秋を満喫した大朝日岳〜鳥原山、朝日鉱泉泊
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,868m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースよく整備されており、快適に歩くことができます。 |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉ナチュラリストの家 https://www.asahikosen.com/ |
写真
感想
30年以上前に朝日鉱泉のオーナーである西澤信雄さんが書かれたエッセイ「みちのく朝日連峰山だより」を読んでからずっと行きたかったナチュラリストの家へ泊まるため、秋の大朝日岳を日帰りコースで登ってきました。
当日は、日の出前に登山口となる朝日鉱泉に到着し、宿の前の駐車場に車を置かせてもらい(すでに西澤さんは外に出られていらっしゃいました)、5時45分に出発。朝から快晴で、登山口よりちょうど大朝日岳の山頂が見え、テンションが一気に高まりました。しばらくは川沿いにいくつかの橋を渡りながら進んでいくと、朝日に照らされた紅葉が輝き出し、絶好の日和に来れたことに感謝。やがて稜線に出ると木々もなくなり目の前に大朝日岳の頂上が迫ってきて、昨年古寺鉱泉から登った際とは違う景色に感動。
頂上に着いても快晴で、360度の大展望は何にも例え難く、幾人かいらっしゃった登山者の方々と歓談しなから昼食としました。これまでに登った東北の山々を眺め、それぞれの山行きを思い出しながら食べる昼食は、山でしか味わえない味でした(いつもカップラーメンとおにぎりでしたが(笑))。
ゆっくりと休憩したあと、小朝日岳に向かい、鳥原山を経由して朝日鉱泉に下山しました。ちょうど紅葉が真っ盛りで、特に鳥原山からの下りの登山道はブナの黄色やモミジの赤の紅葉が見事で、そん鮮やかさが脳裏に焼きつきました。
朝日鉱泉に着いたのが午後3時だったので、あたりを少しぶらぶらしてからチェックイン。宿泊は2階で、ちょうど大朝日岳が正面い見える眺めの良い部屋。宿のご主人から「部屋にカメムシがいから窓から逃がしてね」と言われたのですが、部屋に入ってみるとカメムシの大群、特に布団が入れてある押入れに多くいて、部屋に置いてあったホウキとチリトリで何度もすくって窓の外へ。カメムシも心地よく密集したくなるこれぞ「ナチュラリストの家」と納得しました。
また、食事はイワナのマリネの他に山菜などの山のご馳走を堪能し、ボイラーの調子が悪いとのことで少しぬるめでしたが、いかにも山の鉱泉という雰囲気のある湯船つかり疲れを癒しました。
翌朝、チェックアウトの際に持参した本にサインをもらい、もう少しゆっくりしたいと思いながらも、福島市内であるマラソン大会に参加するため朝日鉱泉を出発しました。
今回は紅葉の大朝日岳を満喫し、念願だった朝日鉱泉にも泊まることができて、とても思い出に残る山行きとなりました。機会があればぜひ行きたい山と宿です。
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