入笠山△テイ沢・高座岩・入笠牧場周回

2020年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: 09:16
• 距離: 16.7km
• 登り: 860m
• 下り: 850m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:14
• 合計: 9:13

距離 16.7km 登り 865m 下り 860m

7:10 沢入登山口
8:15 8:16 入笠湿原
8:19 8:28 山彦荘
9:10 9:16 岩場コース 迂回コース分岐
9:32 10:00 入笠山
10:16 10:17 首切登山口（仏平峠）
10:22 首切清水
10:56 10:57 テイ沢分岐
11:45 11:46 テイ沢入口
12:23 12:30 高座岩
12:53 御所平峠
13:33 JA入笠ハウス
14:02 御所平登山口
14:13 14:18 山彦荘
14:44 アカノラ山
14:50 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
15:11 15:23 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
15:24 アカノラ山
15:34 15:37 入笠湿原
16:23 沢入登山口

天候

晴れ・曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢入駐車場6時50分到着。ほとんど満車。

コース状況／危険箇所等

・首切り清水から大阿原湿原への新しいルートは、前半は道路左に見ながら歩く林の中の道ですが、後半は湿原の端を歩く気持ちのいい道でした。
・テイ沢は台風被害の痕跡もありますが、足回りをしっかりとして登山のつもりで行けば大丈夫だと思います。

写真

6/20 6:18

中央高速八ヶ岳PAから。朝こんなにきれいに八ヶ岳が見えるのは久しぶり。

6/20 6:15

南アルプス方面。北岳には少し雪。ずいぶん早く着きそうなので、ここでゴンドラ利用から、沢入登山口利用に変更。

6/20 7:09

沢入登山口。6時48分着。ほとんど満車。

6/20 7:10

さっそくウツギ。

6/20 7:10

キバナウツギかな。

6/20 7:11

ホウチャクソウ。

6/20 7:16

ゆっくりと登ります。

6/20 7:29

キバナノヤマオダマキ？のつぼみ。

6/20 7:58

古い看板。「入笠山スキー場」ってどこ？

6/20 8:10

マイヅルソウ。

6/20 8:11

入笠湿原に到着します。

6/20 8:15

アヤメに昨日の雨粒が滴っています。

6/20 8:18

モンキチョウがクリンソウに。

6/20 8:18

ゴンドラはウェブサイトでは8時半開始のようなので、湿原はまだ静かです。

6/20 8:32

山彦荘の横のトイレの前から「カゴメの森」方面に行きます。ズダヤクシュ。

6/20 8:34

ニリンソウ。

6/20 8:34

シロバナノヘビイチゴ。

6/20 8:37

「カゴメの森」のクリンソウの群生は毎年の楽しみです。

6/20 8:38

「入笠花畑」。地元の方に伺ったところ、ここが「入笠山スキー場」で、昔はTバーリフトがあったそうです。

6/20 8:51

ツマトリソウ。そろそろ花びらが乾いてきました。

6/20 8:52

ニホンスズラン！

6/20 8:56

レンゲツツジが緑に映えます。

6/20 9:05

登って行きます。

6/20 9:08

笹の足元にもツマトリソウがありました。

6/20 9:13

入笠湿原のズミは終わっていましたが、「岩場コーズ迂回コース分岐」の先にまだ残っている樹がありました。今年は見れないと思っていたので感激！

6/20 9:18

かわいいマイヅルソウも！

6/20 9:34

頂上到着。まだゴンドラの人たちが到着していないようなので空いています。八ヶ岳はかろうじて見え隠れしていましたが、他の山の眺望はありませんでした。

6/20 9:42

早い昼食を、ジオサイトの上に座って簡単に済ませます。

6/20 9:59

大阿原湿原に向かいます。

6/20 10:15

道路に下りないで手前の「首切清水」から新ルートに行きます。

6/20 10:36

大阿原湿原のデッキの横に出てきました。まだズミが咲いています。

6/20 10:35

アップ。

6/20 10:37

ワタスゲの花でしょうか。

6/20 10:38

レンゲツツジも咲いています。

6/20 10:40

以前、夏と秋に来た時は「何もない湿原だな」と思いましたが、そんなことはありませんでした。ウマノアシガタやシロバナノヘビイチゴやニリンソウも咲いています。

6/20 10:43

ズミは散り際です。花びらが昨日の雨の水で流されています。

6/20 10:56

テイ沢分岐のあたりのズミトンネル。

6/20 10:57

テイ沢に入ります。山レコを見ると周回している方もいましたので、「丸太橋がなくて安全に渡渉できないと判断すれば引き返せばいいや」と思って入りました。

6/20 10:59

サルオガセ。先日テレビでサルオガセを主食にしている中国奥地のサルの話をやっていました。栄養ないだろうな。

6/20 11:07

水辺にクリンソウが咲いています。

6/20 11:16

静かな沢です。誰にも会いませんでした。

6/20 11:25

多くの蝶がまとわりついてきます。ジャノメチョウのようなので、調べたところ、ヤマキマダラヒカゲのようです。

6/20 11:27

クルマバツクバネソウ。

6/20 11:27

ミヤマカラマツ。

6/20 11:28

オシダの真ん中からミヤマエンレイソウが！

6/20 11:33

ミヤマエンレイソウ単独。

6/20 11:38

滝です。

6/20 11:38

厳粛な雰囲気が漂います。

6/20 11:40

丸太橋は全部かかっていました。ありがとうございました。

6/20 11:48

道路に出ます。ここで高座岩に登ってみることにしました。この判断が間違いの元でした。高座岩への急坂で連れの膝痛が再発しました。

6/20 12:22

高座岩。伊那方面がよく見えます。

6/20 12:23

南無妙法蓮華経。

6/20 12:30

尾根道を歩きます。膝が痛い！

6/20 12:43

マタタビが尾根の下の斜面にあったので、間近に観察することができました。「半分、白い。」

6/20 12:46

高見岩は下から見ると人工物のようです。

6/20 12:52

五所平峠。ここでも南無妙法蓮華経。

6/20 13:08

入笠牧場。牛たちが集まっています。ここで牛を見ながら休憩。

6/20 14:00

マナスル山荘が見えてきました。いつもは食事やおやつで寄りますが、今日は高座岩で随分遅れてしまったので寄ることができませんでした。

6/20 14:23

入笠湿原まで戻ってきました。富士見駅とパノラマリゾートのシャトルバスが再開したようでかなり賑わっています。

6/20 14:29

湿原の出口の木階段の横にササバギンラン。

6/20 14:31

アカノラ山を植物園に向かいます。

6/20 14:37

植物園のマイヅルソウは随分派手です。

6/20 14:39

カタクリには種がついています。

6/20 14:43

ニッコウキスゲも咲いていました。

6/20 15:02

八ヶ岳は雲の中です。でも梅雨なのに雨が降らなくてよかった。

6/20 15:03

グンナイフウロ。今年はどこで見れるかな。

6/20 15:07

ドイツスズランはもう終わり。白いのはごくわずかです。

6/20 15:13

入笠山に来た時はいつもルバーブソフトを食べます。何と、コロナでゴンドラは3時半までの時間短縮運転、ソフトクリームも3時で終わりでした。ロープウェイのお客さんは下のレストランで食べれるけど、私たちは無理です😢。

6/20 15:30

静かな入笠湿原です。宿泊の人くらいしかいません。ゴンドラリフト方が乗り遅れがないか点検しています。

6/20 15:31

アヤメに黒い綺麗な蛾が止まっています。

6/20 15:33

ニホンスズランは盛り。

6/20 15:34

ウマノアシガタの黄色い湿原。

6/20 15:37

アマドコロを見て湿原を後にします。

6/20 15:54

馬の頭の横を下ります。

6/20 16:19

登るときには気がつかなかったフタリシズカ。

6/20 16:22

駐車場に到着。膝痛の割には早く戻ってくることができました。

6/20 16:54

膝が治ることを期待して「ゆーとろん」。入館した時は混んでいましたが、ゴンドラが早く終わったせいか、どんどん空いてきました。

6/20 17:45

ルバーブソフトが食べられなかったのでリベンジのソフトクリーム。とてもおいしかったです。

6/20 18:01

「ゆーとろん」の中の「くーとろん」で夕食。とろろ定食とアジフライ定食。とてもおいしくてびっくりしました。アジフライもとろろも静岡の定食屋よりもずっと美味しく感じました。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 8 Apple

iPhone SE (1st generation) Apple

感想

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ここ数年、毎年すずらんやズミの時期には「入笠山」に行っています。6月19日で「県境またぐ移動制限」の解除がされたことから、なんとかニホンスズランには間に合うかもと、静岡県から長野県に行って来ました。
静岡県では、まだ「山梨県を除くそのほかの府や県への移動については、新しい生活様式を徹底した上で訪れてもらいたい」としていますが・・・
遠くの山は見ることはできませんでしたが、ニホンスズランは盛り、ズミも大阿原湿原ではまだ十分咲き残っていたのでとても満足な山行きでした。
テイ沢も花が所々咲いていて、水量も適当にあり、静かでとても雰囲気があって楽しく歩くことができました。でも連れに言わせると「楽しいけど怖い」とのこと。道が荒れているとか危険を感じるとかではなく、「人がいなくて怖い。」「蝶がまとわりついて、雰囲気が怖い。」そうです。地元の方の話では、古来からテイ沢は信仰の場所だそうで石仏などが点在しているとのことです。私は感じませんでしたが、それを肌で感じたのでしょうか。私は厳粛な雰囲気は感じましたが。
また、テイ沢は地元の入笠牧場の方々が整備してくださっているようです。私たちは何もできませんが、感謝することだけは忘れないようにして歩くようにしたいと思います。

ただ、今回の山行きは、ゴンドラで行くつもりを沢入登山口からに変更したり、高座岩には登らないつもりが登ったりと、きつめな方向に当日変更をしてしまったので、連れの膝痛を再発させてしまいました。当日の変更は、楽な方向に変更しなければならないと痛感しました。

コメント

truman

楽しいレコをいつも拝見させて頂いています。入笠山のレコに見入りました。何十年も行っていませんが拝見して是非とも行きたくなりました。
入笠スキー場ですが・・、入笠湿原の斜面にあったと思います。たしか山彦荘ご主人の作ったロープトゥ1基だけの小さなスキー場でした。

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Re: 無題
trumanさん、コメントありがとうございます。
　『入笠山スキー場』の看板は、昨年4月のゴンドラ運休の時期に残雪の中を登った時に気づき「どこだろう、入笠湿原かな、マナスル山荘の前の斜面かな」と気になっていました。
今回、マナスル山荘の手前で交通規制をしていたおじさんに「ここはスキー場だったのですか」と伺ったところ「今でも雪遊びできるよ」と教えてもらいました。また、周回して入笠牧場のあたりの地元の方とお話ししたところ「昔は苦労してここまで（バスで？）連れてきた、Tバーリフトがあったよ。」と伺って「そーなんだ！」と思っていました。
　ネットで調べてみたところ、"追憶のゲレンデ"というブログがあって、『入笠山スキー場』も載っていました。なんと両方ともゲレンデだったそうです。
　ゴンドラが頂上まできて1999年に廃止になったそうです。
　おかげさまで「昔はゴンドラは五竜にしかなかったよね」とか「白馬と栂池にアダムとイブができたよね」とか「富士見パノラマは子供には急だよね」とか、独身だった頃から子供が小さかった頃のことなどを、連れ合いと懐かしく思いを巡らすことができました。
いろいろ教えてもらうと、思いがひろがります。今後もよろしく。

truman

Re[2]: 無題
満載のスキー場情報ありがとうございました！