がわかります

10/26 9:16

一段下は紅葉真っ盛り！

10/26 9:17

10/26 20:15

ロープや鎖はかなり古くて信用ならぬ・・・

10/26 9:25

こちらは駒ヶ岳側

10/26 9:54

海川を挟んで阿彌陀山と鉢山

10/26 9:54

こちらは鉢山と昼闇山

10/26 9:55

目指す鋸岳

10/26 9:55

雨飾山は逆光だ〜

10/26 10:16

鋸岳に向かいます

10/26 10:34

海谷高地への下降点

10/26 10:42

鬼ヶ面山に雲がかかり始めてきた・・・

10/26 20:19

岩壁をトラバース

10/26 10:49

鋸岳の難所がはじまります

10/26 10:52

ロープはあるけど・・・

10/26 10:57

ありゃりゃ〜

10/26 10:59

鋸岳まであとちょっと

10/26 11:47

雨飾山荘への下降点あたりはブナがいい感じでした

10/26 11:49

10/26 11:50

10/26 13:05

シゲクラ尾根に
合流点は水場になっていました

10/26 13:36

笹平に出たけどご覧の通り・・・

10/26 14:08

雨飾山山頂に着いた時はガスガスだったけど、ふ〜っとガスが取れた

10/26 14:18

荒菅沢の源頭部

10/26 20:26

シゲクラ尾根の水場にいた人たち

10/26 14:23

笹平より雨飾山の山頂

10/26 15:01

下山途中に鋸もが見えてきた

10/26 15:05

中腹は紅葉いい感じ

10/26 15:21

10/26 15:23

撮影機器：

Canon PowerShot S95 Canon