燕岳 〜 長雨の合間に魅せた絶景

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 07:26
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,352m
• 下り: 1,610m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 2:04
• 合計: 8:17

距離 13.1km 登り 1,352m 下り 1,628m

6:45 中房温泉登山口
7:08 第１ベンチ
7:31 第２ベンチ
7:56 第３ベンチ
8:24 8:28 富士見ベンチ
8:49 9:12 合戦小屋
10:08 10:10 燕山荘
10:15 10:16 いるか岩
10:32 めがね岩
10:39 10:46 燕岳
10:52 めがね岩
11:03 11:07 いるか岩
11:13 11:49 燕山荘
12:18 12:21 蛙岩
12:48 12:57 燕山荘
13:08 ベンチ
13:21 13:25 合戦山
13:28 13:45 合戦小屋
13:54 13:57 富士見ベンチ
14:09 14:11 第３ベンチ
14:26 14:34 第２ベンチ
14:43 第１ベンチ
15:01 15:02 中房温泉登山口
15:02 ゴール地点

登りの合戦小屋から燕山荘の間のログが切れてる。スマホが気を失ってたみたい。

天候

晴れ・東側はガス

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

朝は中房線途中の有明山神社の無料駐車場に車を駐めタクシーで中房温泉へ移動。タクシーは呼んでから15分ぐらいで来た。4人でシェアして1300円/人はバスと同額。
帰りは最終バス16:15まで1時間ほど待ちとなる。バス停前に集まっていた4人でタクシーを呼ぶことにしたが、配車に50分ほどかかるとのことだったので諦め。定員20人のバスは満員だった。

コース状況／危険箇所等

合戦尾根や燕岳への稜線は特に危険な箇所はなかったと思う。合戦尾根は一部根っこが張り出しているところもあるが、ステップを切るなど歩きやすく整備されている。

その他周辺情報

有明山神社駐車場の係の人曰く、2:30頃には中房温泉駐車場は満車になっていたらしい。着替えを車に置いて下山後に温泉を楽しむ計画が果たせず残念。ひょっとしたら着替えは中房温泉にデポすればよかったのか？（できるかどうかは未確認）
→ 他の方のレコによると5時ぐらいなら第三駐車場に入れたようですね。アルプスに来る時はもう1時間は早くこないとダメだな。

写真

7/19 5:57

有明山神社駐車場。上は満車で、ここからバスかタクシーで移動になった。

7/19 6:47

中房温泉の登山口。ここで「おでこ検温」をして、異常がなければ注意事項（調子が悪くなったら引き返す。小屋の中・周りはマスク着用）を聞いて登山開始。

7/19 6:48

7/19 7:00

早速、森へ。

7/19 7:11

第一ベンチ。

7/19 7:11

水場はパス。

7/19 7:22

急登。

7/19 7:31

合戦小屋へ続く荷揚げ用ワイヤー？
山肌はガスが掛かってるが、上空は晴れてきた。期待できそう。

7/19 7:32

第二ベンチ。

7/19 7:33

シャクナゲはもう終わりかけ。

7/19 7:54

大天井岳の方かな。

7/19 7:58

第三ベンチ。燕山荘への中間地点だ。

7/19 8:27

富士山が見えない富士見ベンチ。

7/19 8:35

砂岩質の登山道を登る。

7/19 8:44

7/19 8:46

7/19 8:47

ここでスイカの絵はズルい！

7/19 8:51

合戦小屋に到着。

7/19 8:56

秒でスイカにかじりついてました。

7/19 9:11

暑い。

7/19 9:11

賑わう合戦小屋。下山の人が多いのかな。

7/19 9:19

オオハナウド？

7/19 9:21

ゼンマイっぽい。

7/19 9:26

合戦沢の頭。2488.2地点の三角点は三等？
急登はここまで。

7/19 9:30

この辺で木々の背がかなり低くなってくる。

7/19 9:39

？

7/19 9:44

ハクサンフウロ

7/19 9:44

モミジカラマツ？ミヤマカラマツ？

7/19 9:46

ちょっとガスってるけど…

7/19 9:53

イワカガミもたくさん咲いてた。

7/19 9:56

ハイマツの赤い実。

7/19 10:00

7/19 10:00

ゴゼンタチバナ。

7/19 10:04

トリカブトか。

7/19 10:04

と、頭を上げると…、槍じゃん！

7/19 10:04

燕山荘着。ここまで3時間弱。

7/19 10:05

7/19 10:06

小屋脇に咲く花。

7/19 10:06

小屋の向こうにすごい風景が現れてくる。

7/19 10:13

貴女が燕岳か。後立山の方はガスが掛かって見えない。残念。

7/19 10:13

裏銀座縦走路方面。

7/19 10:13

野口五郎岳、水晶岳、黒部五郎岳、双六岳…

7/19 10:13

こんなに綺麗に見える北アルプスは初めてで、とにかく見惚れる。

7/19 10:13

7/19 10:13

7/19 10:13

とりあえず燕岳へ向かう。

7/19 10:15

7/19 10:17

白く乾いた砂地にコマクサがいっぱい咲いてる。

7/19 10:17

7/19 10:17

7/19 10:17

7/19 10:19

7/19 10:22

ミヤマキンポウゲ？

7/19 10:23

ハイマツの間を抜けて、

7/19 10:32

ビーチを歩いているような清々しさ。

7/19 10:32

東側はガスが切れず真っ白だけどね。

7/19 10:33

コマクサ群生。

7/19 10:39

ハクサンフウロ？

7/19 10:46

燕岳山頂に到着。2763米。

7/19 10:44

2等三角点。

7/19 10:44

燕からの槍穂高連峰。

7/19 10:44

7/19 10:48

大天井の方からヘリが飛んできた。

7/19 10:49

長崎県警のヘリだ。
この日は特に事故の報告はなかったみたい。

7/19 10:52

来た道を花を見ながら戻る。

7/19 10:56

アカモノ。

7/19 10:58

ホントにコマクサがいっぱい。

7/19 11:04

ポツポツと砂礫に群生するコマクサを眺めてると「ガァー」いう鳥の声が聞こえ、慌てて戻ってみる。

7/19 11:06

いたいた、雷鳥の親子だ。

7/19 11:07

ヒナ三匹をつれてゆっくり散歩のご様子。

7/19 11:14

シナノキンバイかな？

7/19 11:15

燕山荘まで戻ってきた。

7/19 11:52

昼食を食べて、ちょっと蛙岩（げえろ岩）まで行ってみる。

7/19 11:53

振り返って。ここの稜線は本当に気品がある。

7/19 11:53

表銀座縦走コース。槍穂高まで行きたいね。

7/19 11:59

7/19 12:02

7/19 12:12

7/19 12:18

7/19 12:19

7/19 12:19

蛙岩のエントランスへ到着。

7/19 12:20

カエルには見えなかったな…
（蛙岩はこの後側だけど）

7/19 12:24

キバナノコマノツメ？

7/19 12:32

この先、大天井岳にも進みたいが…

7/19 12:32

今日は戻ります。

7/19 12:35

7/19 12:35

7/19 12:52

戻ってきて方位盤。

7/19 12:52

山男。

7/19 12:53

燕山荘。入り口には消毒液。

7/19 13:03

名残惜しいけど、そろそろ下ります。

7/19 13:05

また来たいな。最高だった。

7/19 13:11

7/19 13:14

鎖場。凍ってる時にはお世話になるかな。

7/19 13:17

チングルマ。

7/19 13:24

東側のガスが晴れて安曇野の街が見えてた。

7/19 13:44

合戦小屋！

7/19 13:40

ここで休憩しながら、バスの時間を確認。
さすがに14:15は間に合わないなぁ。その次は16:15だから、ちょっとのんびりするか。

7/19 13:44

ふむふむ、桓武天皇の頃とは！奈良〜平安時代に遡るのか。

7/19 13:59

結構雲が取れてるなぁ。もうちょっと燕山荘にいても良かったか。

7/19 14:13

でも、あとはもう樹林帯を下るだけ。

7/19 14:46

切り株の中にギンリョウソウ。

7/19 15:02

ゲザンヌ。

7/19 15:12

いやぁ、お疲れ！

7/19 15:42

あとはダラダラとバスを待ち、

7/19 16:52

ガラガラの有明山駐車場に着いたのは5時前。お風呂に入る時間もなく、4時間運転し無事帰宅。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー 水筒 お尻マット コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯

感想

ミハラシ

　燕岳に中房温泉からピストンしてきました。いつ明けるやもわからないような梅雨の長雨の合間にやや希望の持てるこの日を選んで登ったのですが、大当たりでした。4度目の北アルプス、逆転勝利といっても良い出来でした。
　稜線からの絶景は写真の通りです。北や東の方は残念ながら雲が多く、後立山や劔は見えませんでしたが、裏銀座や槍・穂高方面は見事としか言いようのない姿を見せてくれました。
　それにしても燕岳は美しい山ですね。ハイマツのグリーンと砂礫の白のコントラストが本当に映える。こんなに幸せに歩ける稜線は初めてでした。雷鳥の親子にも会えたし、大満足です。


燕岳山頂から


燕山荘のちょっと南から