白雲山 〜復路は士幌高原道路経由〜
- GPS
- 06:03
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 629m
- 下り
- 618m
コースタイム
天候 | 曇り/晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
士幌高原道路突き当り手前の展望台に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝露のため、コース序盤は濡れて土がネトつきました。そこで、復路は登山道ではなく工事が中断してそのまま放置されたままの士幌高原道路を利用しました。 |
その他周辺情報 | ピア21しほろのにじいろ食堂にて剣先ステーキを頂きました。 その後プラザ緑風にて入浴し、帰途につきました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
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感想
今日は時間的制限があったため、比較的近場かつ所要時間短めのコースを選択しました。たまたま、白雲山未踏のメンバー2人と予定が合ったため、ナキウサギ鑑賞を兼ねた山行となりました。
厚岸を出発した4時の時点で、周囲はガスに覆われていました。しかし目的地はここ厚岸ではありません。十勝の内陸部なら、きっと日中は晴れ間も覗くだろう・・・と期待しながら車を走らせます。ところが、ドコまで走ってもガスは晴れません。それどころか、登山口のヌプカの里に近づくほどにガスは濃くなり、路面も黒く染まっていきます。
白雲山士幌コース登山口は朝露に濡れ、序盤の登山道は土がヌチャヌチャしていました。登山道に被さる笹も露に濡れて我々のパンツを濡らします。霧の中から、放牧された牛の鳴き声が響いてきます。(笑
このコースは序盤からややキツめの勾配が続きますが、士幌高原道路(工事は中止になったが、その一部が登山道になっている)と合流した辺りから束の間のハイキングコースとなります。そして山側に直角に折れてからは比較的急登が続きます。登山道には岩が多くなっていきます。
ココを登り詰めると、岩石山分岐です。時間に余裕があったので、岩石山のピークを目指すことにします。コースは山頂に向かって右側の低木帯を縫うように進み、最後は大きめの岩がゴロゴロしたルートになります。所々にピンクテープがありますが、もし、この目印を失ったとしても、目的地の山頂はハッキリと分かるので、浮き石にさえ注意していれば岩場を直登してもそれほどの危険はないと思います。
とりあえず、我々はピンクテープを見失うことなく山頂に到達します。下界は一面の雲海に覆われていました。
岩石山を下りて、再び白雲山までの登山道に戻ります。やや急傾斜が続きますが、然別コースとの分岐まで登ってしまえばあと少しです。登山道の脇には、青い実を結んだツバメオモトやチシマアザミの花、ミヤマアキノキリンソウ、モイワシャジン、ツリガネニンジン(ハクサンシャジン)などが見られます。
そして山頂。登山開始した時はどうなることかと思った空は青く、素晴らしい景色が広がります。十勝平野側は相変わらず一面の雲海です。しばらく絶景を楽しんだ後、ナキウサギ観測ポイントへ移動します。
ナキウサギ観測ポイントには、カメラに長いレンズを装着した先客がいました。
そして条件は絶好だったハズなのですが、ナキウサギはなかなか姿を現しませんでした。それでも、20分、30分と息を殺してジッと待っていると出てきました出てきました!まずは岩場のあちらこちらからあの独特の甲高い鳴き声が聞こえてきます。
そしていつの間にか、一つの岩の上にナキウサギの姿が。ナキウサギはしばらくジッとしていましたが、やがて岩陰に逃げてしまいます。
しかし間もなく別の個体が現れます。そして、やっぱりあまり動きません。(笑
その身にひとしきり太陽を浴びた後、やがてその個体も岩陰に隠れます。今日はこれでいいかな。
我々は白雲山山頂を後にします。
復路は途中から登山道を外れて、工事が途中で中止になった士幌高原道路跡を歩くことにしました。環境保護団体の反対で、20年以上も前に工事が中断され、事実上計画が撤回された道路には既にかなりの太さにまで育った木々が生い茂っていましたが、明瞭な踏み跡が残っていました。道路は次第に人工物が多くなり、最後の数百mは舗装されていましたが、表面を苔が覆っています。遠回りにはなりましたが、そもそも車道として設計された道ですので傾斜は緩く、少なくとも泥で滑る登山道よりは歩きやすく思いました。
さて、帰宅前にピア21しほろに寄ります。
20年以上前、移転する前のピア21しほろで食べた剣先ステーキをもう1度食べる目的を果たすために。(笑
道の駅構内にある「にじいろ食堂」さんは、月曜日定休で営業時間が11:00〜15:00と限られているため、なかなか機会がありませんでしたが、やっと念願が叶います。昔の剣先ステーキはどちらかと言えば質より量的な感じでしたが、イメージが全く変わっていました。肉質も柔らかく、付け合わせの野菜類も一つ一つのレベルが高い!お値段(2750円)に納得の1品となっていました。
満足、満足。
コメント
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こんばんはkenyoさん!
然別湖周辺はナッキーが確実に見れていいですよね(^^)
そう言えば今年は泣き声は聞きましたが、まだ姿を見てないです。
tomo-masaさん、おはようございます!そしてコメントありがとうございます。
ナキウサギは出てくるまでジッと待ってますからね。(笑
時間的に余裕のあるショートコースだからこそ出来ることでもあります。
例えば、生息密度がいくら高くてもこれがニペソツ山だったら、ナキウサギのために1時間も待っていられませんよね。
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