赤兎山〜三ツ谷周回・燃え尽きた、真っ白にな…〜

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 09:59
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,249m
• 下り: 1,234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:49
• 休憩: 1:11
• 合計: 10:00

距離 17.5km 登り 1,251m 下り 1,251m

6:10 スタート地点
7:17 7:25 林道終点駐車場
7:53 8:08 川上御前社
9:01 9:14 小原峠
9:38 9:41 大舟分岐
9:58 10:00 赤兎山
10:23 赤兎避難小屋
11:49 11:50 裏赤兎山
14:03 14:28 杉峠
14:56 15:00 白山展望台
15:27 別山展望台
16:04 三ツ谷登山口
16:10 ゴール地点

■画像の時刻とタイムが一致していないのは、seasunさんのGPSとseasunさんの時計とkozakuraの時計の時刻がそれぞれ異なっているからだと思われます。少なくともkozakuraの時刻は10分ほど早くなっております。（直す気なし）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山登山の玄関市ノ瀬の手前、三ツ谷橋を渡って右へ（市ノ瀬へは道なりに左へ）→ゲートを開けて未舗装の林道を2キロ弱走り、再び出てくるゲート前に4−5台駐車できるスペースあり。
林道はかなりの凸凹があります。駐車スペースにはアクアやラパンも止まっていたので、なんとか通っているのでしょう。

コース状況／危険箇所等

登山ポストなし。トイレは赤兎平の避難小屋のみ。水場なし。

・駐車スペース〜越前禅定道入口（登山口）
　緩やかな登り基調の砂利道。地味に疲れる。林道終点の工事現場の右手にある川を徒渉する。

・越前禅定道入口〜小原峠
　やぶやぶだけど道はしっかりある。一部崩壊箇所あり、高巻きするけど地盤が緩く、失禁ものの怖さ。何か所か徒渉あり。全体的に急登はないものの、小原峠直下で急激に斜度を上げる。

・小原峠〜赤兎山〜赤兎平
　整備の行き届いた登山道。

・赤兎平〜杉峠
　一度がっつり下るが、階段が崩壊していてただの斜面になっている。手足＆お尻を使って滑り降りる。その後裏赤兎山へがっつり上り、アップダウンを繰り返す。草刈りされている。

・杉峠〜杉峠登山口〜駐車スペース
　無言になる長〜〜〜い下り。道幅が狭いうえに微妙に谷側に傾斜している箇所が多く、気も抜けない。急傾斜のくせに地盤がもろくて注意が必要なところもある。

その他周辺情報

白峰温泉総湯
コロナ予防のため時間帯によって人数制限あり。入館にはマスク着用のこと。
コロナもだけど、わんぱく小学生（低学年）並にお尻ドロドロだったのに、難なく入れてくれたことに感謝。

写真

7/19 5:28

seasunさんが某小屋から登場したところをおはよーございますと激写♪白山登山に行かれるみなさまを次々と見送りながらわたくしたちが向かうのは…（K）
多目的トイレじゃないよ！しかも一人だし（S）

7/19 5:41

こちらです♪（※この絵面は決してふたりの力関係を表すものではありません）ロープを外したらちゃんと閉めましょう。（K）
不法採取しそうな人（S）

7/19 6:19

凸凹林道を走ること10分ほどで駐車スペース。すでに4台、すぐ後にソロのお姉さん1台で大盛況。（S）
いても2台くらいかと思ってた。（K）

7/19 6:36

ゆるゆる林道歩き。（S）

7/19 6:02

朝日が差しこんで良い予感。（K）

7/19 6:06

前方には平和なお空。（K）

7/19 6:11

キツリフネみっけ！！・・・みっけしたのはseasunさんですけども。（この後も同様）（K）

7/19 6:22

振り返ると素敵光芒！すかさずseasunさんを被写体にすべく、あそこまで戻るよう指示！なんて従順！（K）
デスノートにつけてるお♪（S）

7/19 6:45

ハンゲショウ。（S）

7/19 6:48

洗い越しあり。結構な水量でビビりながら通過。（S）
落ちたら死ぬ！のあそこみたいだね（K）

7/19 6:59

白山在来いわなの存在をここで初めて知る。（S）

7/19 7:23

林道終点の工事現場。ここまで車でも来れる。（S）
とはいえあまり来たくない道だったねぇ。（K）

7/19 7:25

一休みのドライ塩スイカ。（S）
ごちになりました！（K）

7/19 7:31

工事現場右手にある徒渉点。ここもまたなかなかの水量。秒で靴水没。（S）
ここが全行程で一番不安だったのでとりあえず安心。（K）

7/19 7:32

えと…。道どこ？（S）

7/19 7:36

かき分けながら進むと越前禅定道の入口。湿気と藪についた水分でレンズがドロドロ。（S）

7/19 7:38

あ‼‼ちょ見て！めっちゃ珍しいラン‼オニノヤガラ‼と大興奮なのは私だけ。kozakuraさんは素通りせんばかり。（S）
こんなにもテンション高いseasunさん見たの初めて。（K）

7/19 7:25

いっぽうそのころ・・・大興奮のSを横目にKが撮っているのは・・・（K）

7/19 7:18

ひゃー！やっばい森！（K）
ブナ林でテンション爆上げPONPON〜！（S）

7/19 7:49

イチヤクソウ。（S）

7/19 7:26

ここに崩落地。高巻くように道が付け替えられていますが、そちらも雨後なのかもともとなのか、足場が不安定なので注意する。（K）
ズザ〜ッと谷側に落ちていきそうで失禁もの（S）

7/19 7:55

タマガワホトトギス。（S）

7/19 7:32

いっぽうそのころ・・・Kもタマガワホトトギスを・・・（K）

7/19 8:00

川上御前。後にも先にもベンチあるのはここだけ。（S）
7月中旬から下旬にかけて御開帳とのことだったけれど…？ちなみに御開帳してほしい人はtel下さいと記載あり。（K）

7/19 8:02

福井が誇るブランドトマト、越のルビー。みずみずしくてCP回復。（S）
ごちになりました！（K）

7/19 8:03

一口かじればトマト汁ブシャー‼（S）
トマ汁！（K）

7/19 8:13

ウメガサソウ。（S）

7/19 7:57

こんなにも立派な原生林が広がっているとは思わず、キャーキャーと騒ぎそうになる・・・あ、実際騒いでたっけね。（K）
おかげでクマも寄り付かず（S）

7/19 8:24

数回徒渉する。こけこけの岩で緊張する。（S）

7/19 8:02

今回も結局、終始たけし城状態だったね。（K）
これはたけし城の竜神池だね（S）

7/19 8:06

繊細なきのこ。最近ピントが合わなくなってきており焦ります。（K）
目の老いちゃん？（S）

7/19 8:20

かと思えばご立派なきのこ。（K）

7/19 8:25

トラバース気味な部分が多いので注意。（K）

7/19 8:50

やぶやぶ〜。全集中！草の呼吸で乗り切る。鬼滅の刃ネタスマソ。（S）
わからん。（K）

7/19 8:28

おーーーーーい！（K）
やばみ（S）

7/19 9:07

しかも小原峠直前はかなりの急登。虫の息で小原峠到着。（S）

7/19 9:14

木々の間から白山御前抜き。梅雨真っ最中にここまで見れるとは思わなかった。（S）

7/19 9:19

小原ルートの登山客と合流してにぎやかになる。kozakuraさん大長行きたかったろうに、今回はごめんね。（S）
次からは小原からの大長がゆるふわハイクに思えることでしょう…。（K）

7/19 8:58

ここから先は勝手知ったる道で安心安全（K）
急登が連続することを知っているだけにテンション上がらず（S）

7/19 9:05

おたまじゃくしとサンショウウオを同定できない残念な二人。（K）

7/19 9:13

なんじゃこれは。（K）

7/19 9:18

振り返ると大長がいる。（K）
やはり未練が…（S）

7/19 9:47

大舟分岐までは我慢の登り。kozakuraさん経ヶ岳方面に偵察に行くも、私にその気力なし。（S）
ほんの10mほどやで。（K）

7/19 9:29

トンネルくぐって〜（K）

7/19 9:36

御前様ぁぁぁあああ〜（K）
だいぶ熟女だけど、本日お会いしたいお花だったので興奮してたっけね（S）

7/19 9:36

雌のクワガタ？（K）
キノコ以上に興味なし。つか苦手（汗（S）

7/19 9:38

ヤマハハコ。（K）

7/19 9:39

オオコメツツジだかコメツツジだか？（K）
虫！（S）

7/19 10:01

ササユリ。（S）

7/19 9:39

いっぽうそのころ・・・Kもササユリを・・・（K）

7/19 10:05

だましピークに案の定騙されながらも山頂着いた。（S）

7/19 9:42

やったね！（K）
やったね感ゼロのあたい（S）

7/19 9:44

この道が行きつくのは経ヶ岳・・・ではなく鳩ヶ湯温泉。（K）
あちらも草刈りしたようだね。ゴクリ…（S）

7/19 9:54

裏からうさちゃん。（K）

7/19 10:19

大好物の景色、赤兎平。夏だね〜♪（S）
最高♪（K）

7/19 10:27

赤池。もうちょい青空だと映えるけど贅沢は申しません。（S）

7/19 10:27

ニッコウキスゲ。ぽつぽつと残っていた。（S）

7/19 10:06

いっぽうそのころ・・・KはSを撮りまくり。キスゲがもっと欲しかった。（K）

7/19 10:29

イワイチョウ。（S）

7/19 10:32

避難小屋の先へランチ会場探し。（S）
どこも大盛況だったね。（K）

7/19 10:47

適当な会場を見つけてかんぺ〜。レンズの曇りは気にしない、つか拭き取る余裕なし。（S）

7/19 10:22

のんびりメスティンパーティーなど出来るような行程ではないことは分かっていたので持ってきてませんしテーブルも広げません。カルピスウォーターはseasunさんからの頂きもの♪（K）

7/19 10:38

のどかです。。。（K）
この先を考えなければ（S）

7/19 11:28

別山完全に丸出し。御前様はあと一息。（S）

7/19 11:30

ランチが終われば再び試練の道へ。ずご〜んと下ってずご〜んと登る。（S）

7/19 11:32

この下りがもう笑っちゃうほど垂直直滑降。両手足＆お尻の5足滑り。（S）
おたすけ草などもない。（K）

7/19 11:41

ソロのお姉さんとスライド。こういう時に出会った人との会話って元気が出る。（S）
お姉さんとスタートがほとんど同じなのに、出会ったのがここという。。。（K）

7/19 11:43

ノリウツギ。裏赤兎山への登りは階段があるのでまだマシ。（S）

7/19 11:33

振り返るとすんげー壁・・・。（K）

7/19 12:00

草刈りもばっちり。本当にありがとうございます。（S）
ありがとうございます！（K）

7/19 12:13

意外と言っては何ですが、ブナ林が美しい。（S）

7/19 12:14

しかしアップダウンが苦しい。（S）

7/19 12:18

傘を囲むように何箇所か尖ってる不思議なきのこはボケました。（K）

7/19 12:35

大きなブナを見つけては、ため息程度の歓声が上がる。本当はもっと喜びたい。（S）

7/19 12:36

お撮りなさいと言いつかるも、カメラの設定変える余裕なく駄作。すまんkozakuraさん。（S）

7/19 12:13

このブナ大人気！ていうかヌシみたいなブナばかりでヌシ認定に迷う！（K）

7/19 13:24

男前な別山がチラリ。梅雨のさなかここまで見れるのはラッキーだ。（S）

7/19 13:44

午後になって高気圧が本気出してきた。暑い。（S）

7/19 13:45

倒木が各所にあり。通れるように最低限の整備はされている。（S）
や、この周回道を整備してくれている事のありがたさ。（K）

7/19 13:24

足元に家族。ホントなんでもかんでも上手に見つけるseasunさん。それを従順に撮るK。（K）
そのうち「タマゴダケ見つけろ」と急にハードル上がる（S）

7/19 13:50

ツルアリドオシ。（S）

7/19 14:01

帰りの登りは堪えるね。（S）

7/19 14:10

やっと杉峠。私たち以外誰も来ねぇべと思いきや、六本檜方面から2組4名と遭遇。みんなすごい。（S）
あこがれの杉峠。人と人とが出会う素敵な峠。（K）

7/19 14:11

休憩のお供はkozakuraさんからの差し入れ。脳みそお花畑になるほどおいしかった。（S）

7/19 14:00

seasunさんにはアマビエさんもろた♪もらってばかり。。（K）

7/19 14:18

こちらの道もなんだかすごいぞ…（K）

7/19 14:42

大きな杉の木。撮影は本当に難しい。（S）

7/19 15:04

白山展望台より。白山のどこが見えているんだかさっぱりわからん。（S）

7/19 15:01

おーきな森とちーさなseasunさん。（K）

7/19 15:06

めっちゃ下るところ数か所。この周回路、基本ロープはありません。（K）
おかげでお尻泥だらけ（S）

7/19 15:34

別山展望台。別山は店仕舞いしてしまったよう。（S）

7/19 15:39

見事なブナ林に圧倒される。（S）

7/19 15:41

どこをどう切り取っても美しい。（S）

7/19 15:46

あまり人が入らないせいなのか、大木も所々にある。（S）

7/19 15:26

美しきノギランに癒されます。（K）

7/19 15:42

地面が見えた！（K）

7/19 16:05

登山口着いた。沢登りしてきたんですか？ってくらい汗で全身びっしょびしょ。激闘の10時間だった（S）

7/19 15:48

埋み火の里って書いてある。うずみびのさと。緑の教科書によると、往年の大水害を偲んだ石碑とのこと。昭和9年のですかね（K）
うずみびと読むの今知った。石碑は今を時めく谷本正憲石川県知事書（S）

7/19 16:14

ゴールの駐車スペース。アブの襲来があって逃げるように退散。最後の最後でどっと疲れた。（S）
アブはなぜ車にコツンコツンと寄ってくるのだろうね。（K）

撮影機器：

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

X-T20 FUJIFILM

感想

seasun

ソロだと行くの怖いな〜、けど行ってみたいな〜という、クセあり妄想登山計画が増えてきました。
そんな時にはあの女しかいない。
し「あ、kozakuraさ〜ん？またコラボしよっさ。小原から赤兎ピストンでゆるふわハイクなんてどう？」
こ「三ツ谷からの周回でもええですよ〜」
…さすがだな。こちらの意図がモロばれしている。
というわけで、kozakuraさんと久々のコラボでございます。
しかしまあ、想像のはるか上を行く激闘10時間となりました。
みんなこれをソロで行ったり、さくっとトレランしたりしてるのか。尊敬しかありませんな。
わたくしは家にたどり着くのもやっとなくらいボロボロになりましたが、梅雨明けもしていないのに青空に恵まれ、白山・別山のご雄姿を拝むことができて本当によかった。
kozakuraさん、ありがとうね。
でも今度は、山頂メスティンランチでお腹も心も満たされまくり♪みたいなランド〇風ハイクもしようね。

kozakura2702

たいがいのところは一人で歩ける自分ですが、この道だけはずっと躊躇していました。
そんなときこそあの女の出番、だ…！？

というわけで、seasunさんとの　合　宿　登　山　第3弾です♪
ゆるふわハイクのつもりでも最終的に合宿登山になってしまった実績が過去2回。ですが、今回は最初から合宿になることが確定している杉峠周回です。二人とも直近はふわふわハイクしかしていなかったため不安でいっぱいのスタートでしたが、結局生きて帰って来れましたね。頼りになります。ありがとうございます。

今回の周回路はどの部分もパンチがあり、感想は色々ありますが長くなりそうなので一つだけ。

総じて素晴らしいブナの原生林が広がっていることにいたく感動しました。
序盤、小原峠までは雰囲気のある落ち着いたブナの原生林。小原峠から赤兎は割愛して、裏赤兎から杉峠区間のブナの森が今回のハイライトでした。もうあそこに住みたいくらい素晴らしく深い森です。地味なアップダウンに蝕まれますが、それすら覆す程の感動的な森です。杉峠から三ツ谷にも負けず劣らずの広大なブナの原生林が広がっていました。総じて紅葉の時など素晴らしいのだろうな。。今回の記憶が薄れたら、その時はまた会いに行けるのかもしれません。

今回、小原峠〜赤兎区間以外でお会いした方々は両手に少々足りないくらいの人数。日曜日のなんとも正しい過ごし方です。
seasunさんありがとうございました。またよろしくお願いします！

コメント

ブラック

こちらでも失礼します
seasunさん　kozakura2702さん　こんにちは〜

お会いできてとっても嬉しかったです 　レコにもコメントありがとうございましたm(_ _)m

私は逆回りでしたが、小原峠〜三ツ谷口までの登山道でお花 を全然見つけられませんでした
イチヤクソウにタマガワホトトギス があったんですね〜
オニヤガラという腐生ランまで見つけていらっしゃってスゴーイ
うわー　私も見たかったーーーー

ロングの周回、私もヘロヘロでしたが白山や別山を間近で見られて赤池の湿原にも感動でしたネ
またお会いできる日があるといいなぁ 　その時を楽しみにしております

kozakura2702

Re: こちらでも失礼します
blackさん♪

コメントありがとうございます！
あの道でお会いするのはごく少数の方々ですが、思考回路が同じということでみなさん大好きです♪笑
それでなくてもあの部分でblackさんとお話ができたことで、この先の道も頑張ろうって思えました。元気いただきありがとうございます。

いえいえ、我々も杉峠〜三ツ谷まではもはやお花を探す元気もなくただただ淡々と下るのみでしたよー。あの区間にたとえ同じお花が咲いていたとしても、私は多分気づかなかったと思います。（seasunさんの目はごまかせないので彼女ならば多分見つけてたと思いますが〜 ）

思いがけず梅雨の晴れ間の良いお天気に恵まれて良かったですよね。
またお山で再会出来たら嬉しいです。

seasun

Re: こちらでも失礼します
> -black-さん

こんにちは。
こちら、ヘロヘロなんてもんじゃありません。
その後2日、生ける屍状態でした。
三ツ谷を起点に、杉峠から登るのと小原峠から登るのどっちがキツイかな〜？と話をしながら歩いてましたが、結局、どっちもキツイという結論になりました。

普段はもっと緩めなコースを歩いておりますw
またお会いできるといいですね。