53座目の焼岳

2001年07月14日(土) ~ 2001年07月15日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,077m
• 下り: 1,133m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:40

8:20 上高地帝国ホテル
10:40 0:00 焼岳小屋
12:00 12:10 焼岳北峰
14:20 14:30 安房峠
14:50 0:00 安房峠途中
15:00 ゴール地点

天候

晴れ、時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

1日目：午後名古屋を発って松本駅西口のビジネスHにて前泊。
2日目：電車、バスで上高地に入り、帝国ホテル前にて下車し、登山口へ歩く。中の湯温泉へ下山し、同じルートで名古屋へ戻る。

コース状況／危険箇所等

　今も火山ガスを噴き上げる山なので、事前情報に注意する必要がある。中の湯のバス停へ降る道は判りにくかった。自分はうっかりして安房峠の上のほうに降りてしまって苦労した。

その他周辺情報

　2001年当時の登山道は、現在のルートとはだいぶ違っているようなので、注意していただきたいと思います。

写真

7/15 8:32

　上高地バスターミナル手前の帝国ホテル前バス停で下車し、8:20に歩き始める。梓川を渡る田代橋から見る穂高連峰の山並み。

7/15 8:40

　火山ガスを噴き上げる焼岳。

7/15 8:50

　木漏れ日のさわやかな深緑の道。

7/15 8:52

　木々の間から見える青空と白い雲が綺麗だ！

7/15 8:56

　巨樹の緑が鮮やか。

7/15 9:05

　土石流を制御する装置や監視カメラなどが置かれている。京都大学砂防研究所の設備かも知れない。

7/15 9:05

　砂防ダムの上に張られたワイヤーは土石流を検知する装置と思われる。

7/15 9:25

　土石流に削られた沢筋。

7/15 9:56

　午前10時頃、振り返ると穂高に雲がかかり始めた。午後は夕立雷雨があるかもしれない。

7/15 10:07

　梓川と大正池。この池は大正年間の焼岳噴火で、梓川がせき止められて出来た堰止湖。

7/15 10:40

　10:40分、焼岳小屋が見えたが、寄らずに通過。

7/15 10:53

　草の斜面に巨木の立ち枯れ。火山噴火で焼かれたのかもしれない。

7/15 10:59

　火山の大噴火から約1世紀、高山の花たちは甦った。

7/15 11:00

　白い花。

7/15 11:01

　ピンクの花。

7/15 11:02

　ボンボンのような丸い花。

7/15 11:16

　噴気を上げる新しい？噴気孔。

7/15 11:16

　焼岳山頂付近。三角点のある南峰は立ち入りが禁止されているので北峰に向かう。

7/15 11:20

　岩の間から吹き上げる噴気。

7/15 11:25

　厳しい環境下でも、頑張って咲いている花。

7/15 11:41

　ピンクの可愛い花。

7/15 11:53

　北峰の山頂付近でも噴気が上がっている。

7/15 11:56

　噴気孔周囲の石は硫黄の結晶が付着して黄色く染まっている。

7/15 11:59

　深く掘れた荒々しい噴気孔もある。

7/15 12:01

　53座目の焼岳山頂にて記念の一枚を撮っていただく。

7/15 12:03

　山頂付近は荒涼とした様子ではあるが、若干の緑も見える。

7/15 12:05

　雨水を湛える古い火口の窪み。

7/15 12:18

　イワヒバリ？

7/15 12:26

　雲が晴れた綺麗な池。わずかな残雪も見える。

7/15 12:28

　黒っぽい噴煙を上げる荒々しい火山の姿。

7/15 12:41

　大石に附けられた登山道の白丸。一般の登山道と比べると少々厳しいところもある。

7/15 12:51

　標高を下げると綺麗な緑になるが、地質的には新しく堆積した不安定な状態の山なので、崩壊地も点在する。
今日は心配した夕立雨もなく、無事下山できた。

撮影機器：

FinePix1700Z FUJIFILM

感想

fujisky

　土曜日の昼頃、天気が良さそうだったので思い立ってJR中央線で名古屋を発ち、松本に前泊して登った。
　やや雲が多くて見晴らしは良くなかったが、荒々しい活火山の山の雰囲気を感じることができた。午後の夕立雨を心配したが、雷さんの恐ろしい雷鳴を聞くこともなく無事下山できた。
　但し、中の湯温泉バス停へ下山する予定が、うっかりして道を間違え、ツズラ折れの安房峠道の途中へ出てしまった。仕方なく峠を歩いていたら、あの山の中で偶然タクシーの空車が通りかかったので、これに乗って中の湯バス停に着き、予定より早く帰宅することができた。