【天上の楽園♪平ヶ岳★アプローチも最難関】

2020年08月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,818m
• 下り: 1,816m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:04
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:46

距離 23.0km 登り 1,818m 下り 1,820m

4:31 鷹ノ巣登山口
5:58 6:02 下台倉山
6:39 台倉山
6:47 台倉清水
7:17 白沢清水
8:06 8:09 池ノ岳
8:28 8:44 玉子石
9:23 9:27 平ヶ岳三角点
9:30 9:31 平ヶ岳
9:37 9:38 平ヶ岳三角点
10:00 10:05 池ノ岳
10:45 白沢清水
11:14 11:17 台倉清水
11:27 台倉山
12:02 12:07 下台倉山
13:16 鷹ノ巣登山口
13:17 ゴール地点

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鷹ノ巣登山口に駐車
登山口に至近の駐車スペースは20台も停めれば満車。日曜日で登山者も多かったです
日帰り必須の山なので前夜からの車中泊の方も多く、休日は早めの到着がよさそう
sakuraはAM1時に到着しましたが舗装された駐車スペースは既に満車でした

【酷道352号線について】
銀山平から奥只見湖のダムサイトをなぞるように通るくねくね一車線の有名な国（酷）道
夜間に通行するのは周囲の景色もなく真っ暗な中をひたすら対向車に注意しながらの運転となり非常に疲れます
特に雨の後などは沢が洗い越しになっているところが多く土砂の流出に注意が必要です
翌日昼間の明るいうちに通ったのですが、天気さえよければなかなか景色もよくワインディングロードである点を除けばそこそこ快適でした

コース状況／危険箇所等

【ヤセ尾根】
　ヤセ尾根の急登、トラロープ随所にあり、露岩むき出しで木も生えていないところが多く、地面はよく乾いている

【下台倉山〜台倉山】
尾根上3つの小ピークを登降していく、尾根西側は樹林の影となり地面ネバネバ

【台倉山〜池ノ岳】
アップダウンの少ないコメツガの樹林帯だが展望もなく地面はドロドロ、木道も日陰で滑りやすく地味に疲れる区間
最後の池ノ岳への急登は辛いが日当たり良好、急登の後は楽園が待っている

【水場】
池ノ岳直下の水場は沢の水量は十分
白沢清水は水たまりの中にポコポコと湧いている感じ、水量少なく周囲は泥濘地帯なので飲む気にはなりませんでした
台倉清水は今回確認してません

その他周辺情報

翌日の会津駒ケ岳登山に備え、桧枝岐村まで下りて駒の湯へ　@600円
15〜16時までは清掃作業で休館
食事は尾瀬の里交流センター内のレストランにて裁ちそばをいただいたが、これが絶品、きのこそばは地元産のキノコがたっぷりでとても美味

写真

8/2 4:36

長い長い一本道の始まりがここ
百名山の登山口としては地味な方かな

8/2 4:47

取り付きは意外なほどに斜度が緩かったのだが、「平ヶ岳10.5?」この標識からが急登のスタート

8/2 4:48

出だしから急登
この後標高差で700mの登りが続く

8/2 5:03

ヤセ尾根
標高は低いけど木が全然生えてない

8/2 5:18

夜が明けて燧ケ岳が見えてきた
さすがの存在感

8/2 5:41

鷹ノ巣山
あそこにいく登山道はない、藪漕ぎのレコはありましたね

8/2 5:42

下台倉山へと突き上げる道
ほぼ直登、朝一で堪えます

8/2 6:09

下台倉山から今日の目標平ヶ岳の姿がちらり

8/2 6:36

下台倉山からの燧ケ岳
かかる雲無し

8/2 6:52

台倉清水
水場は確認してません

8/2 7:57

長い樹林の道を抜けてようやく池ノ岳への直登
急登は嫌だけど視界が開けてうれしい

8/2 7:57

左手にはなだらかな平ヶ岳
それにしても遠いな

8/2 7:58

おお、至仏山も見える

8/2 8:08

池ノ岳への急登を上から見下ろす

8/2 8:09

平ヶ岳
これほど体を表してる名前の山もないかも

8/2 8:10

池ノ岳についたらこの絶景

8/2 8:10

姫の池
ここまでの長い道のりが報われる

8/2 8:11

姫の池から平ヶ岳
意外と遠く感じる山頂部

8/2 8:12

池塘群と平ヶ岳
絵になります

8/2 8:14

玉子石と山頂の分岐
さてどちらに行こうか、まずは玉子から行くことにしましょう

8/2 8:18

水場との分岐に旧テント場らしき段々畑
ここは最高のテント場だったでしょう、残念ながら廃止されたようです

8/2 8:23

池塘の向こうに見えるのは荒沢岳かな？

8/2 8:30

玉子石へと向かうなだらかな道
雰囲気よし、どこまでも歩けそう

8/2 8:33

そしてこれが玉子石
だんだん風化してってるみたいですね、そのうち分離してしまうのだろうか

8/2 8:35

玉子石と眼下に広がる池塘群

8/2 8:47

方角的には越後駒ケ岳と中ノ岳

8/2 8:47

そして荒沢岳、だと思う　←やはり自信ナシ　笑

8/2 8:47

玉子石から池ノ岳方向
さて戻って山頂目指しますか

8/2 8:50

ははぁ、これがプリンスルートへの分岐
間違えて下るととんでもないことに　笑

8/2 8:51

これを右へ行くと中ノ岐川ルート（通称プリンスルート）
プリンスルートから登ってきた人の話では休憩入れて3時間で来れたとのこと

8/2 8:56

ますます平らになったな平ヶ岳

8/2 8:57

この辺の木道乾いていて滑りません
気持ちよく歩けます

8/2 9:01

水場への分岐を下っていきます

8/2 9:05

水場
といっても沢の水、上で汚されるととんでもないことに

8/2 9:06

水量はまぁ十分です

8/2 9:18

まもなく山頂
気持ちの良い木道歩き、苗場山のような雰囲気

8/2 9:22

三角点への分岐
ここが山頂休憩スペース

8/2 9:31

平ヶ岳三角点到着（2139.6m）
2141m最高点はここから少し先

8/2 9:34

なぜ平らか？
なるほど勉強になります

8/2 9:37

最高点から至仏山

8/2 9:37

そして燧ケ岳

8/2 9:37

越後駒ケ岳と中ノ岳

8/2 9:38

特に最高点という標識はないのですが行き止まりのここが2141mのようです

8/2 9:43

残雪期しか登れないという景鶴山かな？

8/2 9:45

さて戻ります
長い道のりを考えるとウンザリ

8/2 9:57

池ノ岳と水場の分岐
水はもう十分なので池ノ岳へGO

8/2 10:03

姫の池の周囲はキンコウカが盛り

8/2 10:03

しばし名残惜しく平ヶ岳を眺める

8/2 10:05

姫の池に映る雲、そして平ヶ岳

8/2 10:10

さて池ノ岳から帰路を眺める
あの長い尾根を下るのかと思うとうんざり

8/2 10:13

ふと左の尾根を見ると踏み跡が！
登山道とは全く違う尾根なので不思議に思って地図を見るとどうやら三角点をたどる踏み跡のようだ

8/2 10:32

延々と続く木道
この道湿っぽくて嫌いです

8/2 10:50

白沢清水の標柱
みずばはどこだ？

8/2 10:50

分岐の先がすぐ水場
しかしこれは飲む気にはなりません

8/2 11:19

台倉清水への下り口
面倒なので確認しませんでした

8/2 11:28

翌日登る予定の会津駒ケ岳
晴れてくれるといいのだが

8/2 11:31

台倉山の三角点
山頂間なくただの通過点

8/2 11:40

尾瀬御池方面を見下ろす
眼下には開拓地の小沢平

8/2 11:40

台倉山の尾根
細かいアップダウンの繰り返し

8/2 12:15

ヤセ尾根が延々と続く
露岩むき出しの状態がよくわかります

8/2 13:15

ようやく降りきって気持ちの良いブナの森

8/2 13:20

やっと登山口に戻ってきました
往復22�辧△�疲れさんでした

8/2 14:32

檜枝岐で頂いた裁ちそば
地元産のキノコたっぷりで絶品でした

8/2 16:41

駒の湯
露天風呂と内風呂、アブは酷くなかったです
気持ちいい温泉でした♨️🧖‍♂️

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

iPhone 7 Apple

感想

sakura

昨年尾瀬に登った際に気になっていた平ヶ岳
アプローチが大変なので昨年ついでに登っておけばよかったかと気にしていたのですが、今回会津駒ケ岳とセットで登ってまいりました

百名山最難関のうわさに違わず、途中小屋ナシ、テン場なし（昔のガイドブックには姫の池周辺にテント場の表記ありますが廃止となったようです）、水場も確実なのは池ノ岳直下のみ、しかも往復22�劼汎�帰り必須の一般道としてはかなりのロングルート

標高差は1300mくらいなんで高を括っていたのですが、途中2つの急登、途中の平坦部分は泥濘ドロドロでなかなか手ごわいルートでした

それでも山頂部の池塘群は一見の価値あり
池ノ岳についたとたんに見える姫の池の絶景は疲れを吹き飛ばしてくれました
とはいえ、もう一度登るか？と聞かれれば、「しばらくは遠慮しときます」というのが本音です　笑

コメント

yuri

平ヶ岳遠いでしょう〜
こんにちは。お久しぶりです。
平ヶ岳を銀山平からのアクセスて行かれたのですか？お疲れ様です！

自分も平ヶ岳気にはなっていますが、体力的にもアクセス的にも最難関な山ですよね💦
日が長い季節夜中にでて夕方つく覚悟、万一ダメなら時間制限つくった所まで、そんな感じに歩かないといけないなぁ〜。
行くなら体力作りしなきゃ💦ですね。
遠くからお疲れ様でした！

sakura

遠かったです、登山も運転も
yuriさん　お久しぶりです

平ヶ岳、噂通りのロングルートでした
いきなりの急登もあって夏に登ると暑くて暑くて
涼しい季節だと今度は日も短くなるので確かに悩ましいですよね

ところが中ノ岐ルートだと3時間で登れるんですよ、但し銀山平の宿泊者専用ルートらしいんですけどね、登山口まで往復マイクロバスの送迎付き
これもありかな、なんて思いますけどね
それにしても私にとっては運転の方が難関でした、なんと往復700km
疲れました〜