安平路山 〜中ア北南縦走の下見〜
- GPS
- 09:53
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:53
天候 | 雨のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
左折して東沢林道に入る、しばらくは舗装路だが途中から砂利道 普通車でもゲートまではなんとか入れる。 ゲートはカラビナでロックされてるだけで解放可能、看板に通行禁止と あったのでここから先は何があっても自己責任となる。 (私は軽自動車なのでゲートから500m進んだくらいで諦め道路脇に駐車) ゲートから先は更に道デコボコ、四駆&タイヤが大きい車でないと厳しい。 黒川に掛かる橋の工事は終わっていたがまだカラーコーンが置いてあったので 進めてもこの手前までとなる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の7〜8割は藪漕ぎ、そのうち背丈ほどの藪区間が1〜2割。残りは精々腰まで。 登山道は不明瞭区間だらけ、基本下は見えないのでつま先がスーッと入る方向に進むしかない。 ■摺古木自然園休憩舎〜直登分岐 出だしの藪が一番背が高く酷い、手でかき分けながら進むしかない。 登山口から少し登ると後はほぼトラーバスの水平移動、渡渉を何度もするが、困難なほどの沢はない ■直登分岐〜摺古木山 幾分藪は収まっていたように思う、急登。 ■摺古木山〜安平路山 ひたすらアップダウンの繰り返し、笹薮も酷いところ数ヶ所ある。 マーキングも所々あるがそんなにあてにはならない。 避難小屋から山頂までに水場が2ヶ所あるようだ、山頂に近い側は登山道より徒歩30秒。水量も多かったので枯れることは無いと思う。 ■摺古木山〜摺古木展望台〜直登分岐 帰りに通ったが単にピークハントしただけなら通らない方が良い。 摺古木山から摺古木展望台までの区間は特に道が不明瞭、藪も酷い。 |
写真
感想
安平路山に行って来ました。
私はマイナーな山が好き、よってそれなりに藪漕ぎの経験もある。でも私が「凄い藪だなぁ」と思っている感覚はベテランハイカーさんなどの認識と合っているのだろうか?
そんな思いもあり今回は藪漕ぎで有名な安平路山へ。ココは今年も狙っている中央アルプス北南縦走で通る山なので下見的な要素もある。この区間の藪でビックリしてしまうようでは、もっと藪が酷いと思われる越百〜安平路部分は踏破出来ないだろうから藪漕ぎテストみたいな意味合いもあった。
前日は夜勤明けだったが、今回はそのまま寝て夜に起床し福井出発。深夜3時半頃大平宿に着いた。今日は軽自動車で来たが東沢林道へ入る。
途中から砂利道だがゲートまではなんとか来れた。ココへ停めることも考えたが外は雨、やっぱり少しでも近づきたいのでゲートの中へ。途中倒木などあり下りて退けたりしたが道は酷くなる一方。雨降る真夜中にスタックでもしたら洒落にならない、結局ゲートから500mくらい入った所の道路脇に駐車した。今日は妻のランクル借りてくるべきだった。
身支度整え出発、1時間ほど歩いて摺古木自然園休憩舎に着いた。バナナ食って、いざ藪漕ぎへ!
予習で見た通り最初から激藪、背丈ほどありつねに平泳ぎ(笑)、コレが最後まで続くのなら手が疲れそう…じゃなく相当ヤバい!。と思いながら登ったが背丈ほどの藪は最初だけだった。
その後はほぼ水平なトラバース路で渡渉を何度が繰り返す、体力的には楽だった。
往路は直登予定も分岐通り過ぎ20分ほどロス、展望台方面は天気回復するであろう復路と決めていたので素直に戻った。
直登コース登ってとりあえず摺古木山到着、展望は無かったが雨のせいなのかそもそも展望ないのか不明。
到着した摺古木山が2169mで目指す安平路山が2363mだから標高差自体はないようだ。思った通りアップダウンの繰り返しだったが平坦な道も多かった。藪もせいぜい腰くらい、長さが背丈までか腰までかではかなり違う。
シラビソ山、安平路避難小屋を通過し安平路山山頂へ向かう。最後だけはそれなりに登りだった。
山頂近くには見事なハリブキが多数、私にはなによりなご褒美♪
展望ゼロで有名なピークでは記念撮影だけしてとっとと下山、避難小屋まで戻り昼食しようとしたら戸がメチャ重く諦めた。でも窓からのぞいた感じでは綺麗だった。
摺古木山戻り予定通り展望台方面へ。ピークハントのみなら通らなくて良いと思うが私は藪漕ぎを楽しみに来たのでもちろん通る。
特に摺古木山から展望台間は何度も迷った「そもそもホントに道あるのか?」と思われる区間もあった。
帰りは避難小屋あたりから青空も覗いてきたが、残念ながら展望台到着も展望なし。ココはさすがに晴れていればそれなりに展望あるはずだが残念。
でもココから下山中はそれなりに周りの景色も見られ、笹で覆われた山独特の良い雰囲気な場所もあった。
休憩舎戻って藪漕ぎ終了、あとは林道をテクテク。
私見的に藪漕ぎは想定の範囲内で一安心。二百名ハントの方か、物好きな方しか来ない山だと思うがおもろかった。
二百名は個性的な山多く百名山より私好み♪。(おいずる、鋸、妙義、荒船など)
次回は北から安平路山登頂予定!(^。^)
コメント
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おはようございます。
私は避難小屋で時間切れ敗退しましたが(T_T)
林道と笹薮は変わらないですね。
「安平路まで行っておけば良かった」と後悔します。
雨の中、最後まで行く根性に拍手!
前回の経ヶ岳のレコの感想で安平路の事ふれられていたので
やっぱり行ったことあるんだ!と思いました。
ココが百名山ならドン引きですが
二百名山ならこんな山もあって良いのかな?と思います。
「林道が核心部」は今も変わってませんでした(^.^)
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