ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 240316
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北横岳〜双子池(テント泊)

2012年10月27日(土) ~ 2012年10月28日(日)
 - 拍手
GPS
23:50
距離
8.4km
登り
774m
下り
773m

コースタイム

1日目
10:30 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 出発
11:30 北横岳ヒュッテ 七ッ池
11:55 北横岳南峰 昼食休憩
12:30 北横岳北峰
13:25 大岳分岐
14:15 天狗の露地
15:00 双子池ヒュッテ 双子池キャンプ場で幕営

2日目
07:30 双子池キャンプ場 出発
07:55 亀甲池
09:20 北横岳北峰
10:20 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 到着
天候 1日目:晴れ時々曇り
2日目:曇り時々小雨 北横岳山頂で瞬間的に強風+あられまじりの雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR茅野駅にメンバー集合、自家用車で八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に駐車(無料)
北八ヶ岳ロープウェイは大人一人往復1,800円
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは山頂駅にあります。

・北横岳北峰〜大岳分岐〜双子池間は溶岩が積み重なった道が続くため、稜線歩きでも両手を使って進むところが多く、下りの道もすべりやすかったりけっこう急な傾斜の岩場の連続なので人の通った跡を見失いやすいです。GPSで現在地を確認しながら道迷いしないよう神経を使って歩いたので精神的にも体力的にも消耗しました。
雑誌にハードであるとは書いてありましたが想像以上でした。

・下山後は『縄文の湯』で汗を流しました!美味しいそばもいただけたし利用料もリーズナブル。お茶はセルフサービスで淹れて使用した湯のみなども自分で洗います。http://www.city.chino.lg.jp/kbn/03010274/03010274.html
待ち合せしたJR茅野駅での紅葉
キレイなグラデーション
3
待ち合せしたJR茅野駅での紅葉
キレイなグラデーション
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅にて出発前。
2
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅にて出発前。
坪庭を抜けていよいよ登山道へ
1
坪庭を抜けていよいよ登山道へ
七ッ池。水面が静かなので景色がそっくり映っています。
2
七ッ池。水面が静かなので景色がそっくり映っています。
北横岳南峰でカップラーメンの昼食。寒い日はこれに限る!
1
北横岳南峰でカップラーメンの昼食。寒い日はこれに限る!
大岳方面へ。初雪の残る岩だらけの稜線を進む。
大岳方面へ。初雪の残る岩だらけの稜線を進む。
なんだかすごいところに来ちゃったぞ。
1
なんだかすごいところに来ちゃったぞ。
手足をつっぱって進む。もし落ちたら岩と岩の間の暗闇の中...
3
手足をつっぱって進む。もし落ちたら岩と岩の間の暗闇の中...
この道には私たちだけ。誰にも会わない...GPSで頻繁に現在地確認。
2
この道には私たちだけ。誰にも会わない...GPSで頻繁に現在地確認。
天狗の露地。人工物を見ると安心します。
1
天狗の露地。人工物を見ると安心します。
岩だらけの急な下り坂が終わり、目の前に双子池ヒュッテが出現。あ〜無事に着いた!
岩だらけの急な下り坂が終わり、目の前に双子池ヒュッテが出現。あ〜無事に着いた!
消耗しましたけど笑顔。
消耗しましたけど笑顔。
楽しみにしていた雄池!飲むぞ!
楽しみにしていた雄池!飲むぞ!
かんぱーい!2杯立て続けに飲みました。冷たい!ウマイ!
1
かんぱーい!2杯立て続けに飲みました。冷たい!ウマイ!
ぐいぐい飲みます。水面に虫が浮いてたけど気にしない。
2
ぐいぐい飲みます。水面に虫が浮いてたけど気にしない。
テント張って晩御飯。焼肉とエリンギ!双子池ヒュッテで購入した缶ビール500円で豪華ディナー。
6
テント張って晩御飯。焼肉とエリンギ!双子池ヒュッテで購入した缶ビール500円で豪華ディナー。
翌朝。テントサイト前の雌池。小雨が降ってます。
翌朝。テントサイト前の雌池。小雨が降ってます。
亀甲池。
八ヶ岳っぽい、フカフカの苔。
八ヶ岳っぽい、フカフカの苔。
雪が残ってるけど、昨日の道に比べたらなんて歩きやすいことか。
雪が残ってるけど、昨日の道に比べたらなんて歩きやすいことか。
岩にツララ!
北横岳北峰山頂。雨と霰交じりの突風がビシャーと来るのでさっさと通り過ぎる。
2
北横岳北峰山頂。雨と霰交じりの突風がビシャーと来るのでさっさと通り過ぎる。
やっと山頂駅に到着。ホッカホカのおやきと熱々のきのこ汁をストーブで温まった売店でいただく。あ〜幸せ。あったかいってこんなに幸せ!
1
やっと山頂駅に到着。ホッカホカのおやきと熱々のきのこ汁をストーブで温まった売店でいただく。あ〜幸せ。あったかいってこんなに幸せ!

感想

木曜日に「そうだ双子池へ行こう」と思い立ち、同じくテント泊をしたいと言っていたmika-rinさんに一緒に行こうと声をかけたら二つ返事でOKもらって山行が決まりましたよ。
去年から池の水がそのまま飲めるという双子池が気になって仕方なかった私。
日曜日は曇りのち雨の予報ですが、早めにテント撤収すればなんとかなるでしょ、とウキウキしながら金曜日にパッキング。

当日は麓こそ晴れていましたが、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅からは霧で、やっぱり寒い。あこがれの双子池へ向けて、足取り軽く出発です。

初雪がところどころ残る登山道を進むと北横岳ヒュッテに到着。煙突から煙が出ていていい雰囲気。七ッ池は鏡のようでした。

出発から1時間半後、北横岳南峰に到着。ちょうどいい時間なのでカップ麺の昼食をとる。ここまではのんきな山歩きでした...

この後北峰から大岳方面へ進みます。険しい岩場の稜線が続きます。
あれ、なんだか大変だな...足元はすべるし両手は使わないといけないし。
延々とハードルまたは障害物競走をしている感じ。疲れる...

大岳分岐に着くまでは大岳山頂に行くつもりでしたが残りの時間を確認したら双子池到着が14時半を過ぎてしまう。テント装備を背負っての大岳山頂への所要時間も不明なので、このまま双子池へ進むことに決めました。

この選択が正解。双子池までは下りですが溶岩の積み重なった傾斜の急な道の連続でしかも登山道が不明瞭な箇所がありGPSで頻繁に確認しながら降りるため、コースタイム以上に時間がかかりました。ペンキマークや道標も少なかったので注意しながら進みました。
もう体力も気持ちも消耗してうんざりしたころに急に目の前に双子池ヒュッテが出現!

双子池ヒュッテのご主人に通ってきたルートを話すと「ああ、この道はきついんだよね。帰りは亀甲池から帰ったほうがラクだよ」とのことでした。アハハ、やっぱりハードなルートだったんですね...

テント設営して(一人500円なり)いよいよ双子池雄池の水を飲みます!
池を覗き込むと、おっ、ゲンゴロウが泳いでる?シエラカップで適当にすくってグイグイ飲みます。さすが、ピュアミネラル、北八ヶ岳の水!くせのない美味しい水です。
テント場で池の水を沸かして晩御飯。家から仕込んできた牛カルビのローズマリー+オリーブオイル+にんにく漬けとエリンギを焼いたおかずに缶ビール!
それにmika-rinがもってきてくれたおはぎと池の水でいれたコーヒーです。
疲れが吹き飛びました。テントでシュラフにくるまり18時過ぎには就寝。

翌朝はテントに雨がぽつぽつと落ちてくる音で目が覚めました。風はないな...
おじやとコーヒーの朝食を済ませてからのんびりテントを撤収しました。

帰りは亀甲池経由のルートで北横岳山頂に再度向かいます。ああ、昨日に比べたらなんて歩きやすい道...フカフカの苔やところどころ残る雪を眺めながら歩くと尾根に出ました。するとビシャーッと強い風とあられまじりの雨。長居は無用と急いで北峰から南峰に向かおうとしたら間違って大岳へ向かう道に行ってしまいました。すぐ気づいたけど焦ってたのかな。mika-rinすみません。またあの厳しい大岳ルートに行ってしまうところでした。

山頂を過ぎたらほぼ木にかくれて進めるので風雨は気にならなくなりました。坪庭を通って山頂駅へ。ああ、ストーブが温かい!!!無事登山は終了です。
帰りは『縄文の湯』でのんびり汗を流しました。

反省 ここ気をつけるんだ自分!
1.ロープウェイで高度をかせいでもハードな道を通ったら結局めちゃくちゃ疲れるよ!当たり前か...
2.帰りを急ぐと不注意でルートミスするよ!大岳には申し訳ないけど悪天候の中呼ばれているようでちょっと怖かったよ...大岳山頂は展望がすごくいいらしいから天気のいいときにいつか行くよ!





お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4177人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
北横岳山頂往復、縞枯山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら