【武奈ヶ岳(滋賀・1214m)】坊村からびわ湖バレイまでちょこっと縦走(坊村〜武奈ヶ岳〜コヤマノ岳〜南比良峠〜烏谷山〜比良岳〜びわ湖バレイ山頂)
- GPS
- 05:25
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 807m
コースタイム
御殿山 10:40
武奈ヶ岳 11:00(30分休憩)
コヤマノ分岐11:40
コヤマノ岳 11:50
南比良峠 13:05
荒川峠 13:20
烏谷山 13:40
葛川越 13:55
比良岳 14:05
びわ湖バレイ14:50
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
公共交通では、江若バスがJR堅田駅から1日3往復、 この日は臨時便が出ました(平・坊村のみ停車) 京都バスが季節運行で出町柳から1日2往復運行。 びわ湖バレイ…山頂〜山麓間は、20分ごとに運行、所要時間6〜7分。 片道1000円(改札で現金払い) 最終バス(琵琶湖バレイ16:47発)には、16:20出発便がラスト。 山麓は、駐車場(有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 坊村(明王院付近の三宝橋のたもと) びわ湖バレイ(玄関) 道の状況 (坊村〜武奈ヶ岳) 危険箇所なく、迷うところもありませんでした。 (武奈ヶ岳〜コヤマノ岳) 武奈ヶ岳からの下りは浮石が多く気を遣います。 コヤマノ分岐では「中峠」方面へ。 コヤマノ岳を過ぎてから中峠へは右側へ。 左側を下ると南比良峠へ抜けます。 もともと中峠を行くつもりでしたが、 左側へ行ってしまいました。 (コヤマノ岳〜南比良峠) 道がやや分かりづらいところがありますが、 赤テープがきちんとついています。 大橋へは橋が流されており、増水時には注意が必要です。 南比良峠の手前は草が茂っていて道が分かりづらかったです。 (南比良峠〜びわ湖バレイ) 道もしっかりしており、迷うところはありません。 天気が良ければ最高でしょうねー。 |
写真
感想
●さすがシーズン真っ只中
1000m級の山は紅葉の真っ只中。
週末は土曜の夜から天気が崩れる予報、
「さて、どこへ行こうか?」
と思い立って行けるところと言えば武奈ヶ岳くらい。
朝、京阪とJRを乗り継いで堅田駅へ。
京都からの新快速は、ザックを背負った人でにぎわっていた。
車窓からは紅葉と青空の見事なコントラスト。
そして、湖西道路の渋滞車列を見て思った。
「あー、電車で良かった」
堅田駅に着くと、6、70人はいるかという、
「ギョッ」とするくらいの列。
絶対に一台では無理。
何やら人ごみの中から「臨時バス」という言葉が、
飛び交っているので、
「きっと2台出るんだ」と思って、
さほど焦ることなく、駅前のコンビニで食材を調達。
しばらくすると「臨時」と表示されたバスが到着。
「平、坊村のみ停まります」とのことで早速乗り込む。
臨時だけど、ピタパ、イコカの電子マネーもつかえた。
●坊村〜武奈ヶ岳
満員のバスは、平で少しお客さんを下ろして、
ほとんどが坊村へ。
路線バスでは1時間かかるところを、
旧道すっ飛ばしたおかげで30分もかからずに坊村へ。
この快速便、正式に季節運行にしてほしいな。
坊村からは、いつもの急登。
さすがに10月になると涼しくて、
ウインドブレーカー着ていたけど、すぐに脱いだ。
麓の紅葉はもうちょっと先、
急登から一息つくとブナ林の中、
ブナの向こうには、紅葉で色づいた山腹が見える。
御殿山近くになると、紅葉のトンネルのようになった。
御殿山からの武奈ヶ岳は、とてもキレイ。
山腹は特に燃え上がるような紅葉で、
逸る気持ちで大して休憩も取らずに西南稜へ。
稜線からの景色は、やや霞んでいたが、
素晴らしいものでした。
武奈ヶ岳山頂、とても強い風が。
この頃から雲がかかっていたが、
太陽が差し込むと紅葉が映えてくる。
●中峠へ向かうつもりが
武奈ヶ岳からは、コヤマノ岳へ。
コヤマノ分岐では「コヤマノ岳・中峠」方面へ。
緩やかな傾斜を上がるとコヤマノ岳。
「中峠・ワサビ峠・金糞峠」方面へ。
ここからは中峠へ向かうはずだったが、
中峠へ続く稜線ではなく、
金糞峠へ向かう谷筋へ下りてみることに。
やや分かりづらいところもあったが歩き易く、
ところどころ赤テープもある。
するとやがて、見覚えのある道に出た。
「武奈ヶ岳最短コース1時間」
中峠から金糞峠へ向かう道。
前回カミナリから逃げ下りたあの道(笑)
この辺りから右ひざが痛みだす。
平坦な道やちょっとした登りは何ともないのだが、
下り傾斜で痛みが走る。
取りあえず湿布を貼って、カニ歩きで下っていく。
その後、終始「カニ下り」・・・。
誰もいなくて良かった。
分岐点で大橋小屋へ続く道へ。
奥ノ深谷と言われるところ。
「大橋下流の丸木橋流失、不慣れの人は渡渉困難」
との看板が気になったけど、
渓流と紅葉がキレイなんですっかり忘れる。
いつの間にやら大橋へ着くと、
今度は南比良峠への登り返し。
すぐに「水晶小屋」が。
いろんな意味で凄い佇まい(笑)
縦走路と合流する手前は、
草が生い茂り道が隠れていたが、
丸い看板と赤ペンキが途切れなくあり、
迷うことなく南比良縦走コースに合流。
風は相変わらず強く吹いていて、
眺望は、琵琶湖がかすかに見える程度。
天気が良ければ素晴らしい縦走路。
下り傾斜がなく、
膝も大人しくしてくれていて淡々と進んでいく。
しかし、目的地のびわ湖バレイ山頂駅のある打見山はまだまだ先。
遠くに霞んで見える。
烏谷山への登りからは、アップダウンがややきつくなる。
特にダウンの時に、膝にくる。
「カニ下り」復活。
比良岳で、湿布を貼り換え。
比良岳から下って、木戸峠へ行くと
もう目的地は目の前。
しばらく行くと、いきなり人工物が見えた。
キャンプの炊事場らしい。
「びわ湖バレイ」の敷地内に入ったようだ。
ゲレンデを登っていくと、
白い霧に包まれたびわ湖バレイ山頂駅に到着。
●もう歩きたくない
山頂駅前で、何やら講習会をしていた。
最初何か分からなかったが、
びわ湖バレイのアトラクションの一つである、
「ZIPラインアドベンチャー」の説明だったみたい。
ワイヤーロープと滑車を伝って下りる
アスレチックのようなもの。
全部で7つのコースがあるみたいです。
案内所で最終バスの確認をして、蓬莱山へ。
蓬莱山へは「打見リフト」と「ホーライリフト」の2本のリフトがあり、
アップダウンが緩やかな「打見リフト」を使わなければ、
往復500円だが、両方使うと1000円の乗り放題券になるみたい。
「どうしますか?」と言われて、
「もう歩きたくないので、乗り放題で(笑)」
ってことで、乗り放題券で「打見リフト」へ。
乗っているの自分だけ、皆さん歩いていました。
途中でZIPラインアドベンチャーで、
滑降している人を見てやってみたくなりました。
すごい歓声が響き渡ります。
あれ、絶対に気持ち良いだろうなあ。
乗り継いだ「ホーライリフト」に乗っていると、
パンダと熊のぬいぐるみがすれ違い。。。
「なんでやねん」って突っ込みたく瞬間でした(笑)
蓬莱山山頂は、真っ白な世界。
寒かったので、早々に戻りました。
帰りロープウエイからの景色は、
霞んでいるとは言え、見ごたえ十分。
思わずため息が出ます。
山麓まで下りると暑っ!
他の人も口々に「あつー」とか言ってます(笑)
やはり、1000m違うと気温が違うんですね。
比良駅までバスで行き帰途につきました。
武奈ヶ岳からは、天気はイマイチでしたが、
まずまずのペースで無事目的地へ着くことができて満足でした。
次は、天気が良い時に南比良縦走コースへ行ってみたい。
平から権現山を経由するコースも良さそう。
あと、びわ湖バレイのZIPラインを体験してみたい。
比良は身近にあるけど結構奥深いなと感じた一日でした。
コメント
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またしても武奈ヶ岳に行かれたんですね。
私も雪が積もったら、比良山地に挑戦してみます。奥が深そうですもんね。
ZIPライン、やりたくなりました(笑)。来シーズンはトライしてみます
またしても、行ってまいりました。
そうそう、ZIPラインあれは気になりますねー(笑)
雪の比良山地、良いですねー。
できれば縦走してみたいなと思ってます。
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