大台ケ原(ご来光を拝んだあとに見たものとは!!)
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- GPS
- 04:03
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 451m
- 下り
- 452m
コースタイム
6:10 日出ヶ岳
8:23 大蛇
9:16 シオカラ谷つり橋
9:40 大台ケ原ビジターセンター
天候 | ちょ〜快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道169号線から大台ケ原ドライブウェイを通っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 なお、9:40頃に大台山上駐車場に戻ってきたときには、駐車場は既に満車でした。 帰りの大台ケ原ドライブウェイでもかなりの台数の車とすれ違いました。 車で行く方は早めに到着することをお勧めします。 |
写真
感想
時は、2012年8月4日にさかのぼります。
この時、初めて大台ケ原に行きましたが、あいにくの雨でした。
「いつか、晴れた大台ケ原を見てみたい」と。
チャンスが訪れるのを待っていました。
ただ、大台ケ原は日本有数の多雨地域なので、
毎週末の天気予報を見るのですが、なかなか快晴な日がなくて・・・
そうこうしているうちにもう11月。
下旬頃には大台ケ原ドライブウェイも閉鎖されてしまうそうです。
そんな焦りの中、天気予報を確認すると大台ケ原の天気は晴れとの予想でした。
昨日、観音峰に行き、本日もだと連荘となりますが、
「行かねばならぬ!!」と決意したのでした。
さて、せっかく行くのであれば、ご来光も見ようかな。と欲張ってみます。
駐車場から日出ヶ岳山頂までは約2km。そして、時間にして30分ほど。
しかも、一度行ってますので登山道もわかります。
ご来光といえば、
かつて、大和葛城山で一人で暗い登山道を歩くのが不安で断念。
また、白山では山頂でガスがかかっていたため、日の出の10分前に諦めて下山したところ、ガスが晴れて見逃す。
ということがあったため、今回こそはという思いもあったりしました。
さてさて。
大台ケ原に到着したのがAM5:30過ぎでした。
空が若干明るくなってきました。焦りもありますがさっさと準備して、
日出ヶ岳(百名山)山頂を目指します。
平なところは小走りしたりしていましたが、
一番重要なことを確認するのを忘れてました。
それは、日の出の時間です。
携帯が使えたので確認すると奈良の日の出の時間は、6:19でした。
「なーんだ、走る必要ないではないか」とトボケてますよ。と。
山頂に到着したころは日の出の10分前で問題なしです。
そして、そこには既に20人ぐらいでしょうか。
山頂展望台にてご来光待ちをしていました。
展望台から東側は人で埋まっていたため、
展望台の下で、東の空を眺めながらご来光を待ちます。
すると・・オレンジ色に染まった空から、太陽が現れて
見事なご来光を拝むことができました。
ふと、周りを見渡すとみなさん東にカメラを向けてましたね。
「これでご来光にまつわる不運?!を払拭したな。」と個人的に満足していたのです。
が、夜が明けて後ろ側(つまり西)を見ると
朝焼けに映える近畿最高峰の八経ヶ岳(百名山)を中心に、
大峰山脈がすべて見えるじゃないですか!!
その景色はすばらしく凄すぎ。。と酔っていたところ、
山頂展望台からご来光を拝み終えた人が下山し始めたため移動しました。
空を見ると雲がない快晴です。
そこで、東の空を見ると雲海の向こうに薄っすらと山のような陰が見えました。
「こ、これはなんだろう???」と思っていたら、
展望台に東側の景色の図がありました。
その図と景色をつき合わせていくと、
左から御嶽山、中央及び南アルプス、そして、少し離れて・・・富士山。
「富士山?!ですと?」
ただ、周りも特に騒いでいるわけでもなかったので
自信はなかったのですが、間違いなく富士山でした。
(言い切る理由は、八経ヶ岳からも富士山は見えたそうです。)
いや〜、富士山は1ヶ月に1回ぐらい見えることがあると聞いたことがありますが、
奈良県と三重県の県境にある日出ヶ岳から見えるわけがないだろうと
疑っていたので、目の当たりにその光景を見ると、
もう驚きと感動でいっぱいになりましたね。
日出ヶ岳山頂の360度の大パノラマのおかげで、
1時間ぐらい景色を堪能していました。
もう、景色でおなかがいっぱいな状態になったので、
そのまま帰ろうかと思ったのですが、やはり大蛇瑤聾ておかないと。。
のんびりと余韻に浸りながら歩き、大蛇瑤謀着しました。
ここも素敵な景色でした。
眼下に切立った崖があり、そして、正面に大峰山脈が
きれいな山並みを見せていました。
「ま、まだ、食べろというのか」という感じで景色でおなかいっぱいです。
ご来光を拝むことができ、かつ、快晴の大台ケ原の景色を眺める。
というとても満腹になった半日だったのでした。
あっ、半日という意味ですか?
一日ではなく半日というのはなぜかといいますと、
このあとに寄り道をしたからだったります。
つまり、この日(11月4日)の記録にはもう半日分あるのでした。
ということで、<つづく〜>
コメント
この記録に関連する登山ルート
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