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Yamareco

記録ID: 247048
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

初冬の尾瀬(燧岳、至仏山)(テント泊)

1986年10月31日(金) ~ 1986年11月03日(月)
 - 拍手
GPS
68:10
距離
38.0km
登り
2,282m
下り
1,888m

コースタイム

10/31 11:50大清水登山口−14:40三平下−15:20尾瀬沼(テント泊)
11/1 6:00尾瀬沼−8:30ミノブチ岳−9:10-40燧岳(マナイタグラ)−11:00沼尻−11:40-13:10尾瀬沼テント場−15:40見晴し地区(テント泊)
11/2 6:00見晴地区−8:10-9:00山の鼻−11:40-13:00至仏山−14:50山の鼻(テント泊)
11/3 7時頃 山の鼻−8時頃 鳩待峠登山口
天候 10/31 晴れ
11/1 晴れのち曇り
11/2 晴れ(朝のうち霧)
11/3 雲り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)新居浜ー(JR)−高松ー(宇高連絡船)−宇野ー(JR)−東京ー(JR新幹線)−上毛高原ー(バス)−大清水登山口
(帰り)鳩待峠登山口ー(バス)−戸倉ー(バス)−上毛高原=(JR新幹線)−東京ー(JR)−大阪ー(夜行フェリー)−四国(東予港)−(バス)−新居浜
コース状況/
危険箇所等
・燧岳は、新雪が途中より20〜30cm程度。ピッケルも使ったが、なくてもOKのレベル。
・至仏山は、この当時、山の鼻からの登りも下りも制限はなかった。登路の雪は、途中より出だし、上部は50cm程度の量。ピッケルを一応使用。アイゼンは使用せず。下りは濡れた蛇紋岩が滑りやすかった。
10/31 大清水登山口から登り始める。木々の間から振り返ると、鬼怒沼山か?高い山が望めた
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
10/31 大清水登山口から登り始める。木々の間から振り返ると、鬼怒沼山か?高い山が望めた
一之瀬休憩所付近から望む日光方面。正面の高い山は鬼怒沼山か?その先に遠く、早くも白くなった高い山は日光白根山だろう
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
一之瀬休憩所付近から望む日光方面。正面の高い山は鬼怒沼山か?その先に遠く、早くも白くなった高い山は日光白根山だろう
黄葉も終わって晩秋の風情を漂わせる尾瀬の森
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
黄葉も終わって晩秋の風情を漂わせる尾瀬の森
尾瀬沼の湖畔に到着。沼は深い青色に静まり返っていた
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
尾瀬沼の湖畔に到着。沼は深い青色に静まり返っていた
尾瀬沼から見る燧岳。山頂部は少し白いものが見えるが予想よりは雪は少ないようだ
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
尾瀬沼から見る燧岳。山頂部は少し白いものが見えるが予想よりは雪は少ないようだ
11/1 燧岳へ登る。ミノブチ岳付近から望む
尾瀬沼と、その向こう日光の山々
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
11/1 燧岳へ登る。ミノブチ岳付近から望む
尾瀬沼と、その向こう日光の山々
燧岳への登り、足元の新雪は10〜30cm程度。樹林の間から、会津駒ヶ岳も見えてきた。
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
燧岳への登り、足元の新雪は10〜30cm程度。樹林の間から、会津駒ヶ岳も見えてきた。
燧岳山頂付近より、尾瀬ヶ原と至仏山
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
燧岳山頂付近より、尾瀬ヶ原と至仏山
燧岳(マナイタグラ山頂)から望む尾瀬ヶ原と至仏山。至仏山はずいぶんと雪で白くなっている
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
燧岳(マナイタグラ山頂)から望む尾瀬ヶ原と至仏山。至仏山はずいぶんと雪で白くなっている
燧岳山頂にて、尾瀬沼と日光の山々
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
燧岳山頂にて、尾瀬沼と日光の山々
燧岳から望む尾瀬沼の全景
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
燧岳から望む尾瀬沼の全景
燧岳山頂からの展望。どっしりとした会津駒ヶ岳が近い。その左肩に白いスカイラインが見えるのは、飯豊連峰だろう。
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
燧岳山頂からの展望。どっしりとした会津駒ヶ岳が近い。その左肩に白いスカイラインが見えるのは、飯豊連峰だろう。
燧岳山頂からの展望。越後三山(越後駒ヶ岳、中の岳)はすでに冬の装い、左手前の平坦な山は巻機山
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
燧岳山頂からの展望。越後三山(越後駒ヶ岳、中の岳)はすでに冬の装い、左手前の平坦な山は巻機山
11/2 朝、見晴のテント場より、朝焼けの燧岳
2012年09月30日 15:34撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:34
11/2 朝、見晴のテント場より、朝焼けの燧岳
山頂部が朝日に染まる燧岳、尾瀬ヶ原より
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
山頂部が朝日に染まる燧岳、尾瀬ヶ原より
夜明け前の尾瀬ヶ原を、山の鼻へ向かって歩く。振り返ると燧岳が大きい
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
夜明け前の尾瀬ヶ原を、山の鼻へ向かって歩く。振り返ると燧岳が大きい
まだ夜明け前の森閑とした尾瀬ヶ原の風景
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
まだ夜明け前の森閑とした尾瀬ヶ原の風景
尾瀬ヶ原での風景、雲間からの日差しが一瞬、枯れ草の原を鮮やかに照らし出した
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原での風景、雲間からの日差しが一瞬、枯れ草の原を鮮やかに照らし出した
尾瀬ヶ原から、周りを囲む山々
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原から、周りを囲む山々
尾瀬ヶ原より景鶴山を望む
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原より景鶴山を望む
長く伸びた木道をたどってゆく
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
長く伸びた木道をたどってゆく
尾瀬ヶ原の木道
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原の木道
朝霧がしだいに消えてゆく、枯れ草色の尾瀬ヶ原
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
朝霧がしだいに消えてゆく、枯れ草色の尾瀬ヶ原
上空は晴れてきて、正面に至仏山が大きく見えてきた
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
上空は晴れてきて、正面に至仏山が大きく見えてきた
尾瀬ヶ原にて、至仏山と池塘
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原にて、至仏山と池塘
温かい色の草原に、鏡のように清い池塘
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
温かい色の草原に、鏡のように清い池塘
陽が差して温かい色になった尾瀬ヶ原の風景
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
陽が差して温かい色になった尾瀬ヶ原の風景
尾瀬ヶ原にて、葉を落とした冬枯れの木々が印象的
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
尾瀬ヶ原にて、葉を落とした冬枯れの木々が印象的
山の鼻から至仏山を見上げる。上の方は白くなっている
2012年09月30日 15:36撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:36
山の鼻から至仏山を見上げる。上の方は白くなっている
山の鼻から至仏山へと登る。振り返ると尾瀬ヶ原の先に燧岳が大きい
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
山の鼻から至仏山へと登る。振り返ると尾瀬ヶ原の先に燧岳が大きい
至仏山の登山道を登ってゆくにつれ、尾瀬ヶ原の全景が見えてきた
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
至仏山の登山道を登ってゆくにつれ、尾瀬ヶ原の全景が見えてきた
至仏山山頂からの眺め、谷川岳の稜線は雲が湧いたり消えたり
2012年09月30日 15:36撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:36
至仏山山頂からの眺め、谷川岳の稜線は雲が湧いたり消えたり
至仏山山頂に到着。遠景は(おそらく)平が岳
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
至仏山山頂に到着。遠景は(おそらく)平が岳
至仏山山頂より、(おそらく)谷川連峰方面の眺め
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
至仏山山頂より、(おそらく)谷川連峰方面の眺め
至仏山山頂より、上州武尊山。山頂付近は岩の間に雪が詰まっている程度の積雪度合い
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
至仏山山頂より、上州武尊山。山頂付近は岩の間に雪が詰まっている程度の積雪度合い
至仏山から山の鼻へ向かって下ってゆく。尾瀬が原のラクダ色が美しい、その向こうは景鶴山
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
至仏山から山の鼻へ向かって下ってゆく。尾瀬が原のラクダ色が美しい、その向こうは景鶴山
山の鼻の午後、紅茶を飲んでのんびりした。草原の色が美しい
2012年09月30日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:35
山の鼻の午後、紅茶を飲んでのんびりした。草原の色が美しい

感想

【山行NO 105】

※ 以前から一度は行きたかった尾瀬、季節は晩秋になっているが、
  テント泊で行ってみることにした。

10月31日(金)
 ・前夜、四国を出て、高松より宇高連絡船で、本州の宇野へ、
  そこから夜行特急「瀬戸」号で東京へと向かう。
 ・朝7時過ぎに東京着。今日は平日なので通勤の人が多いなか、山の姿でウロウロするのは、ちょっと後ろめたい。
 ・上野から新幹線で上毛高原へと向かう。今日は秋晴れの良い天気で、
  新幹線の車中からは、奥秩父の山々や、はるかに富士山もみることができた。
9:03-9:20 上毛高原駅
 ・ここからバスで、尾瀬の登山口の大清水へと向かう。
  バスは東武バスだが、床が木張りで、ずいぶんと古めかしいバスだ。
  乗客は少なく、バスの車窓からは紅葉した森も眺められ、長時間のバスでも退屈しなかった。

11:25-50 大清水登山口(気温=11℃)
 ・シーズン中は混雑するだろう尾瀬の玄関口だが、今日は平日ということもあって、閑散としていた。
  時刻は早くも昼前になっているので、軽く昼食を取ってからシュッパする。
 ・テントを含めた17kgの荷物はさすがに重たく、ゆっくりと林道を登ってゆく。
  しかし周りの風景はなかなか良く、気分も上々。
13:00-10 一の瀬
 ・休憩所になっており、一休みする。後ろを振り返ると、日光の白根山だろう、
  高い山が少し白くなっているのが見えた。
13:40-50 石清水
 ・このあたりから、足元に新雪が目立ち始めてきた。紅葉もすでにこの付近は終わって冬枯れの姿を見せている。
14:40-50 三平下
 ・ようやく峠を越え、尾瀬沼のほとりに出た。
  期待通りの絵のような風景が広がっている。わずかな新雪を抱いた燧岳が
  眼前にそびえ、青く静まり返った尾瀬沼に、その山影を映しているだけの志津かな湖畔。

15:20 尾瀬沼キャンプ場(長蔵小屋付近)
 ・深い森の中にあるキャンプ場に到着。テントは5張しかなく、静かな秋の森だ。

11月1日(土)
・冬用のシュラフのせいで、思ったよりは寒くなく、ぐっすりと眠れた。
 5時ころに目覚めて外を見ると、まだ日の出には早く、上空には星が光っていた。
6:00 尾瀬沼 発
 ・サブザックに荷物を詰め、燧岳へと出発する。
  6:10頃が日の出。燧岳も薄くピンク色に染まった。今日も良い天気のようだ。
 ・夜が冷えたのか、道には霜が降りており、少し滑りやすい。
  最初は展望のない針葉樹林帯を黙々と進んでゆく。そのうち傾斜が出てきて、
  木々の合間から、会津駒ヶ岳や日光白根山も見えてきた。
 ・途中から雪が少し増えてきたので、念のためピッケルを取り出して登高する。
8:30-40 ミノブチ岳
 ・まだ中腹のコブのような場所かと思っていたが、地図を取り出してよく見ると、
  ここはすでに山頂手前のミノブチ岳だ。
 ・この付近までくると、西風が結構強く、上空もうす雲が西風に乗って速いスピードで流れていってる。
 ・ミノブチ岳からは少し岩場が出てきたが、そう苦労するようなものではなかった。

9:10-40 燧岳(マナイタグラ山頂)
 ・3時間で登頂できた。思ったより雪も少なくて楽だった。
 ・山頂に立つと一気に展望が広がった。北東側は手前に会津駒ヶ岳がおおきく、
  その向こうに白く見えるのは飯豊連峰だろう。磐梯山も小さく見えている。
  北西側は、平が岳がどーんと大きく、その奥は、まだ足を踏み入れたことがない
  越後三山や巻機山が、早くも真冬のように白い姿を見せてくれている。
  南西に目を転じると、関東平野のはるか向こうに、奥秩父の連山が並んでおり、
  その先には小さく、富士山や八ヶ岳までも認めることができた。
 ・360度の大展望を眺めながら、お茶を飲んでのんびり休憩する。
  尾瀬沼からの登山者は割と少なかったが、裏手の御池登山口側からだろう、
  山頂には結構登山者が多かった。

 ・下りは、行きと同じではつまらないと思い、まっすぐ尾瀬沼に向かう、ナデックボのルートを取る。
  岩が露出していてヌカルミがないので割と歩きやすかった。
11:00 沼尻
 ・今日は見晴へ向かう予定だが、装備をテント場においているので、いったん、長蔵小屋へと戻る。
11:40-13:10 尾瀬沼テント場
 ・テントを撤収し、ちょうど昼時なので、お湯を沸かしてのんびりと昼食をとった。

 ・重荷を担いで見晴へと向かう。午前中は良く晴れていたのに、
  午後から雲が広がってきて、日差しの無い道はすでに初冬の雰囲気だ。
14:00 沼尻
 ・ここから見晴地区まで下り坂が続く。所々雪解けのせいでヌカルミがあるが、
  スパッツを着けているので、どんどんと下る。

15:40 見晴地区
 ・今日のテント場に到着。テントは10張りほどある。
  このテント場からは、正面に至仏山がどーんと見える。手前の尾瀬ヶ原はきつね色をしている。
  (テント場は管理人はすでにおらず、無料だった。ただしトイレも閉鎖されていた)

11月2日(日)
 ・5時前に目が覚めてテントの外を見ると、降るような星空になっていた。
  今日も良い天気になるらしい。
6:00 見晴地区 発(気温=マイナス3℃)
 ・日の出前で寒いなかを出発。まだ周りのテントは出発する気配はない。
 ・見晴地区から尾瀬ヶ原の木道をずっと行く。
  小屋泊まりの人だろうか?以外と人が出ていて、朝もやの風景を写真に撮ろうと、
  木道のあちこちにめったやたらと三脚を立てて、まるで写真撮影会場のようだ。
 ・尾瀬ヶ原は盆地霧だろう、低い霧に覆われて最初は視界が薄かったが、
  7時ころ、ようやく山の端より太陽が顔をだすと、だんだんと朝霧が薄れてきて視界も出てきた。
  まるで絵のような幻想的な風景が周りに広がっている。
  自分も周りの風景をパチパチと写真にとりながら、木道を進む。
8:10-9:00 山の鼻
 ・2時間かけて尾瀬ヶ原を横断、ようやく至仏山の裾野に到着した。
  まずはテントを張り、温かいスープで人心地ついてから、サブザックで至仏山を目指す。
 ・至仏山への直登路は、蛇紋岩の岩がゴロゴロしていて結構な悪路となっている。
  まあ予想通りではある。
  ただ、至仏山の山頂部が雲に覆われているのは少し気になるなぁ..
 ・森林限界を超えてからも蛇紋岩がゴロゴロしており、さらに岩が朝露で濡れており、
  滑りやすい。なかなか疲れる登路だ。
 ・頂上に近づくにつれ、登山道は雪が増えてきた。上部の積雪量は50cm程度。
  一方で天気は回復してきて青空も見えてきた。なんとなく5月のアルプスのような雰囲気だ。

11:40-13:00 至仏山山頂
 ・すっかり天気は回復して、青空のもとの山頂に到着。
  大展望の山頂は風も弱くなっており、気持ちがいい。
  パンと紅茶で昼食を取った後、時間もあるので、岩の上にごろりと寝転び、うたたねしながら、秋の雰囲気を存分に味わった。
  イヤホンで聞くラジオからは、はるかFM横浜からのjazzが聞こえる。
  展望も素晴らしく、巻機山や谷川連峰がまじかに白く雪化粧しているし、
  遠くの日光連山、越後三山などもいい感じだ。

 ・下りは(この当時、山の鼻への下りも禁止されてはいなかった)、同じ道を下る。
  新雪が溶けて濡れた登路は、登りにまして滑りやすい。慎重に下るが、
  天気も良いので気分は上々、あまり苦にならない下山だった。

14:50 山の鼻
 ・山頂で十分にのんびりした割には、午後早い時間にテント場に戻ってきた。
  あくまで青い空の下、冬枯れの木々が、山の影に隠れようとしている日の光を
  浴びている姿はいかにも晩秋らしくて美しい。
  紅茶を飲みながら、晩秋の尾瀬ヶ原の風景を堪能した。

11月3日(月)
 ・今日はいよいよ下山日だ。
  3日間、比較的良い天気が続いたが、そろそろ天気も下り坂のようで、朝から高層雲が広がっている。
7時ころ 山の鼻 発
 ・鳩待峠へとゆっくりと登ってゆく。
8時ころ 鳩待峠
 ・ここから始発のバスに乗って下界へと下る。戸倉でバスを乗り継いで、上毛高原へとバスで向かう。

 ・上毛高原駅からは、上越新幹線で東京に出、東京で少しぶらついたのち、新幹線で、大阪に向かう。
  新幹線の車中では、隣に座った人と、山の話で盛り上がった。
 ・大阪に夜に着き、いつもの夜行フェリーで、四国へと帰路に着いた。 

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