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Yamareco

記録ID: 6384880
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
南アメリカ

アコンカグア (7大陸最高峰3座目・悪天候により途中撤退)

2023年12月26日(火) ~ 2024年01月14日(日)
 - 拍手
PORINKI- その他15人
GPS
464:00
距離
85.5km
登り
5,130m
下り
5,114m

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
22:30
0
成田空港
6:00
ドバイ空港
2日目
山行
12:30
休憩
0:00
合計
12:30
8:00
750
ドバイ空港
20:30
エセイサ国際空港
3日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
8:00
120
ホルヘ・ニューベリー空港
10:00
メンドーサ空港
4日目
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
11:00
300
Mendoza
16:00
Penitentes
5日目
山行
4:00
休憩
0:00
合計
4:00
11:00
240
Penitentes
15:00
Confluencia
6日目
山行
7:00
休憩
1:00
合計
8:00
9:00
240
Confluencia
13:00
14:00
180
Plaza Francia
17:00
Confluencia
7日目
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
8:00
540
Confluencia
17:00
Plaza de Mulas
9日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
10:00
240
Plaza de Mulas
9日目
山行
6:00
休憩
1:00
合計
7:00
14:00
15:00
120
Camp 1
17:00
Plaza de Mulas
11日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
11:00
240
Plaza de Mulas
11日目
山行
4:00
休憩
0:00
合計
4:00
15:00
Camp 1
12日目
山行
4:00
休憩
0:00
合計
4:00
11:00
240
Camp 1
15:00
Camp 2
15日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
17:30
150
Camp 2
15日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
20:00
Plaza de Mulas
17日目
山行
2:30
休憩
0:00
合計
2:30
11:00
510
Plaza de Mulas
17日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
19:30
Descent to Penitentes / Mendoza
20日目
山行
8:30
休憩
0:00
合計
8:30
17:00
300
Mendoza
20日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
22:00
エセイサ国際空港
21日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
23:00
エセイサ国際空港
22日目
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
2:30
900
ドバイ空港
22日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
17:30
成田空港
天候 晴れ、上部は強風
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 飛行機
成田空港〜アルゼンチン・ブエノスアイレス間はエミレーツ航空
ブエノスアイレス〜メンドーサ間はアルゼンチン航空
メンドーサ〜登山口まではInka Expedicionesの送迎車
コース状況/
危険箇所等
BC(ブラザ・デ・ムーラス)までは特になし
BC〜C2までは急登だが、アイゼン、ピッケルの必要なし
成田空港
2023年12月26日 21:15撮影 by  L-41A, LGE
12/26 21:15
成田空港
約10時間でドバイ国際空港に到着。乗り継ぎ
2023年12月27日 06:07撮影 by  L-41A, LGE
12/27 6:07
約10時間でドバイ国際空港に到着。乗り継ぎ
ドバイから約19時間のフライトで、アルゼンチン・ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に到着。
2023年12月27日 22:18撮影 by  L-41A, LGE
12/27 22:18
ドバイから約19時間のフライトで、アルゼンチン・ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に到着。
アルゼンチンの国内線乗り継ぎのため、ホルヘ・ニューベリー空港に移動。
2023年12月28日 06:51撮影 by  L-41A, LGE
12/28 6:51
アルゼンチンの国内線乗り継ぎのため、ホルヘ・ニューベリー空港に移動。
アルゼンチン航空の機体
2023年12月28日 07:58撮影 by  L-41A, LGE
12/28 7:58
アルゼンチン航空の機体
目的地、メンドーサ空港に到着。
2023年12月28日 11:10撮影 by  L-41A, LGE
12/28 11:10
目的地、メンドーサ空港に到着。
メンドーサの街並み
2023年12月28日 14:25撮影 by  L-41A, LGE
12/28 14:25
メンドーサの街並み
装備が不足していたのでメンバーと一緒にレンタル屋へ
2023年12月28日 18:30撮影 by  L-41A, LGE
12/28 18:30
装備が不足していたのでメンバーと一緒にレンタル屋へ
メンドーサの日没は午後9時。
2023年12月28日 21:08撮影 by  L-41A, LGE
12/28 21:08
メンドーサの日没は午後9時。
翌朝、アコンカグアに向けていよいよ出発
2023年12月29日 11:18撮影 by  L-41A, LGE
12/29 11:18
翌朝、アコンカグアに向けていよいよ出発
途中、アンデス山脈
2023年12月29日 13:30撮影 by  L-41A, LGE
1
12/29 13:30
途中、アンデス山脈
途中のレストランで何故か招き猫が
2023年12月29日 15:10撮影 by  L-41A, LGE
12/29 15:10
途中のレストランで何故か招き猫が
今日の宿泊地、Penitentes
2023年12月29日 16:40撮影 by  L-41A, LGE
12/29 16:40
今日の宿泊地、Penitentes
スキー場
2023年12月29日 18:01撮影 by  L-41A, LGE
12/29 18:01
スキー場
2023年12月30日 07:35撮影 by  L-41A, LGE
12/30 7:35
いよいよ出発。
2023年12月30日 10:25撮影 by  L-41A, LGE
12/30 10:25
いよいよ出発。
ここからアコンカグア登山スタート
2023年12月30日 10:43撮影 by  L-41A, LGE
12/30 10:43
ここからアコンカグア登山スタート
ここはまだ緩やかな道
2023年12月30日 11:42撮影 by  L-41A, LGE
12/30 11:42
ここはまだ緩やかな道
基本ムーラが優先
2023年12月30日 13:08撮影 by  L-41A, LGE
12/30 13:08
基本ムーラが優先
今日の宿泊地、Confluencia(3400m)
2023年12月30日 14:42撮影 by  L-41A, LGE
12/30 14:42
今日の宿泊地、Confluencia(3400m)
Confluencia到着
2023年12月30日 14:44撮影 by  L-41A, LGE
12/30 14:44
Confluencia到着
テントは大きめ
2023年12月30日 15:33撮影 by  L-41A, LGE
12/30 15:33
テントは大きめ
大みそかの朝
2023年12月31日 06:48撮影 by  L-41A, LGE
12/31 6:48
大みそかの朝
今日はPlaza Francia ViewPointへトレッキング
2023年12月31日 08:56撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 8:56
今日はPlaza Francia ViewPointへトレッキング
天気は良いです
2023年12月31日 09:43撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 9:43
天気は良いです
うっすらとアコンカグアが見えてきた
2023年12月31日 10:52撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 10:52
うっすらとアコンカグアが見えてきた
今回挑戦するアコンカグア
2023年12月31日 12:54撮影 by  L-41A, LGE
2
12/31 12:54
今回挑戦するアコンカグア
反対側
2023年12月31日 13:14撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 13:14
反対側
写真を撮ってもらいました
2023年12月31日 13:15撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 13:15
写真を撮ってもらいました
大みそかの夜、BBQパーティ
2023年12月31日 19:50撮影 by  L-41A, LGE
1
12/31 19:50
大みそかの夜、BBQパーティ
2024年元旦
2024年01月01日 06:59撮影 by  L-41A, LGE
1/1 6:59
2024年元旦
今日はBCまで歩く。これが長かった。。
2024年01月01日 09:05撮影 by  L-41A, LGE
1/1 9:05
今日はBCまで歩く。これが長かった。。
2024年01月01日 09:05撮影 by  L-41A, LGE
1/1 9:05
休憩
2024年01月01日 09:42撮影 by  L-41A, LGE
1/1 9:42
休憩
休憩
2024年01月01日 11:07撮影 by  L-41A, LGE
1
1/1 11:07
休憩
アンデスの槍ヶ岳(※非公認)
2024年01月01日 12:42撮影 by  L-41A, LGE
1
1/1 12:42
アンデスの槍ヶ岳(※非公認)
まだ着かない
2024年01月01日 14:16撮影 by  L-41A, LGE
1/1 14:16
まだ着かない
2024年01月01日 16:11撮影 by  L-41A, LGE
1/1 16:11
あと少し
2024年01月01日 16:38撮影 by  L-41A, LGE
1
1/1 16:38
あと少し
出発から約9時間。BCプラザ・デ・ムーラス(標高4300m)に到着。
2024年01月01日 18:13撮影 by  L-41A, LGE
1
1/1 18:13
出発から約9時間。BCプラザ・デ・ムーラス(標高4300m)に到着。
BCは1つの街のようです。
2024年01月01日 20:53撮影 by  L-41A, LGE
1/1 20:53
BCは1つの街のようです。
今日は休息日
2024年01月02日 10:49撮影 by  L-41A, LGE
1/2 10:49
今日は休息日
夜はこんな感じ
2024年01月02日 21:31撮影 by  L-41A, LGE
2
1/2 21:31
夜はこんな感じ
3日、荷揚げのためC1に登る
2024年01月03日 10:55撮影 by  L-41A, LGE
1
1/3 10:55
3日、荷揚げのためC1に登る
休憩時の景色
2024年01月03日 12:22撮影 by  L-41A, LGE
1/3 12:22
休憩時の景色
休憩
2024年01月03日 13:17撮影 by  L-41A, LGE
1/3 13:17
休憩
C1
2024年01月03日 14:08撮影 by  L-41A, LGE
1/3 14:08
C1
C1からの眺め
2024年01月03日 14:53撮影 by  L-41A, LGE
1/3 14:53
C1からの眺め
下りは富士山の砂走のような道。楽でした。
2024年01月03日 15:53撮影 by  L-41A, LGE
1
1/3 15:53
下りは富士山の砂走のような道。楽でした。
4日も休息日
2024年01月04日 11:02撮影 by  L-41A, LGE
1/4 11:02
4日も休息日
5日からの山頂アタックまでのスケジュールのミーティング。
2024年01月04日 14:00撮影 by  L-41A, LGE
2
1/4 14:00
5日からの山頂アタックまでのスケジュールのミーティング。
アコンカグア
2024年01月04日 20:46撮影 by  L-41A, LGE
1/4 20:46
アコンカグア
5日。居心地の良かったBCとはしばしのお別れ。
2024年01月05日 10:57撮影 by  L-41A, LGE
2
1/5 10:57
5日。居心地の良かったBCとはしばしのお別れ。
5日。突然ヘリがコンドルの像を運んできました。
2024年01月05日 10:57撮影 by  L-41A, LGE
2
1/5 10:57
5日。突然ヘリがコンドルの像を運んできました。
C1への登り
2024年01月05日 15:01撮影 by  L-41A, LGE
1/5 15:01
C1への登り
C1到着。
2024年01月05日 16:18撮影 by  L-41A, LGE
1/5 16:18
C1到着。
2024年01月05日 19:30撮影 by  L-41A, LGE
1
1/5 19:30
翌日、C2まで登る。C2からの夕日。
2024年01月06日 21:23撮影 by  L-41A, LGE
1
1/6 21:23
翌日、C2まで登る。C2からの夕日。
C2は割と広いです。ここから山頂アタックすることも可能です。
2024年01月07日 13:39撮影 by  L-41A, LGE
1/7 13:39
C2は割と広いです。ここから山頂アタックすることも可能です。
氷河のくぼみ。ここから液体の水を採取して飲みました。
2024年01月07日 16:31撮影 by  L-41A, LGE
1/7 16:31
氷河のくぼみ。ここから液体の水を採取して飲みました。
北側の景色
2024年01月07日 17:19撮影 by  L-41A, LGE
1
1/7 17:19
北側の景色
風は強かったです
2024年01月08日 14:47撮影 by  L-41A, LGE
1/8 14:47
風は強かったです
C2の食事場&ミーティング場所。ここで最大15人入る。かなりギュウギュウでした。
2024年01月27日 14:42撮影
1/27 14:42
C2の食事場&ミーティング場所。ここで最大15人入る。かなりギュウギュウでした。
トイレ用テント
2024年01月08日 14:47撮影 by  L-41A, LGE
1
1/8 14:47
トイレ用テント
C2滞在4日目。この時は11日に山頂アタックする予定でした。
2024年01月09日 11:20撮影 by  L-41A, LGE
1
1/9 11:20
C2滞在4日目。この時は11日に山頂アタックする予定でした。
16時。強風が当面続くとの理由でまさかの撤退宣言。悔しくて山頂方面を撮影。
2024年01月09日 16:26撮影 by  L-41A, LGE
1
1/9 16:26
16時。強風が当面続くとの理由でまさかの撤退宣言。悔しくて山頂方面を撮影。
あと1時間で撤収とのことでした。
2024年01月09日 16:26撮影 by  L-41A, LGE
1
1/9 16:26
あと1時間で撤収とのことでした。
ガイドさん。
2024年01月09日 16:26撮影 by  L-41A, LGE
1
1/9 16:26
ガイドさん。
さようなら、アコンカグア
2024年01月09日 17:49撮影 by  L-41A, LGE
1
1/9 17:49
さようなら、アコンカグア
C1。今日中にBCまで下山しました。
2024年01月09日 18:24撮影 by  L-41A, LGE
1/9 18:24
C1。今日中にBCまで下山しました。
翌日。BC。2/3のメンバーはこの日にBCを離れました。自分は何故か翌日下山のメンバーになっていました。
2024年01月10日 09:50撮影 by  L-41A, LGE
1/10 9:50
翌日。BC。2/3のメンバーはこの日にBCを離れました。自分は何故か翌日下山のメンバーになっていました。
コンドル像。何でもアコンカグアが国立公園に指定されてから40年を記念して作られたとか。
2024年01月10日 14:49撮影 by  L-41A, LGE
1
1/10 14:49
コンドル像。何でもアコンカグアが国立公園に指定されてから40年を記念して作られたとか。
10日のBC
2024年01月10日 14:56撮影 by  L-41A, LGE
1/10 14:56
10日のBC
ポリンキーとアコンカグア。キリマンジャロ登山の時にも持参したポリンキーを今回も持参しました。
2024年01月10日 16:12撮影 by  L-41A, LGE
1/10 16:12
ポリンキーとアコンカグア。キリマンジャロ登山の時にも持参したポリンキーを今回も持参しました。
10日の夜はBBQとパーティでした。
2024年01月10日 19:24撮影 by  L-41A, LGE
1/10 19:24
10日の夜はBBQとパーティでした。
これでも夜8時半です。登れなかった鬱憤は騒いで発散する。
2024年01月10日 20:28撮影 by  L-41A, LGE
1/10 20:28
これでも夜8時半です。登れなかった鬱憤は騒いで発散する。
BC滞在最終日。本当は13日まで滞在予定でしたが、することもないので早々に撤収。
2024年01月11日 10:01撮影 by  L-41A, LGE
1/11 10:01
BC滞在最終日。本当は13日まで滞在予定でしたが、することもないので早々に撤収。
最後に、残ったメンバーで記念写真
2024年01月27日 14:34撮影
1
1/27 14:34
最後に、残ったメンバーで記念写真
さようなら、プラザ・デ・ムーラス。多分また来ます。
2024年01月11日 11:10撮影 by  L-41A, LGE
1
1/11 11:10
さようなら、プラザ・デ・ムーラス。多分また来ます。
BCからスタート地点まで1日で降りる。これが最も長かったです。
2024年01月11日 13:37撮影 by  L-41A, LGE
1/11 13:37
BCからスタート地点まで1日で降りる。これが最も長かったです。
アンデスの槍ヶ岳もさようなら。
2024年01月11日 13:38撮影 by  L-41A, LGE
1/11 13:38
アンデスの槍ヶ岳もさようなら。
長い
2024年01月11日 15:33撮影 by  L-41A, LGE
1/11 15:33
長い
Confluencia。小休止。
2024年01月11日 17:05撮影 by  L-41A, LGE
1/11 17:05
Confluencia。小休止。
奥にアコンカグア
2024年01月11日 18:39撮影 by  L-41A, LGE
1
1/11 18:39
奥にアコンカグア
あと少し
2024年01月11日 19:10撮影 by  L-41A, LGE
1/11 19:10
あと少し
ゴール。下山完了。19時を過ぎていました。おつかれ〜
2024年01月11日 19:19撮影 by  L-41A, LGE
1/11 19:19
ゴール。下山完了。19時を過ぎていました。おつかれ〜
残りはメンドーサ観光
2024年01月12日 16:00撮影 by  L-41A, LGE
1/12 16:00
残りはメンドーサ観光
高台より
2024年01月12日 17:55撮影 by  L-41A, LGE
1/12 17:55
高台より
アコンカグア入山許可証。
2024年01月18日 08:50撮影 by  L-41A, LGE
1
1/18 8:50
アコンカグア入山許可証。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 食器 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール テントマット シェラフ ヘルメット
共同装備
ビーコン スコップ 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) ナイフ カメラ テント

感想

キリマンジャロ登山直後から計画していたアコンカグア登山。
約4年間お金を貯めたりトレーニングを欠かさず行い、時期としては当初の予定通り挑戦することができました。
本当は間にエルブルース登山をする予定でしたが、政治的な事情で行くのは延期され、7大陸3座目はブランクありきの状態で7000m近い山への挑戦となりました。
結果としては、6000m近くまで登って登頂のチャンスを伺ってましたが、強風続きで無念の撤退となりましたが、国籍も年齢も性別も違う10名以上のメンバーと一緒になって登頂を目指し、いい仲間と巡り会えたと思います。
(チームの中で日本人はおろかアジア人は自分1人だけでしたが)
今までの登山の中で一番お金と時間がかかりましたが、それに見合うような経験はできたと思います。
とはいえ、撤退理由が悪天候のみだったので、近いうちにまたリベンジしたいと思います。
以下は、メモを参考の感想となります。

12/30
この時点でメンバー9名、ガイド2名。
Penitentesを出発し、AM11:00トレッキング開始。
PM3:00 Confluenciaに到着

12/31
朝、少し頭痛あり。富士山の8合目ぐらいの標高で早くも高山病かと焦る。
この日はアコンカグアが一望できるポイントまでトレッキング。
最高地点は約4000m。若干きつかった。

1/1
元日。この日はプラザ・デ・ムーラスまでのトレッキング。
道中何度もムーラ達が荷物を運んでいました。
ムーラのおかげで我々が登山できるのである。感謝。
それにしても、ムーラの糞は定期的に掃除しているのだろうか。それだけが疑問である。
長いルートでした。到着後。軽い高山病あり。
ここでメンバーが4人ほど加わる。

1/2
プラザ・デ・ムーラス(BC)での休息日。
夜、日本から持参した年越しそばを遅ればせながら食べる。

1/3
荷揚げのため、C1まで登る。
自分は上で使用する装備に加えて水を8リットルぐらい背負って荷揚げしました。
少しきつかったです。
下山は富士山の砂走りのような道で降りやすかったです。
ガイドもgoodと言っていたので「Mt Fujiで鍛えたんだ」と言ったら
ガイドに何故か「Mt Fuji」と呼ばれるようになった(謎
この日、アコンカグアに登頂したという日本人の方に出会いました。
その方は最初は強風で登れず、日を改めてC2から登頂したとのこと。
C2からのサミットアタックは、超人的な体力がないと無理だとのこと。
今期はかなり厳しいのかなと実感。

1/4
プラザ・デ・ムーラス(BC)での休息日。
この日、山頂アタックまでのスケジュールについてのミーティングがありました。
この時は天候も問題なく予定通り進んでいくのかなと思ってました。

1/5
いよいよ、BCからC1へ出発する日。BCとはしばしのお別れである。
この日、ヘリがうるさいと思ったら、コンドルの像を運んできました。
C1へ登りは順調でしたが、C1に着いたらものすごくお腹が減り、夕食を何度もお代わりをしました。

1/6
C1→C2への登り
この日は自分の荷物に加えてメンバーの食料を10kg近く追加で運ぶことになり、
標高5000mを超える場所でこの荷揚げはきつかったです。
C2は割と広い場所でした。

1/7
C2休息日。
朝、保温用の水筒に入れていた水が完全に凍って飲めなくなっていました。
保温機能がなくなっている水筒とはいえ、テントの中でカチカチに凍るほどの寒さだったようです。他のメンバーも同じ状態でした。
以後、水筒の水は寝るときは寝袋の中に入れて抱くようにしました。
この日は水場である氷河のくぼみまでトレッキングして水を飲んできました。
C1では何ともなかったのですが、C2では高山病の症状が出ました。
食欲があまりなかったです。

1/8
本来ならばC2→C3まで登る日だったのですが、何時まで経っても出発しないので、ガイドに聞いてみたところ、強風で1/9のアタックは無理とのことでC2に滞在するとのこと。前日にそういう話をしてた気もしますが、英語でうまく聞き取れなかったのかもしれません。この時点では、1/10にC2から、もしくは1/10にC3まで登って1/11の山頂アタックを考えていたようです。
メンバー全員諦めたくない気持ちだったみたいです。
高山病の症状はこの時には良くなっていました。

1/9
この日もC2に待機。
お昼にチキンステーキが出てきました。
この過酷な場所でこんな美味しいものが…と思ったのも束の間。
16:00 ガイドから「この先、予備日も含めて山頂は風速20m以上の強風が吹き続ける(俗にいうビエント・ブランコ)ため、今日中に全員BCまで撤退する」と。
一番聞きたくない言葉でした。高山病と闘いながらここまで頑張ってきたので涙が出てきました。他のメンバーも同じ気持ちだったと思います。
17:30 下山開始。BCに到着したのは20:00になってました。
BCに到着した時に待っていたのがステーキだったのがせめてもの救いでした。

1/10
プラザ・デ・ムーラス(BC)での休息日。
この日にメンバーの2/3は下山しました。
自分も対象だと思って準備していたらガイドから
「○○は明日もう1人のガイドと残りのメンバーと一緒に下山するんだ。今日じゃないよ」
と言われ、渋々滞在することに。
午後、BCを散歩していると、日本人がいるチームに偶然会い、小1時間ほどお話ししました。
(その方たちとは、メンドーサに戻った後、再度お会いしました)
そう考えると、BCに1日余分に残れてよかったかなと思います。

1/11
2週間近くいたBCとも今日でお別れ。
登ってきた道を下りたのですが、覚悟はしてましたがとても長い。
距離でいうと30km近くはあったと思います。
でも少しでも楽しくと音楽をかけながら頑張って下山しました。

一緒に行動したメンバー
言葉がほとんど通じず、名前もほとんど覚えられませんでしたが記憶のある限り記載します。山頂までは行けなかったものの、全員が途中で脱落せず、ずっと行動を共にできました。

メンバー
・ハッサンさん
BCから合流。見た目おそらく中南米系の人。登山歴はメンバーの中では一番あり、デナリ、キリマンジャロ、エルブルースはすでに登頂済み。陽気な人で日本人やアジア人が居たら紹介してくれたりとリーダー的な雰囲気のある人でした。
・マルコスさん
日本の大阪に観光で来たことがあるという人。日本のアニメのTシャツを着ており、かなりの日本好きだという印象でした。登山歴はキリマンジャロにレモショルートから登ったことがあるとのことでした。日本で起きているニュースを見せてくれたりと親切な方でした。
・ダンさん
見た感じ体重が120〜130kgはありそうな巨漢。正直なところ、この体型でアコンカグアに登れるのかと思いましたが、最後までチームの足を引っ張ることなく歩き通しました。話題としては、自分が名古屋あたりの出身だと言うと、三菱が有名だなと言ってました。そっち系の仕事の方なのかもしれません。
・アルゼンチンの男性
名前不明。。彼にとってのアコンカグアは富士山と同じ感覚で祖国で一番高い山に登りたいという思いから参加したのだと思います。C1、C2では同じテントで寝ました。1回水筒の水をぶちまけてしまいすみません。下山まで一緒でした。
・アレクサンドラさん
BCから合流。(おそらく)デンマーク出身の山ガール。28歳。
登山歴はヨーロッパアルプスは制覇済み。
男性が多いメンバーを盛り上げてくれました。
下山まで一緒でした。
・マチルデさん
若手のメンバー。経験は少ないが若さで乗り切るタイプでした。
下山まで一緒で下山後、ホテルでトラブルがあった際にもお世話になりました。
・クリストファー(クリス)さん
メンバーの中では最年長。50歳。
最初の空港到着時から一緒で、前後のホテルでも一緒の部屋でした。
モンベルのウェアを愛用し、長年の登山経験を生かしている感じでした。
・アンデスの女性
名前不明。BCから合流。清楚な方でアコンカグアに向かってお祈りをしていました。
話はできなかったのですが、アンデスの方なら4000m5000mの標高は余裕だったのかなと思います。

他にも数名いましたが、人数が多かったため特徴が思い出せません。すみません。。

ガイド
・アレックスさん
おそらくチームのリーダー。
的確な判断をし、メンバーの体調を見ながらガイドをしてくれました。
サミットアタックは何時になるのかと何度も聞いてしまいすみません。。
・ダリオさん
暇があればマテ茶を飲んでいる小柄なガイドさん。
正直適当な部分もありましたが、C1C2で食事を作ったり陰でメンバーを支えてくれていたと思います。日本に来た際はぜひ富士山にも登って下さい(?

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