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記録ID: 2429402
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

裾合平・間宮岳・旭岳(大雪山)…残雪に 貴婦人踊る 裏旭👸

2020年07月09日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:49
距離
11.6km
登り
915m
下り
896m

コースタイム

日帰り
山行
6:14
休憩
2:35
合計
8:49
8:11
9
8:20
8:21
0
第一展望台
8:21
3
分岐
8:24
8:25
0
満月沼
8:25
1
第三展望台
8:26
8:31
0
摺鉢池
8:31
8:42
9
鏡池
8:51
9:06
30
※お花畑
9:36
58
標識(姿見と裾合平の中間点)
10:34
10:44
13
裾合分岐
10:57
11:16
19
11:35
11:54
39
12:33
31
13:04
13:11
4
13:15
13:16
3
13:19
13:23
24
※お花畑
13:47
13:48
9
13:57
9
雪渓の下部(始点)
14:06
18
雪渓の上部(終点)
14:24
14:48
7
旭岳
14:55
14:56
2
14:58
14:59
4
ニセ金庫岩
15:03
17
九合目
15:20
15
八合目
15:35
9
七合目
15:44
19
六合目
16:03
16:32
1
第五展望台
16:33
1
16:34
16:40
13
16:53
4
夫婦池への分岐
16:57
3
旭岳温泉への分岐
17:00
姿見駅
天候 くもり 時々 はれ
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
《アクセス》
【道路】
<往路>
・旭川市🏠(5:57)⇒道道1160号線⇒道道213号線⇒道道1160号線⇒旭岳ビジターセンター👣(7:11)
・走行距離49.6km…1時間14分(うち買物1回…12分)

<復路>
・旭岳ビジターセンター👣(17:28)⇒道道1160号線⇒道道213号線⇒道道1160号線⇒旭川市🏠(18:19)
・走行距離49.6km…51分

《駐車場》
【旭岳ビジターセンター】
・約90台の駐車が可能。到着時8台、下山時5台の駐車あり。
・旭岳ビジターセンター内にトイレあり(水洗、ウォシュレット式)
・料金:無料
・旭岳ロープウェイ 旭岳山麓駅に隣接している。こちらの駐車場は1日500円だが、この日は無料開放されていた。
https://www.asahidake-vc-2291.jp/

【旭岳ロープウェイ】
(往)山麓駅🚋(8:00)⇒山頂駅🚋(8:10)
(復)山頂駅🚋(17:00)⇒山麓駅🚋(17:10)
・毎時00・15・30・45分の15分間隔で運行
・所要時間10分
・料金:道民割引により往復2,200円(通常3,200円)
・山麓駅、山頂駅ともにトイレあり(水洗、ウォシュレット式)
http://asahidake.hokkaido.jp/ja/
コース状況/
危険箇所等
・夫婦池周辺はエゾノツガザクラ、ヒメイソツツジが見頃である。
・夫婦池から裾合平へ向かうすぐ先にチングルマのお花畑がある。チングルマはこの辺りが一番きれいである。
・裾合平分岐までは泥濘が多い。雪渓も5ヶ所以上ある。平坦であるため軽アイゼンはいらない。
・裾合平はまだ残雪が多く、チングルマの開花には2週間程度早いと思われる。エゾコザクラとキバナシャクナゲは咲き始めたところである。
・中岳温泉から間宮岳にかけては、様々な高山植物が群生している。イワヒゲの群落は見事である。
・間宮岳分岐を越えるとすぐにチングルマの群生地がある。
・裏旭キャンプ地周辺は、キバナシャクナゲが咲き誇っており圧巻である。
・裏旭キャンプ地指定地から旭岳にかけては、傾斜の急な大きな雪渓を這い上がる。15分程度の登りである。雪質は柔らかくアイゼンは不要。ただし、早朝時は凍ると思われるので、通行には注意を要す。
・旭岳からの下り、特にニセ金庫岩近くで発生する道迷い遭難が多い。地獄谷の淵を意識して下山すれば問題はない。
その他周辺情報 【セイコーマート 旭川4・10店】
・朝食と食料の調達に利用
https://store.seicomart.co.jp/detail.php?nbr=22266
旭岳ビジターセンター 駐車場
4
旭岳ビジターセンター 駐車場
旭岳ロープウェイ 山麓駅
1
旭岳ロープウェイ 山麓駅
旭岳ロープウェイ
1
旭岳ロープウェイ
旭岳ロープウェイ 山頂駅
旭岳ロープウェイ 山頂駅
第一展望台
チングルマのお花畑
2
チングルマのお花畑
標識(姿見と裾合平の中間点)
1
標識(姿見と裾合平の中間点)
大塚と小塚
裾合分岐
安足間岳
中岳温泉
中岳分岐
烏帽子岳
間宮岳山頂
間宮岳分岐
熊ヶ岳の火口跡
人 vs クマ の雪渓
人 vs クマ の雪渓
旭岳裏の大きな雪渓
1
旭岳裏の大きな雪渓
裏旭キャンプ指定地
裏旭キャンプ指定地
雪渓の下部(始点)
雪渓の下部(始点)
雪渓の上部(終点)
雪渓の上部(終点)
旭岳山頂
ニセ金庫岩
地獄谷噴気孔
姿見の池
第五展望台
化雲岳と小化雲岳
ウナギ雪渓
化雲岳と小化雲岳
ウナギ雪渓
姿見の池
旭岳石室
旭岳ロープウェイ 姿見駅
1
旭岳ロープウェイ 姿見駅
旭岳ロープウェイ
旭岳ロープウェイ
旭岳ロープウェイ 山麓駅
旭岳ロープウェイ 山麓駅

装備

個人装備
行動着(WIC.Tシャツ / WIC.長袖シャツ / トレッキングパンツ / 下着パンツ / 靴下 / 帽子(スティングレイハット ) / グローブ / ゲーター / 登山靴) 防寒着(ストームクルーザー(下) / ウルトラライトダウン / ウインドシェル(パーサライトジャケット)) ザック(リッジラインパック30) 登山道具(1/25000地図 / 登山計画書 / 地図ケース / コンパス / サングラス / サングラスストッパー / 腕時計(LAD WEATHER) / タオル×2 / クマよけ鈴×2 / クマ撃退スプレー / ホイッスル / 軽アイゼン / アーミーナイフ / トイレットペーパー) 緊急道具(ヘッドランプ / 予備電池 / エマージェンシーシート / ライター / マッチ / 予備靴紐) 救急道具(テーピング / ファーストエイド / 消毒液(マキロン) / 塗り薬(メンターム) / 踵用サポーター / 下腿用サポーター / ポイズンリムーバ / ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / ハッカ油 / 日焼止め) 食事道具(バーナー / ガスカートリッジ / チタンボール / 割箸×2 / レジ袋×5) 生活用品(ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / レジ袋×5) カメラ(スマホ / 一眼レフカメラ / コンパクトデジカメ / 予備電池×3 / 偏光フィルター / 一脚) その他(財布 / 車キー / 運転免許証 / 保険証 / 各種カード(ETC / JAF / モンベル)/ 貴重品防水袋×2 / コンタクトレンズ予備 / メガネ / メガネケース / たばこ / ライター / ポケット灰皿 ) 食事(手巻寿司×1 / おにぎり(鮭ほぐし) / カップめん(日清濃くてうまいmiso) / チキンスティック) 行動食(サラダピーナッツ / じゃがいも心地厚切り塩) 非常食(かっぱえびせん×1 / フルーツゼリー×4 / 輪切りりレモン / ミックスナッツ×2 / はちみつキャンディー×5 / クランキーチョコ) 飲料(水2L / スポーツドリンク(アクエリアス)950ml) 【計10.0kg】
備考 【反省点】
・出発の遅れと写真の撮り過ぎにより、予定していた北鎮岳には行けなかった。

【思い出の曲】
 Kyte "Sunlightl"
 Avril Lavigne "Head Above Water"
 Years & Years "Sanctify"

感想

【感想】
 裾合平のチングルマの大群落を見たくて、旭岳を裏側から登る周回コースを歩いてみた。

 ロープウェイを降りるとすぐにお花畑のお出迎えである。夫婦池にはエゾノツガザクラが色を添え、裾合平への途中ではチングルマ、キバナシャクナゲ、エゾコザクラが見頃である。それでも写真で見るような広大なお花畑はなく、なかなか満足のいくものではない。

 裾合平に向かうにつれて、季節は確実に逆行していく。温暖化の影響でチングルマは満開であろうと読んでいたが、いざ裾合平に着くとそこは雪溶けの水浸しの世界。明らかに開花の時期には早く、エゾコザクラとキバナシャクナゲがようやく咲き吹き始めたところである。それでも垂れ込むガスを背景にした花々は、幻想的ないい雰囲気を醸し出している。

 中岳温泉から間宮岳にかけては、平日のためなのか、コロナのためなのかは分からないが、たった3組の登山者としか出くわさない。快晴の天気予報も虚しく、青空がなく、おまけに風も強い。荒涼とした大地とも相まって、ハイシーズンの大雪とは思えない重苦しさ。

 そんな中で裏旭の一角にチングルマとキバナシャクナゲの群落地に出くわす。火山の礫地であるのに、ここだけは別天地だ。中でも裏旭キャンプ指定地の周辺は、おびただしい数のキバナシャクナゲが咲き誇り、思わず圧倒されてしまう。目がチカチカするようなクリーム色の大きな毬がゴロゴロと。昨日の雨の影響を受けたとも思えない雅な姿。恐らく1年で最も美しい時季に巡り合ったのだろう。

 予想だにしていなかったキバナシャクナゲの大群落。チングルマではなかったが、期待を遥かに超える光景に大満足。想像もしていない美しいものに出くわす楽しみ。過去に登った山でも、季節を変え、コースを変えて歩くのもいいなぁと感じた山旅であった。

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