【関西百名山 No.26】金糞岳 高山キャンプ場からクロックワイズ

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,275m
• 下り: 1,262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:27

7:39 鳥越林道入口
9:11 9:20 滝谷頭
9:51 9:53 奥山
10:26 10:38 ゴロウ頭
10:58 10:58 県境尾根分岐（八草出合い）
11:22 11:23 白倉岳
11:36 11:36 白倉峠
11:48 12:05 金糞岳
12:28 12:28 小朝の頭北方コル
12:32 12:32 坂内村登山道合流地点
12:43 12:48 小朝ノ頭
13:12 13:13 連状口
13:56 13:57 小森口
14:20 14:20 白谷口（追分）
15:05 15:06 鳥越林道入口
15:06 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高山キャンプ場に駐車。300円。管理棟でトイレも使わせていただけます。

コース状況／危険箇所等

基本踏み跡は明瞭で迷いポイントにも対策はあるが，所々未処理の倒木はあり。特に花房コースは歩く人も少ないようで，かなり苦労したポイントもあった。中津尾根コースは基本問題ないかと。

その他周辺情報

健康パークあざいバーデあざいで入浴。大人550円とリーズナブル。

写真

6/27 7:43

スタート。あれ，この時は青空だね。

6/27 7:43

目標は見えぬ。

6/27 15:08

コースタイム通りだと何時間かかるのか誰か計算してくれ。

6/27 7:45

ひぃぃぃぃ！！！

6/27 7:45

登山口。

6/27 7:50

いきなり鉄塔に出遭う。

6/27 8:01

面白みのない雑木林を登る。

6/27 8:08

でも，誰もいないのでいい雰囲気ではある。

6/27 8:09

迷いポイントには誘導あり。

6/27 8:47

6/27 9:15

いきなり9番に到着。

6/27 9:15

6/27 9:24

6/27 9:30

ルートを完全にふさぐ倒木。抜けるのに結構苦労した。

6/27 9:54

6/27 10:03

ようやく景色が広がる。ラスボスはアレか。

6/27 10:27

おお，桐生君だ！

6/27 10:41

頭がたくさん。

6/27 11:00

6/27 11:11

まだラスボスは遠い。

6/27 11:19

なんか，メッチャ登ったね。

6/27 11:19

6/27 11:23

晴れていればいい光景なんだろうが，その場合めっちゃ暑いだろうし，良しとしよう。

6/27 11:25

これは・・・白倉峠か。

6/27 11:38

岩場の下りを振り返る。このコースの核心部かな。

6/27 11:50

山頂到着。

6/27 11:51

6/27 11:52

北の方に楽しそうな山あるねえ。

6/27 11:52

こっちは何も見えねえ。とっとと降りる。

6/27 12:13

6/27 12:49

ここへの登り返しが地味にきつかった。

6/27 12:50

山頂，もうあんなに遠くになった。

6/27 13:16

舗装路にぶち当たる。

6/27 13:24

ここでちょっと迷った。

6/27 13:55

こっちルートは看板もやや豊富。

6/27 14:00

ダイイングメッセージもあり！

6/27 14:01

頑張ってくれ！

6/27 14:18

6/27 14:19

下りに下って沢に出遭う。涼しげなのは，まあよかったよ。

6/27 14:19

6/27 14:22

この橋はもともとこういう構造なのかそれともいろいろ朽ち果ててこれだけ残ったのか。

撮影機器：

EOS 6D CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ トレッキングポール ＧＰＳ

感想

犬丸42

ずっと気になってた滋賀県第二位の高山，金糞岳。なかなか機会がなかったが，今回トレーニングを兼ねて周回コースにチャレンジした。反時計回りが楽だそうだが，ということは，時計回りの方が急登があるということで，であれば登りで使った方がいいんじゃないかと思って時計回り周回にする。

7時20分くらいに高山キャンプ場到着。管理棟のオジサンとお話しして300円の駐車料を支払う。ここでも反時計回りをお勧めされた。言うこと聞かないジジイでスミマセン。女性二人のパーティーと少し話す。鳥越峠まで車で上がるか思案されていた。

0740，キャンプ場の中を抜け出発。しばらくは九十九折れ。急登というほどでもなく，とはいえ暑いのでヒイヒイ言いながら登る。スタートの標高が265m，山頂が1317mなので，1000m以上登らなくてはならない。ガシガシ登り続ける。1時間半ほどで標高900mちょいの滝谷頭到着。キャンプ場にあったコース図を見ると，コースタイム3時間半となっているので，結構いい感じで登れたんだろうか。

ここからは稜線歩き。ヒグラシが鳴くブナ林を進む。気温も下界よりはマシで風が心地よい時もあった。人は全くいない。今日，このコースを登ったのは私一人だったのかもしれない。八草出合の先でようやくソロ男性とすれ違ったが，出合ったのは総勢十名。梅雨の合間の曇り空の土曜日にしては少ないんじゃないかな。

その後アップダウンを繰り返し，若干の藪漕ぎも行った末に稜線に高木が無くなりズバッと景色が広がって，いやはや，近畿圏とは思えぬなかなかの風景でした。とはいえ，区間は短く，そこに至るまでの苦労を考えると，なかなか広くお勧めするのは難しいかね。

展望の素晴らしい白倉峠を過ぎ，岩稜の急な下りを降りて再び登り返して1140金糞岳登頂。誰もいない。展望もない。ボソボソとランチパックを食らう。コースタイムより早いとはいえ，同じ距離を戻らなきゃならないのでさっさと下る。中津尾根コースも距離は長く，地味に体力を奪われる。途中で2リットルのハイドレーションが底をついた。予備1リットルを入れてことなきを得たが，これだけ飲んだのは初めて。

尾根道を下り，最後に九十九折れをガシガシ降りたら谷沿いの林道に出て，あとはひたすら林道歩き。メンタル的に辛い最後の道程となった。15時過ぎキャンプ場に戻って終了。キャンプ場のオジサンにすごく早いねと褒めていただく。そうなのかしらね？

というわけで，関西百名山の一角を何とか攻略した。が，もう一度行くかと言われるとかなり厳しいかなというのが正直な気持ち。雪山シーズンに訪れてもいいかも，と思うが，もっとハードになるんだよな。どうしたもんじゃろ。