幌尻岳（チロロ林道から日帰り）

2020年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 14:53
• 距離: 26.8km
• 登り: 2,849m
• 下り: 2,851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:55
• 休憩: 0:58
• 合計: 14:53

距離 26.8km 登り 2,852m 下り 2,858m

3:10 二岐沢出合 登山口
3:58 4:01 取水ダム
4:31 二岐・二ノ沢出合 天場
5:55 トッタの泉
6:46 ヌカビラ岳肩
6:58 額平岳
7:33 7:38 北戸蔦別岳
8:14 幌尻山荘分岐
8:52 8:55 戸蔦別岳
10:05 幌尻岳の肩
10:42 11:02 幌尻岳
11:36 11:41 幌尻岳の肩
12:49 12:58 戸蔦別岳
13:26 幌尻山荘分岐
14:03 14:11 北戸蔦別岳
14:42 額平岳
14:45 14:50 ヌカビラ岳肩
15:22 トッタの泉
16:40 二岐・二ノ沢出合 天場
17:13 取水ダム
18:03 二岐沢出合 登山口

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

羽田空港から新千歳空港に飛行機で行き、そこからレンタカーで登山口へ。
登山前日が天気よかったためか、19時過ぎに駐車場に到着した時点で、7、8台？くらい停まってました。登山口のちょっと手前にちょっとした川を渡る箇所があり、SUVではない普通の車だったのでちょっと焦りました。

コース状況／危険箇所等

チロロ林道の途中に、登山届提出箇所がありました。私はインターネットでも事前に登山届を提出しました。
登山道は、滑落等の危険箇所は無いですが、川を渡ったり、急登を登ったり、ハイマツ漕ぎがあったり、ヒグマに遭遇するリスクがあったりとバラエティに富んでいます。それ以上に往復距離が日帰りするには長いです。

その他周辺情報

登山後は、ひだか高原荘に日帰り温泉に行きましたが、コロナの影響で入場制限のためか、受付時間中にもかかわらず、入れませんでした。

写真

7/10 19:27

チロロ林道途中にあり、ここで登山届を提出しました。

7/11 3:10

まだ暗いですが、行程を考えて早めのスタート。一番手のスタートでした。

7/11 3:58

このあたりで明るくなってきました。

7/11 4:01

ここから登山道に入っていきます。

7/11 4:10

霜ですでに服がびしょびしょ。

7/11 4:13

ヒグマが出てきそうで、ビクビク。このあたりから渡渉がいくつか始まります。

7/11 4:20

熊鈴に加えて、ラジオも大音量にして歩きました。

7/11 4:32

ピンクリボンがあり、道迷いはほとんどありませんでした。

7/11 4:32

7/11 5:05

滝になっている手前を右にあがっていきます。

7/11 5:05

ヌカビラ岳でしょうか。ちょっと見えてきて、テンションあがってきました。

7/11 5:33

渡渉が終わると、急登。

7/11 5:53

トッタの泉。

7/11 6:31

7/11 6:32

7/11 6:32

7/11 6:33

7/11 6:34

もうちょっとで稜線だ。

7/11 6:35

7/11 6:39

7/11 6:42

ハシゴは小さいのが、2つありました。

7/11 6:46

稜線にでました。

7/11 6:51

いきなり幌尻岳。曇ってますが、眺望はいい。

7/11 6:51

今から歩く稜線。

7/11 7:00

7/11 7:00

7/11 7:04

ピパイロ岳方面。

7/11 7:08

戸蔦別岳と幌尻岳。

7/11 7:17

雪も残ってましたが、アイゼンはまったく不要なレベル。

7/11 7:20

7/11 7:26

テント1張り。

7/11 7:26

7/11 7:27

このテント場は、幌尻岳が正面に見えて、最高のロケーションです。

7/11 7:34

7/11 7:35

中央のとんがってるのは、カムイエクでしょうか。

7/11 7:35

日高の山々。

7/11 7:35

北戸蔦別岳に到着。

7/11 7:36

ここにもいい感じのテント場があります。

7/11 7:37

ここから、いったんくだります。

7/11 7:50

7/11 7:59

7/11 8:08

7/11 8:11

7/11 8:11

7/11 8:13

戸蔦別岳が近づいてきました。

7/11 8:13

右には幌尻岳。

7/11 8:13

7/11 8:15

7/11 8:22

お花と幌尻岳。

7/11 8:43

戸蔦別岳。

7/11 8:43

戸蔦別岳までくると、眼下に七つ沼カールが見えてきました。

7/11 8:43

七つ沼カールのアップ。

7/11 8:45

カムイエクも近くなってきました。

7/11 8:57

幌尻岳と七つ沼カール。

7/11 9:10

ここからのハイマツが強烈でした。

7/11 9:14

お花と七つ沼カール。

7/11 9:15

日高の山々と七つ沼カール。

7/11 9:29

7/11 10:13

7/11 10:23

7/11 10:23

7/11 10:26

ここまで来れば、もう少し。

7/11 10:31

7/11 10:38

幌尻山荘からの稜線。元々の計画は、そちらからでした。

7/11 10:42

7/11 10:43

幌尻岳頂上。

7/11 10:55

幌尻とはアイヌ語で大きな山という意味だそうです。

7/11 11:38

再び、七つ沼カール。

7/11 11:41

ヒグマはいないかな。

7/11 12:01

ハイマツ漕ぎスタート。

7/11 12:01

青空が出てきました。戸蔦別岳と七つ沼カール。

7/11 12:04

左から糠平岳、北戸蔦別岳、戸蔦別岳。

7/11 12:08

まだテン泊の方はおられないようです。

7/11 12:23

7/11 12:33

7/11 12:34

7/11 12:38

7/11 12:47

7/11 12:52

戸蔦別岳まで戻ってきました。

7/11 12:55

七つ沼カールもここで見納め。

7/11 13:01

北戸蔦別岳方面にくだります。

7/11 13:18

このあたりで、テントを担いだ2組とすれ違いました。おそらく、七つ沼カールにテン泊でしょうか。

7/11 13:24

登りの時は気づきませんでしたが、ここは、幌尻山荘の分岐点かな？

7/11 14:03

北戸蔦別岳まで戻ってきた。

7/11 14:32

幌尻岳もそろそろ見納め。

7/11 15:51

滝が見えて来ると、ここからは川に沿ってのくだり。

7/11 16:40

渡渉もすっかり慣れてきました。

7/11 17:13

ここまで来れば、あとは林道歩き。

7/11 17:19

林道はこんな感じ。

7/11 18:04

登山口の看板。

7/11 18:15

到着。かなり疲れた。

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

kenkoro

当初は、幌尻山荘に1泊して幌尻岳に登山する計画でしたが、今年は残念ながら山荘が閉鎖ということで、チロロ林道から日帰りで幌尻岳に登ってきました。

テント泊にするか迷いましたが、翌日の天気があまりよくなさそうなので、日帰りにしましたが、日本百名山の中で最難関と言われているだけあって、いろんな意味ですごい大変でした。ただ、距離が長くて大変という訳ではなく、行ってみて大変さの意味がよくわかりました。

地図で見ると、往復の標準タイム18時間。さすがにここまでかからないとしても、休憩を入れると、それなりの時間がかかることを想定し、3時にスタート。18時に到着したので、15時間の登山でした。

天気は曇りでしたが、ガスガスではなく、幌尻岳をはじめとする日高の山々を見渡すことができ、七つ沼カールもよく見え、最高の登山となりました。残念ながら、七つ沼カールにヒグマを見つけることはできませんでしたが、登山道でも遭遇しなかったので、それはよかったです。

ハイマツ漕ぎは、背丈くらいのところもあり、ひっかかって進めないところもありましたが、大変ながらなんとか進みました。下山後に足を見ると、傷だらけになってました。

達成感のある幌尻岳登山でした。結果的には、幌尻山荘経由でなく、チロロで正解だったかも。

日本百名山99座目。