花と眺望の縦走 早池峰山、薬師岳、鶏頭山周回(東北遠征3/7日)


- GPS
- --:--
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 1,972m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一応一般登山道 多少危険なところあり。 |
写真
感想
早池峰山は今回遠征のメインである。早池峰山周回にプラス薬師岳ピストンという欲張った計画だ。標準CTは14時間弱と見積もり、日帰り荷物なので早く歩けたとして11時間前後と計算した。すると4時に出発しても15時到着だ。兎に角早出で時間を稼ぎたい。
○岳P〜小田越
ロードの距離は7〜8劼覆里2時間弱だが、標高差は700mなので2時間半はかかりそう。ここを2時間で歩きたいところだが、これまでの経験からちょっと苦しい。まずは小田越までが頑張るか。
道は全てアスファルト舗装、うすゆき山荘までは見どころもなく淡々と歩く辛いロードだ。広河原Pは広くよく整備されている。小田越は駐車できないようカラーコーンなどが置かれ規制されていた。
○小田越〜薬師岳
登山口から少しの間は木道がある。その後は樹林帯の登り、1,500mを越えると森林限界となるので見晴らしがよくなる。岩の登りとなり鉄梯子を登れば薬師の肩に出る。山頂だと喜んだが左に頂上が見えガックリ。5分位で本当の頂上だ。山頂からは早池峰が真正面に見え、早池峰山のための展望台と言っても過言ではない。尾根が東西にしっかりと張り出し、どっしりとした山容が素晴らしい。
○薬師岳〜小田越
当初はピストンの予定であったが、小田越山荘経由の下山路が余りにはっきりしているので、誘惑に負けてこちらから下山することに。もちろん下山口には侵入しないように表示がされていた。
道はあり、テープもしっかりあった。上部は岩と苔の道で迷うことはほとんどないが、下るにつれ道が荒れてきて、流されていたり倒木があったりとお薦めのコースではない。特に見晴らしが全くないのが、この道の悲しいところだ。流されているとはいえ、一度は整備された道である。階段などが残っているので、これらを頼りに下った。沢音が聞こえてくれば横通りが近い。
横通りに出てホッとしが、この道も倒木処理がされておらず道の状況は変わらなかった。
○小田越〜早池峰山
再び小田越に戻り、今度は目的の早池峰山に向かって登り返した。最初は木道で、5合目辺りから石ゴロの歩きにくい道になる。8合目辺りには鉄梯子のある岩道になり、間もなく山頂稜線に出た。岩の中をゆるゆると登ると山頂に到着した。三角点はあるが、山頂標識が地味でここが山頂でいいのかと探し回った。だが社の所が山頂のようだ。
○早池峰山〜鶏頭山
樹林の中の冴えない尾根歩きを想像していたが、意外にも岩と這松の荒々しい道だ。そのうえ花も多くて景色もいい。ここも歩いて得したルートだ。小田越ルートより花も種類も多いと感じた。その後樹林帯になったり岩場になったりし、変化に富んで飽きない道が続く。
中岳を過ぎると樹林帯が多くなり、特に尾根の北側に入ると湿っぽく風通しが悪く暑い。南に出ると眺めがよく涼しく快適だ。早池峰山方面の眺めの良い道を登ると鶏頭山だ。
○鶏頭山〜岳P
ニセ鶏頭下りまでは景色のいい岩っぽい尾根道だ。東に早池峰山と薬師岳がふたこぶのように見え、よく歩いたと満足感に浸った。樹林帯に入ったらひたすら下るのみ。いい加減嫌になったころに水場に到着した。ノドが乾いていればどこの水もうまい。長時間コースなので1.5ℓ位持って行ったが、さすがに水切れ。ノドを潤し、一息で林道に出た。駐車場に辿り着き、長い一日が終わった。
※感想
終わってみれば行動時間は10時間ちょい。自分にしては上出来だ。早池峰山からの下りで時間を稼いだようだ。ハヤチネウスユキソウは時期が早かったのか見ることができなかった。次登る機会があれば是非時期を合わせて来てみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する