武華山〜ハイマツを掻き分け岩の頂きへ
- GPS
- 07:46
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 819m
- 下り
- 802m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国道39号線から1.5キロ地点の通行止め箇所から約2キロ、崩壊した林道を歩いて登山口にたどり着きます。 林道は脆くて足の踏み場を考えないと崩れます。 よく見ると踏み跡が分るので、落ち着いて見極めましょう。 フキだらけで最初からレインパンツを履いて歩いた方が良いです、登山道も背の低い笹が覆って朝は濡れてます。 前ムカ手前からハイマツとナナカマドが登山道を覆って掻き分けて進みます。山頂手前まで断続的に続きます、根気よく歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 登山口から旭川側は層雲峡の黒岳の湯が便利です。 |
写真
感想
道東北見の山旅2日目、温根湯の道の駅で車中泊して武華山に向かいました。
石北峠8合目を通過して9合目手前で左手に林道への標柱が有りますが、直ぐに外せるロープがかかっていて、自分で外して通過し元に戻します。
そこから1.5キロ進みます、途中で二股の道を指導標に従い右に進行すると間もなく本格的な通行止め箇所、3台程度駐車可能なスペースも有って車を駐車させて出発しました。
通行止め箇所から間もなく林道は跡形も無く崩壊し崩れ落ちて、何とか踏み跡が有るので進みますが林道はフキだらけ、更に林道は大きく崩れ既に沢になっている箇所も有り、約50分かけてようやく登山口に到着、いちを入林名簿BOXも有って、前の方は11日に登った方がいたようです。
登山道もフキや笹が生い茂り下半身は朝露でジャブジャブ、途中からレインパンツを履いて進みます。
所々、フキや笹も少ない歩き易い道もありまが全体として少しです。ただ前半は左側にイトムカ川上流が沢となって150m以上ある滑滝も有って、辛い笹漕ぎを癒やしてくれます。
徐々に標高を上げ見上げると山頂の稜線と青空が望めて、ワクワクして早く山頂にと思い進みますがなかなか遠い。
ようやく前ムカ手前に着くと怪しい雲が流れ、更にハイマツとナナカマドが行く手を阻み、トンネルどころじゃ無くてハイマツとナナカマドの中を泳ぐ様な状態になりました。
そして、気が付くとハイマツの雌花の花粉が歩く度に舞って身体もザックも真っ黄黄状態になりました。
稜線も山頂がなかなか遠くて、たどり着けませんが所々でチングルマとエゾノツガザクラ等の群落に癒やされ、ようやく岩が積み重なった山頂にたどり着きました。
山頂からは、眼下遠く国道39号線が見え、昨日登った平山やチョット遠くに大雪の山並みが見えました。
隣の武利岳は山頂が見え隠れしてましたが、前ムカから尾根筋に縦走の踏み跡も一部確認出来ましたが、とってもハードな縦走路だなぁ〜とつくづく思いました。
山頂で何時ものラーメンを食べて、北見の山並みを目に焼き付け再びハイマツとナナカマドの中を泳いで下山しました。
車にたどり着いて、ザックと身体に着いた花粉をブラシで払っているとポツポツ・・・ザァ〜っと降り始め、直ぐに車の中に入って間一髪で雨に濡れること無く済みました。
帰宅途中、層雲峡の黒岳の湯で汗を流して二日間の北見の山旅を終えました。
コメント
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地元の山、こんな感じだったんですね。
チングルマ等の高山植物のお花も咲く山
だったんですね。小学校の校歌に歌われていた山です。懐かしい気持ちいっぱいになりました。レコありがとうございました♪
ですよね、温根湯の道の駅で車中泊して早朝から挑戦しました。
数年前の台風で林道が崩壊して修復不能となって、林道の跡を2キロ歩いて登りましたが、そっかぁ〜こんな山だったんだと故郷の山からの眺望は考え深かったです。
花は少なめですが、山頂手前でチングルマとエゾノツガザクラの花園が良かったです。
もうチョット気楽に登れるようになって欲しいですね。
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