雌阿寒岳〜引率登山その6〜
- GPS
- 06:53
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 927m
- 下り
- 923m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:46
天候 | 霧雨/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道が濡れていたので樹の根がとてもよく滑りました 一方で、ザレ場は締まって歩きやすかったです |
その他周辺情報 | 当然、野中温泉別館 日帰り入浴料金400円 注:日帰り入浴時間は17時までとなっていました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
今日も「引率登山」に行ってきました。
今年はこれで6度目の登山になりますが、全て引率登山と言う近年にないご奉仕年度。(笑
そして今日は道内一円の天気予報と連れの脚力を考えて選択したのが雌阿寒岳。野中温泉〜雌阿寒岳〜(晴れたら阿寒富士も視野に入れつつ)〜オンネトーキャンプ場〜野中温泉のコースです。阿寒湖畔側からのルートは、一條君と同行登山する時のために取っておきました。
なにせ微妙な天気予報で、コロコロ変わる。直前まで行き先を迷いましたが、同行する連れの脚力(まだ掴み切っていないこともあって)も考慮して、状況次第でルート変更も可能なコースに決定します。
朝の厚岸は小雨が降っておりましたが、これは予報通り。車を走らせるほどに空が明るくなり、「これは良いかも!」期待が膨らみます。ところが、阿寒湖畔に入ると空はどんより。更にオンネトー方面に進むほどに車窓に水滴が・・・なんだかDeja vu!
駐車場に到着し、車を降りると完全に霧雨でした。
「う〜ん、こんなはずでは・・・でも、ひょっとすると登っている内にお天気が良化するかもしれないし、とりあえず風はなさそうだから花を楽しむことは出来るよ!」
と言うことで、登山決行です。
今日も最初からレインウェアを着込み、ずぶ濡れを覚悟します。
う〜ん、Deja vu
雌阿寒岳野中温泉コースは3合目辺りまでは林間コースとなるので、雨の影響はあまりありませんでした。そして、4合目、5合目を過ぎ、6合目辺りまで登ると雨が止みます。「雲の上部まで来たから、雨に当たらなくなったのかもね。ひょっとすると山頂は雲の上かも?」などと希望的観測。
確かに、高山植物は楽しむことが出来ました。ただ、どの花も雨に濡れ、水滴の重さに耐える姿がいじらしく見えるのですが、それが可哀そうにも見えます。
私は連れに講釈をたれながら歩を進めます。
予報通り、風はとても弱かったので、気温ほどには寒くはなく、むしろ暑いくらいでした。と言うか、レインウェアを着込んだ私は汗だくの自覚がありました。連れも私以上に暑かったらしく、途中で次々と上着を、そしてインナーウェアを脱いでいきます。「いやいや、それ以上脱がないでね」(笑
山頂も真っ白。
全く視界がなく、僅かな期待は叶えられませんでした。
「連れの脚が残っていないようなら、ピストン下山しよう。大丈夫そうなら、オンネトー側に下りよう。阿寒富士はこのガスだから次回に期待かな。」そう考えていたのですが、私が選択したのは「オンネトー側に下りる」でした。オンネトー側に下りると言うことは、登山道も約1卍垢なりますし、下山後も駐車場まで歩かなくてはなりません。「連れにはその余力がある」と判断したのでした。
オンネトーコースは4年前の台風の爪痕が今なお残っており、多くの大木が倒れて登山道を妨害しており、それぞれに迂回路が設けられています。連れが感嘆の声を上げます。
やがてオンネトーキャンプ場に下山。そして、キャンプ場の奥に向かい、オンネトー周遊コースを歩きます。このルートにはゴゼンタチバナやカラマツソウ、ハクサンシャクナゲ、ミツバオウレン、ズダヤクシュ、オオヤマオダマキなどが咲いていました。エメラルドグリーンのオンネトーも綺麗です。晴れていれば、このエメラルドグリーンは更に鮮やかな色合いになっていたはずで、ちょっと残念です。
そして分岐を道道方向ではなく野中温泉(雌阿寒温泉)側に進みます。ルートは再び山道に入ります。このルートのアップダウンはさすがに連れの脚にはこたえたようですが、何とか無事に駐車場まで戻りました。
そして空を見上げると、青空が覗いていました。
帰宅してFacebookのタイムラインをザッと見ていたら、クチャンベツ林道が開通したとの朗報が!
https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fnpo.kamui%2Fposts%2F1612060948952306
かつて沼の原からトムラウシ山まで2泊でピストン縦走した時の素晴らしい記憶が蘇りました。
今晩は、いい夢が見られそうです・・・もう数十年間、夢なんて見たことがないけど。(笑
こんばんはkenyoさん!
ガスの雌阿寒岳・・・私もDeja vuです<笑>
やはり晴れた日にあの凄い景色がみたいですよね(^^)
今年のtomoの夏休みテン泊は表大雪は避けて、オンネトー泊の雌阿寒か上ホロ泊の十勝岳か富良野岳あたりを狙ってます♪
クチャンベツは久しぶりに開通しましたね〜!!
沼の原あたり行きたいです(^^)
tomo-masa さん、コメントありがとうございます!
雌阿寒岳は私にとって地元なので、ここ20年間、毎年最低1度は登っています。雌阿寒岳の様々な表情を見てきましたが、今回は登山初心者を連れていただけに、絶景を見せてあげたかったです。テン泊は普段十分な時間を取り難い遠隔地を優先しちゃいますね。tomo君との山行レコ楽しみにしています。
私は沼の原には紅葉の時期に行きましたが、本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。季節を変えて行くのも、また違った景色が楽しめそうで魅力的に感じます。「開通した」と聞いただけでワクワクしちゃいます!
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