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Yamareco

記録ID: 240111
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ハイキング
奥秩父

南天山と不動滝[学―ガク―]

2012年10月30日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
6.7km
登り
1,033m
下り
1,027m

コースタイム

10:12駐車スペース
10:35法印の滝
10:57尾根・沢コース分岐
11:32南天山山頂12:03
12:56法印の滝
13:10駐車スペース
〜車で移動〜
13:24駐車場
13:31勘兵衛の滝
13:39不動滝
13:51駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鎌倉橋の登山口前駐車スペース利用、5、6台は止められそう。
コース状況/
危険箇所等
登山口にポスト有り
入浴は土日祝日のみこまどり荘の日帰り温泉が営業(看板の情報なので要確認を)
それ以外だと20キロほど離れたところにある道の駅大滝温泉

彩の国ふれあいの森前にて。いい具合に色づいてきた山
2012年10月30日 09:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 9:54
彩の国ふれあいの森前にて。いい具合に色づいてきた山
しばらく未舗装の砂利道を慎重に進むと登山口
2012年10月30日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:12
しばらく未舗装の砂利道を慎重に進むと登山口
登山口で満足しちゃいそうな美しき、日本。
2012年10月30日 10:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:13
登山口で満足しちゃいそうな美しき、日本。
落ち葉が山道を埋め尽くしています。
2012年10月30日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:15
落ち葉が山道を埋め尽くしています。
前半はずーっと沢沿いに歩いていきます。
2012年10月30日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:17
前半はずーっと沢沿いに歩いていきます。
さあ、ここからが[学〜ガク〜]のお時間です。フサザクラ:3-4月頃、葉が出る前に開花(ウィキペディアより)
2012年10月30日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:17
さあ、ここからが[学〜ガク〜]のお時間です。フサザクラ:3-4月頃、葉が出る前に開花(ウィキペディアより)
わずか250m歩いただけで出てくる道標にはちょっと滑稽さを感じたり。
2012年10月30日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:18
わずか250m歩いただけで出てくる道標にはちょっと滑稽さを感じたり。
時折沢を渡っていきますがきちんと木橋が架けられています。
2012年10月30日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:21
時折沢を渡っていきますがきちんと木橋が架けられています。
ウォータースライダーの出口の如き勢いのプチ滝。
2012年10月30日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:21
ウォータースライダーの出口の如き勢いのプチ滝。
今度は家族ぐるみできたいね、独りモンだけどね(;_;) サワグルミ:沢沿いに生えることから付けられた。クルミと名が付くが、食用にはならない。(ウィキペディアより)
2012年10月30日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:23
今度は家族ぐるみできたいね、独りモンだけどね(;_;) サワグルミ:沢沿いに生えることから付けられた。クルミと名が付くが、食用にはならない。(ウィキペディアより)
人は滑りたくないよね、山では特にね(・∀・) サルスベリ:百日紅=ヒャクジツコウ 花は紅の濃淡色または白色で、8月頃咲く。(同上)
2012年10月30日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:24
人は滑りたくないよね、山では特にね(・∀・) サルスベリ:百日紅=ヒャクジツコウ 花は紅の濃淡色または白色で、8月頃咲く。(同上)
クマシデ:日当たりのよい山地に自生する落葉高木、10〜11月に長さ4〜5cmの果実を付ける。(同上)
2012年10月30日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:24
クマシデ:日当たりのよい山地に自生する落葉高木、10〜11月に長さ4〜5cmの果実を付ける。(同上)
イロハモミジ:日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表種(同上)
2012年10月30日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:25
イロハモミジ:日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表種(同上)
ケヤキ:木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。(同上)
2012年10月30日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:29
ケヤキ:木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。(同上)
3者3葉?
2012年10月30日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:31
3者3葉?
ヤシャブシ:花の花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになった。(ウィキペディアより)だと!((((;゜Д゜))))
2012年10月30日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:31
ヤシャブシ:花の花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになった。(ウィキペディアより)だと!((((;゜Д゜))))
エンジュ:蜂などの重要な蜜源植物となっている(同上)
2012年10月30日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:32
エンジュ:蜂などの重要な蜜源植物となっている(同上)
イヌブナ:ブナより劣るため、イヌが付いた。葉の裏面に毛があるのでイヌがつく、という説も。(樹木図鑑より)
2012年10月30日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:33
イヌブナ:ブナより劣るため、イヌが付いた。葉の裏面に毛があるのでイヌがつく、という説も。(樹木図鑑より)
カツラ:高さは30mほど、樹木の直径は2mほどにもなる(ウィキペディアより)
2012年10月30日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:35
カツラ:高さは30mほど、樹木の直径は2mほどにもなる(ウィキペディアより)
オオバアサガラ:同じ仲間のアサガラより葉が大きいため。アサガラは枝が折れやすく、皮が糸状に剥げることを、麻の茎に例えたもの。(樹木図鑑より)
2012年10月30日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:35
オオバアサガラ:同じ仲間のアサガラより葉が大きいため。アサガラは枝が折れやすく、皮が糸状に剥げることを、麻の茎に例えたもの。(樹木図鑑より)
シオジ:岩がちな沢沿いに生育し、直径1m高さ30m程度まで生育(ウィキペディア)
2012年10月30日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:35
シオジ:岩がちな沢沿いに生育し、直径1m高さ30m程度まで生育(ウィキペディア)
2012年10月30日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:35
岩肌を舐めるような流れの法印の滝
2012年10月30日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 10:38
岩肌を舐めるような流れの法印の滝
それ以外にもプチ滝のすぐ脇を通ったりしながら進んでゆく。
2012年10月30日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:46
それ以外にもプチ滝のすぐ脇を通ったりしながら進んでゆく。
分岐なんですが尾根コースしか道標が出ておらずこちらを登ることにします
2012年10月30日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:57
分岐なんですが尾根コースしか道標が出ておらずこちらを登ることにします
なかなかの登りが続きます(ーー;)
2012年10月30日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 10:59
なかなかの登りが続きます(ーー;)
ようやく木々の間から山の景色が垣間見られ。
2012年10月30日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 11:20
ようやく木々の間から山の景色が垣間見られ。
山頂から手前400mぐらいから針葉樹のふかふかな道になる。
2012年10月30日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:21
山頂から手前400mぐらいから針葉樹のふかふかな道になる。
最後は岩場の急登を登りきり到着。
2012年10月30日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:32
最後は岩場の急登を登りきり到着。
2012年10月30日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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両神山がすぐソコです!
2012年10月30日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:33
両神山がすぐソコです!
近くの山がイイ具合に色づいていた。
2012年10月30日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:33
近くの山がイイ具合に色づいていた。
2012年10月30日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:33
2012年10月30日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:40
2012年10月30日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:53
遠くに見える山はどこの山でしょうかね?
2012年10月30日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 11:55
遠くに見える山はどこの山でしょうかね?
いやぁ、どこもいい景色、いい色づき。
2012年10月30日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 11:56
いやぁ、どこもいい景色、いい色づき。
帰りは違う道で下ります。
2012年10月30日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:10
帰りは違う道で下ります。
ちょっと見過ごしそうな道標が一回出てきただけで尾根コースの分岐点まで道標がなかった下山コース。
2012年10月30日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:21
ちょっと見過ごしそうな道標が一回出てきただけで尾根コースの分岐点まで道標がなかった下山コース。
途中で開けたところからの景色
2012年10月30日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:23
途中で開けたところからの景色
沢がやっと出てきた。地図には沢コースと書かれていたが殆ど涸れていた沢を進むコースだった。
2012年10月30日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:34
沢がやっと出てきた。地図には沢コースと書かれていたが殆ど涸れていた沢を進むコースだった。
写真には写らないが針葉樹の落ち葉が風に吹かれてサーっと降ってきた。落ち葉の雨だ、とつぶやいてしまった一瞬。
2012年10月30日 12:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:36
写真には写らないが針葉樹の落ち葉が風に吹かれてサーっと降ってきた。落ち葉の雨だ、とつぶやいてしまった一瞬。
洞穴のような岩場に空いていた穴。熊の寝床のように見えてすぐ退散する。
2012年10月30日 12:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 12:37
洞穴のような岩場に空いていた穴。熊の寝床のように見えてすぐ退散する。
ふと見上げるとまだこんなにも緑がある。紅葉もいいが緑もやはり良いものだ。
2012年10月30日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:50
ふと見上げるとまだこんなにも緑がある。紅葉もいいが緑もやはり良いものだ。
法印の滝を別ショットで撮る。当然沢を渡ったので戻るのに難儀した。
2012年10月30日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 12:56
法印の滝を別ショットで撮る。当然沢を渡ったので戻るのに難儀した。
無事下山。下山してから登山ポストを眺める。
2012年10月30日 13:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:10
無事下山。下山してから登山ポストを眺める。
ちょっと車で戻ったところに以前来たことのある勘兵衛の滝がある。途中の土砂崩れがどうなったかとその先の不動滝を見に行ってみることに。
2012年10月30日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:24
ちょっと車で戻ったところに以前来たことのある勘兵衛の滝がある。途中の土砂崩れがどうなったかとその先の不動滝を見に行ってみることに。
良かった、土砂は綺麗さっぱりなくなっていた。作業に当たられた方にねぎらいの言葉をかけたい。
2012年10月30日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 13:27
良かった、土砂は綺麗さっぱりなくなっていた。作業に当たられた方にねぎらいの言葉をかけたい。
さあ、ここでも[学〜ガク〜]再開です。
2012年10月30日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:28
さあ、ここでも[学〜ガク〜]再開です。
ゴルジュの沢〜のその先に〜・・・
2012年10月30日 13:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:30
ゴルジュの沢〜のその先に〜・・・
勘兵衛の滝があったとさァ〜♪・・・きのこの山のCMソング風に歌いながら歩く陽気な私、誰にも見せない本当の私。
2012年10月30日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:31
勘兵衛の滝があったとさァ〜♪・・・きのこの山のCMソング風に歌いながら歩く陽気な私、誰にも見せない本当の私。
前回ボケ気味な写真だったのでしっかり撮りました。
2012年10月30日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:32
前回ボケ気味な写真だったのでしっかり撮りました。
そしたらその先の風景がブレテマシタ(´・ω・`)ガッカリ・・・
2012年10月30日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 13:36
そしたらその先の風景がブレテマシタ(´・ω・`)ガッカリ・・・
迫力の岩といくつも見える木橋
2012年10月30日 13:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:37
迫力の岩といくつも見える木橋
随分遠いところに不動滝
2012年10月30日 13:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:38
随分遠いところに不動滝
これ以上は道がなく近づけないようだ。
2012年10月30日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:39
これ以上は道がなく近づけないようだ。
岩石についての学習版だが落石によって傷つけられてしまっている、皮肉なものだ。
2012年10月30日 13:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:41
岩石についての学習版だが落石によって傷つけられてしまっている、皮肉なものだ。
11月目前ともなると西日が差すのが早い。
2012年10月30日 13:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 13:50
11月目前ともなると西日が差すのが早い。
秋空
2012年10月30日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/30 13:51
秋空
戻りがてら秩父の滝沢ダムに寄る。
2012年10月30日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 14:22
戻りがてら秩父の滝沢ダムに寄る。
これが行きも帰りも通る壮大なループ橋。右奥に見えるのが熊倉山、左端に切れてしまっているのが秩父御岳山、ダムからのベストビュー。
2012年10月30日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 14:25
これが行きも帰りも通る壮大なループ橋。右奥に見えるのが熊倉山、左端に切れてしまっているのが秩父御岳山、ダムからのベストビュー。
落葉の後は落陽を。美しき、日本。
2012年10月30日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/30 14:27
落葉の後は落陽を。美しき、日本。
撮影機器:

感想

紅葉の季節が到来した。
今月の中旬に谷川岳に行ったものの暴風小雨にたたられ、先週は行き先を二転三転するもどこも雨で登山中止。まともな紅葉狩りができず、紅葉に「借り」がある、いや貸し、だな。

地図で南天山という山があるのは知っていたので時期が合うのを待って、という後付けの理由を引っさげて登ってきた。

以前に近くの滝を見に来たこともあり周辺の雰囲気は知っていたが、登山口までの未舗装道路がちょっと嫌だった、なぜってマイカーが軽なもので(´∀`*)

また事前にレコで見ていたこともあり直近の状況は知っていたので、気楽に歩けた。

今回は山頂までは展望が期待できないため、たまたま撮った木の名札から閃き、片っ端から名札撮影をして帰ってから調べよう、学習しようという趣旨でレコのテーマが決まった!有名な山岳ヒューマン漫画・映画にオマージュをして。詳細は写真でご覧いただければ幸いです。


南天山は道標が行き届いた歩きやすいハイキングコース。前半はずっと沢沿い、しかも水量がそれなりにあり、段差が多くそれゆえプチ滝に恵まれた沢沿いコース。幾多の木橋を渡り、絶え間なく響く水の音に沢を存分に味わえる。ま、沢の水を味わうことはしなかったのだが。

20〜30分で法印の滝に到着する。岩肌をなめるような流れのなかなか見ごたえのある幅もある滝でこの山の見所と言って間違いない。

ここからさらに20〜30分程で尾根・沢コース分岐に至るのだが、沢コースの道標がなく、それとは関係ないが尾根コースを選択して登っていった。

尾根コースからは一気に上り詰める道になる。それまでの道のりが登りが少なく距離だけを稼げるような勾配のゆるい道だったのでここからの標高の上げ方はえげつないなぁ、なんて思いながらもダラダラ登る。

途中で食事休憩中の男性とお会いして先行する。沢の音が聞こえなくなるとそのギャップでやたら静かな山歩きが続く。聞こえるのは自分の熊よけ鈴のチリンチリンくらいだ。

流石に2週間空いたハイキングかつノンストップ状態の山頂直下でガス欠気味になる。段差きつめの岩場をゼエハアいいながら登りきり登頂。

周囲がほぼ一望できる山頂からは周辺の山々、特に両神山の紅葉もよ〜く見えた。燃えるような赤、のみではないもののこんがりきつね色、と深い緑とがおりなすカラフルな秋色の山は綺麗だし、なんだかオシャレした女子のよう。年に一度の山肌ガールズコレクションと言っていいんじゃないか、YGCと言っていいんじゃないか、と誰でもなく自分に問うてみる、そのことに深い意味はなく、深い秋が周りにあるだけだ。

下山しだして間もなく途中で会った男性が登ってこられ、「山頂は誰もいないですよ」とご挨拶がてら2、3会話を交わした。今自分が見ていた光景をこのあとこの人が独り占めできるのだなと思うとなんだか嫉妬してしまう。やっぱりガールズだからか?

下山は沢コースを下りなかなか早い時間でハイクが終了。近くにある例の滝をもう一度見に行くことに。
前回来た時に土砂崩れで道が埋まっていたがそれもすっかり撤去されていて難なく勘兵衛の滝、その先の初来訪、不動滝を見て往復約1キロ。

帰りがけにこれまた以前に来た滝沢ダムからループ橋を眺める。そしてその先に見える熊倉山・秩父御岳山とのビューポイントから写真撮影。思い出せば前回来た時には二つとも登っていなかった山だったはず。経験を重ねてから見る景色は同じでも感じるものが違うというのをまじまじと思った。

山で学ぶことはたくさんあるだろう。自分は学〜ガク〜がないので学んだのかよくわからないまま時が去っていくことが多いが覚〜カク〜身をもって覚えたことはたくさんあったと自負している。今回覚えたこと、以前来たことのある場所に来たり見たりすると感慨にふけるとともに物思いにふける、ということ。


もしくはそれはただ秋のせい、かもしれないということ。

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コメント

bo-tyu-zaiさん、おはようございます!
お帰りなさ〜い
そして沢山の写真ありがとうございます
やっぱり晴れてる時の景色はいいですね。羨ましい

山頂からみた奥秩父の山々が素敵ですね。気付かなかったけど結構山深かったんだですね。
何より両神がこんな風に見えるとは驚きです

滝沢ダムからの写真もいい!
ループ橋に秩父御岳に熊倉山。私が見たかった風景だったんです
ループ橋を私は動くバスの中から一生懸命撮影したのですが当然ブレブレ、秩父御岳山や熊倉山もガスで見えなかったので嬉しです

「同じ景色を見ても、経験を重ねてから見る景色は感じるものが違う」「以前来たことのある場所に来たり見たりすると感慨にふけるとともに物思いにふける」
本当にそうですね。

以前、秩父御岳山側から滝沢ダムを見たのですが、そこに自分がいると思うとなんだか上手く表現できないのですが、なんか嬉しいような、感慨深いような感じがしました。
2012/10/31 7:12
同じ景色を
neko-tamaさんに続く形となりまして、行ってまいりました南天山。山頂登頂時は薄曇りでしたが周りの山々は見ることができたのでラッキーでした。

当初はダムに寄る予定はなかったのですが、そこはマイカーハイクのいいところで往路でループ橋を渡っている時にふと立ち寄ることに思い立ったわけです。あの写真を撮ったのはダムの堤防の上ですが、そこに写真付きでベストビューポイントという案内があり山の名前が書いてあったので「おお!」と思い激写しました(´∀`)

neko-tamaさんの登ったときはあいにくの空模様だったので遠景は見られず残念でしたが、山中の近景やループ橋で思いを馳せた景色は一緒のものが見れたかな?
感慨にふけった景色は、目を閉じても見えるものです。それを反芻してまた物思いにふける自分がいたりします(´∀`*)
2012/11/1 5:35

bo-tyu-zaiさん,
こんばんは。

秋はひとを詩人にしますね。

友人が森林インストラクターの資格を取るべく、図鑑片手に山に入り、一緒だと確認しながら進み、木の名前を覚えるてのって楽しいものなのだな、と思いました。

でもまたすぐにお山に行かないと忘れてしまうのが困りものです。

ヤマレコでも花の名前がたくさん出てきて尊敬というか憧憬してしまいますが、樹木の名前も覚えていきたいと思います。
2012/11/9 17:52
秋を愛する人は
miketamaさんさすがですね。

童謡で「秋を愛する人は、心深き人 愛を語るハイネのような僕の恋人」と唱われるくらい詩が似合う季節のようです。で、ハイネって誰ですかね?よく知りません。

さて、森林インストラクターなる資格があるのですね スペシャリストな感じがいいですね。「シンリンインストラクター」とまさしくインを踏むとはこのことでしょうか?ふざけてすみません

自分は今日、奥多摩の七ッ石山から友人と一緒にブナ坂という表記を見て
「・・・ブナの木に覆われた坂なんだろうな、きっと」
「・・・ブナってどんな木だっけ?」
「・・・知らない、知るわけない」
と木にも、いや気にも止めない不毛な会話をするほどの森林ビギナーです。

もっとmiketamaさんのように「秋」だけでなく山を愛そうと思います、ハイ。
2012/11/9 22:13
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