55座目の仙丈ヶ岳

2001年08月15日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,091m
• 下り: 1,088m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:50

4:40 長衛小屋
5:40 0:00 二合目
7:00 0:00 藪沢分岐（大滝の頭）
7:30 7:40 小仙丈ヶ岳
8:20 8:50 仙丈ヶ岳
9:10 0:00 仙丈小屋
10:20 0:00 藪沢分岐（大滝の頭）
11:00 0:00 二合目
11:30 長衛小屋

天候

晴れ、午後夕立

アクセス

利用交通機関：

バス

1日目：16時頃家を出て中央道を走り、北沢峠行バスの出る三峰川ダム奥の仙流荘にて前泊する。
2日目：6時頃出発のバスで7時に北沢峠に到着。テント場へ歩いてテントを設営し、その後甲斐駒ヶ岳に登って、その日はテント泊。
3日目：4:40にテントを出て8:30に山頂到着。11:30に下山してテントを撤収し、午後一のバスで仙流荘の駐車場へ戻る。晩飯に間に合う時間に帰宅できた。

コース状況／危険箇所等

　人気の山なので道も導標も整備されており、天気さえ良ければ特に危険な個所は無い。
　午後2時頃から夕立に襲われ、恐ろしい思いをした。夏場は天気予報に注意し、早出して夕立に会わない時間に下山したい。

写真

8/14 17:53

　北沢峠の我が家。昨夜夕立があったので濡れている。朝飯を済ませて4:40に出発する。昨日の駒ケ岳では午後2時頃から夕立に会ったので、今日は早出した。

8/15 5:40

　テント場からの道が尾根道と合流する2合目辺りで日の出を迎える。今日も良い天気になりそうだが、むき出しの尾根で出会う雷さんが怖い。

8/15 6:41

　振り向くと、昨日登った甲斐駒ヶ岳。昨日の下山時に、双児山辺りのむき出しの尾根で、ゴロゴロ鳴り渡る夕立に会って恐ろしい思いをした。

8/15 7:00

　青空の下、大斜面の一面の緑が素晴らしく綺麗だ！

8/15 7:25

　奥の尖山は日本第2位の高峰、北岳。富士山と並んで見えないのが残念！

8/15 7:29

　小仙丈岳辺りから見る小仙丈カールと山頂。

8/15 7:30

　小仙丈ヶ岳から振り返り見た鋸岳。

8/15 7:39

　山頂が近づいてきた。青空と白雲を背景にして立つ仙丈ヶ岳は、南アルプスの女王らしい容姿だ！

8/15 8:17

　朝露に濡れた紫が綺麗だ。

8/15 8:19

　山頂に立つ人や、山頂へ向かう多くの人達が見える。

8/15 8:23

　トウヤクリンドウのように見えるが・・・？

8/15 8:24

　岩陰に咲く小さな花。

8/15 8:29

　カールの底に見えるのは仙丈小屋。

8/15 8:32

　山頂到着は8:30。55座目の百名山で記念の一枚。

8/15 8:40

　紫の可愛い花はキキョウ？

8/15 8:44

　白と紫の可愛い花。

8/15 8:48

　紫の花とチングルマの実？

8/15 8:49

　下山時に振り返った山頂は上昇気流に乗って雲がかかり始めた。今日も午後には夕立雨がありそうだ。

8/15 8:54

　仙丈小屋は新築されたばかりのようで、太陽光発電や風力発電設備を備えている。

8/15 9:01

　仙丈小屋の前に立ち並んだ風力発電の小型風車。

8/15 9:09

　馬の背越しに見る鋸岳。

8/15 9:16

　振り返り見る山頂と、機藪沢カールの出口に建つ仙丈小屋。

8/15 9:34

　鮮やかな紫のトリカブト。

8/15 11:28

　テント場へ11:30に下山し、テントを撤収してバス停に向かう。今日は山で夕立雨に会わなかったが、バスで下山中に大雨になった。

撮影機器：

FinePix1700Z FUJIFILM

感想

fujisky

　今回の山はテントを担いで歩く距離がごく短く、一か所から2つの山を登れるので、久しぶりにテント泊で計画した。混雑するお盆の山小屋を避けてぐっすり休めたのが良かった。
　前日の甲斐駒ヶ岳では、下山中の午後にひどい夕立雨にあったので、今日は早立ちして午前中に下山した。午後、戸台の仙流荘に向かうバスの中で夕立雨になった。やはり、夏の山は天気が良くても、天気予報をしっかり聞いて、不安定な気象条件の予報になったら早出をし、できれば午前中、遅くとも午後3時までには歩くのを終えたい。
　今回はお盆の真っ最中だったが、気分的にゆったりとしたテント泊の山旅ができて、百名山54座目の甲斐駒ヶ岳と、55座目の仙丈岳を無事登り終えられた良い山旅であった。