【海外登山】 南米最高峰アコンカグア（6,962m）in アルゼンチン 単身

2017年12月15日(金) ~ 2018年01月08日(月)

• GPS: 584:00
• 距離: 81.9km
• 登り: 5,485m
• 下り: 5,485m

コースタイム

12日で山頂に立つことができました。詳しくは、
https://taka10pj.com/blog-entry-266/
をご覧ください。

天候

快晴、吹雪など

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

アコンカグアの最寄りの町（メンドーサ）まで飛行機で行くと高額な上に無駄に時間が掛かります。
オススメはチリの首都サンチャゴまで飛行機で行き、サンチャゴから国際バスでメンドーサに向かうルートです。
国際バスに乗車する時間帯によっては、チリ-アルゼンチンの国境付近でアコンカグアが見えます。また、アコンカグアの登山口を通ります。


詳しくは、
https://taka10pj.com/blog-entry-266/
これをご覧ください。

YouTubeで動画も公開しています。

コース状況／危険箇所等

時期にもよりますが、基本的に乾燥地帯です。
毎年たくさんの登山客が訪れるし、国立公園のレンジャーもいるので登山ルートは明瞭で迷うことはないはず。

その他周辺情報

最寄りの街（メンドーサ）はワインと牛肉の街です。魚のムニエルよりも牛肉の方が安かったですｗｗ
私は、お酒が飲めないので興味がなかったのですが、付近にはワイナリーがたくさんあり見学ツアーも開催されているようです。

写真

11/25 16:58

国際バスCATA。
チリのサンチャゴからアルゼンチンのメンドーサまで行く

12/17 0:26

トイレはゲート式で有料

12/17 1:25

バスは、160度リクライニングのシート。Wi-Fi完備で動くホテル。

12/17 5:12

国境では全員降りて検査を受ける

12/17 11:57

ホバリングする鳥（ハチドリ）

12/17 12:10

入域許可ゲット

12/17 15:06

メンドーサはワインと牛肉が有名で格安

12/18 11:54

登山口

12/18 15:00

去年助けてくれた医師スサナと再会

12/19 7:22

コンフルエンシアで1泊することが義務

12/19 13:39

高度順応を兼ねてアコンカグアの南壁（フランシア）まで来た

12/19 20:31

BC行きの許可をゲット

12/20 6:24

許可と荷物番号

12/20 10:23

まずはこんな道を4時間歩く

12/20 12:51

ここから4時間地味な登り坂

12/20 17:30

これに排泄物を入れてチェックアウト時に提出しなければ300$の罰金

12/20 17:42

なんでスサナが居るん？？って思ったら「あれで来た」って指さした。
見たらヘリやった。ズルい。

12/20 19:32

去年も出会ったマレーシア人ガイドのラビ。
彼は味噌汁が大好きで、トマトやオレンジと交換してくれる。
ソロの挑戦に生ものはありがたい。

12/21 19:06

スサナと一緒に助けてくれた医師ベルナベ
「スサナに聞いて飛んで来た」ってヘリを指さしたww

おまえもかっ！

12/21 22:04

12/21 22:27

南半球でしか見ることが出来ない大マゼラン星雲と小マゼラン星雲

12/22 9:32

BCを上から撮った

12/22 12:41

岩稜の僅かなスペースあるC1（カナダ）

12/22 12:41

C1からの出だしは地味な登りのトラバース

12/24 17:39

C2

12/25 12:01

2.5C

12/25 12:16

12/25 12:39

C3

12/25 13:21

12/25 14:05

SPO2値も順調

12/29 6:37

夜明け

12/29 9:23

最大の難所その1　大トラバース

12/29 9:31

大トラバースを終え休憩できる場所。ほとんどがここから引き返した。

12/29 10:51

難所その2　グランカナレータ

12/29 11:43

上から見えない力で押さえられているよう感覚になる。

12/29 12:34

数日前に下から見た南壁

12/29 13:08

無事登頂

12/29 13:28

12/30 16:44

スサナと記念撮影

1/2 12:43

登頂すると記録を記すことが出来る

1/2 12:46

去年あげた帽子。サイン入り。このおじさんは帽子をもって集めるのが趣味らしい。

撮影機器：

E-P5 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone SE Apple

SGH-T989D SAMSUNG

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ タイツ 雨具 マフラー ネックウォーマー 毛帽子 サブザック 輪カンジキ スノーシュー 昼ご飯 レジャーシート 笛 ガイド地図（ブック） 保険証 ツェルト

備考

詳細は、
https://taka10pj.com/blog-entry-266/
をご覧ください。

感想

TAKA10project

昨年2016年の失敗を教訓に加えて、花谷さんや、平出さん、猪熊さんから「日本人は4,000m付近が一番弱いので、順応には時間を掛けた方がいい」という、アドバイスもありに、全てにおいて、慎重に行動しました。
おかげさまで、前衛キャンプ地（コンフルエンシア）ではSPO2が90％台、BC（プラザデムーラス）では80％、とメディカルチェックも余裕でクリア。
C3（コレラ）では、70％台とめちゃくちゃ調子よかったです。

ただ、北壁のダイレクト直登ルートで体力を消耗したこと、天候の巡りの都合で休息を取ることなく、サミットプッシュしたことは想定外でした。

いずれにせよ、運も味方につけることが出来た登山やったと思います。

https://taka10pj.com/blog-entry-266/