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Yamareco

記録ID: 247924
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

鷹ノ巣山(上:稲村岩尾根〜下:石尾根縦走路)

2012年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:22
距離
14.2km
登り
1,441m
下り
1,714m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:55東日原バス停‐08:57稲村岩‐11:03鷹ノ巣山11:25‐11:42縦走路分岐‐12:34六ツ石山分岐‐13:04三ノ木戸山‐14:15奥多摩駅
天候 快晴!まさにピーカン。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線「奥多摩駅」下車 西東京バス 奥21系統東日原行「東日原」停下車(所要時間25分)
バス時刻表
http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042103&selectDnvCode=00042550&dnvCode=00042550&rrCd=00012286&updown=1
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はない。
鷹ノ巣山山頂付近の石尾根は泥濘。
時期的に落ち葉が多く、雨の日は要注意。
稲村岩尾根は長い急登が続く。
山道は比較的整備され、道に迷うことはないだろう。
登山ポストは、奥多摩駅と東日原駐在所にあった。
トイレは、奥多摩駅のみ。
奥多摩駅周辺には、売店、食堂、旅館、ビジターセンターなどがある。
本日の起点、「東日原」バス停。土日祝日は、バスの終着点。この奥には、「日原鍾乳洞」があり、平日はそこまで運行されている。ここから、少し一般道を歩いて登山口まで行く。
2012年11月25日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 7:53
本日の起点、「東日原」バス停。土日祝日は、バスの終着点。この奥には、「日原鍾乳洞」があり、平日はそこまで運行されている。ここから、少し一般道を歩いて登山口まで行く。
東日原集落から望む山々。昨日まで雨が降って、今朝は一転快晴の天気。空気も澄んで、天は高い。
2012年11月25日 07:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 7:56
東日原集落から望む山々。昨日まで雨が降って、今朝は一転快晴の天気。空気も澄んで、天は高い。
登山口で車道から分岐し、しばらく下り(標高差60m)、川沿いまでたどり着くと、前方に日原川に橋が架かる。
ここが底で、これから急登が始まるが、この時点ではその苦しみに思いも及ばない。しばしの幸福感。
2012年11月25日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 8:06
登山口で車道から分岐し、しばらく下り(標高差60m)、川沿いまでたどり着くと、前方に日原川に橋が架かる。
ここが底で、これから急登が始まるが、この時点ではその苦しみに思いも及ばない。しばしの幸福感。
その橋から見下ろすと、渓流と紅葉。結構、絵になっています。
2012年11月25日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 8:06
その橋から見下ろすと、渓流と紅葉。結構、絵になっています。
いよいよ急登が始まる。最初のうちは、沢あり、迫り来る岩壁ありと変化に富み、この辺までは感動しながら歩く。
2012年11月25日 08:24撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 8:24
いよいよ急登が始まる。最初のうちは、沢あり、迫り来る岩壁ありと変化に富み、この辺までは感動しながら歩く。
沢を渡過。水があるのもこの辺まで。
2012年11月25日 08:32撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 8:32
沢を渡過。水があるのもこの辺まで。
本格的な急登が続く。このコースは、勾配がきついのもあるが、長いのが辛いところ。
2012年11月25日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 8:47
本格的な急登が続く。このコースは、勾配がきついのもあるが、長いのが辛いところ。
すっかり落葉した木々の間から、紅葉した山が見える。夏場は葉が生い茂り、視界が遮られているのだろうか。
2012年11月25日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 8:48
すっかり落葉した木々の間から、紅葉した山が見える。夏場は葉が生い茂り、視界が遮られているのだろうか。
ちょっとした岩場。難易度は大したことはないが、急登が続き、疲労感を覚えている足腰にはきつい。要注意。
2012年11月25日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 8:52
ちょっとした岩場。難易度は大したことはないが、急登が続き、疲労感を覚えている足腰にはきつい。要注意。
すっかり落葉した樹林帯。冬場は冬場で、凛とした樹木の姿が美しい。
2012年11月25日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 9:41
すっかり落葉した樹林帯。冬場は冬場で、凛とした樹木の姿が美しい。
ふと天を仰ぐと、晴天の青さが眩しい。ピーカンの色だね。
2012年11月25日 09:58撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 9:58
ふと天を仰ぐと、晴天の青さが眩しい。ピーカンの色だね。
山頂に近づくと、うっすらと雪景色。昨日降ったのかな。いよいよ冬山の季節が到来だ。楽しみ・・・。
2012年11月25日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 10:42
山頂に近づくと、うっすらと雪景色。昨日降ったのかな。いよいよ冬山の季節が到来だ。楽しみ・・・。
今年初めて見る霜柱。7〜8cmは成長している。今朝は特に放射冷却で寒かったからだろう。
2012年11月25日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 10:55
今年初めて見る霜柱。7〜8cmは成長している。今朝は特に放射冷却で寒かったからだろう。
急登もようやく終わり、いよいよ山頂に到着。樹林帯から急に視界が開けそうで、胸が期待で広がる。
2012年11月25日 10:58撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 10:58
急登もようやく終わり、いよいよ山頂に到着。樹林帯から急に視界が開けそうで、胸が期待で広がる。
山頂に到着!!疲れが一気に吹っ飛ぶ。思いのほか、風が冷たく、肌寒い。これまで身体が火照ってたので、脱いでいたダウンジャケットを急いで羽織る。
2012年11月25日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 10:59
山頂に到着!!疲れが一気に吹っ飛ぶ。思いのほか、風が冷たく、肌寒い。これまで身体が火照ってたので、脱いでいたダウンジャケットを急いで羽織る。
正面にお決まりの富士山。雪に覆われ、いつ見ても感動的。
2012年11月25日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 10:59
正面にお決まりの富士山。雪に覆われ、いつ見ても感動的。
富士山のアップ写真。今まで見た中で一番綺麗かも。まさに圧巻です。さすがにこの時期に登る人はいないだろう、きっと。
2012年11月25日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 10:59
富士山のアップ写真。今まで見た中で一番綺麗かも。まさに圧巻です。さすがにこの時期に登る人はいないだろう、きっと。
こちらも冠雪した南アルプスの山々。富士山に負けず劣らずきれいだ。
2012年11月25日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 11:00
こちらも冠雪した南アルプスの山々。富士山に負けず劣らずきれいだ。
一方、都心部に目を向けると、何やら紫色の靄がかかっている。排気ガスや煤煙だろう。やはり都心部の空気は汚い。
2012年11月25日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 11:13
一方、都心部に目を向けると、何やら紫色の靄がかかっている。排気ガスや煤煙だろう。やはり都心部の空気は汚い。
雲取山に続く縦走路。しかし山頂までさらに4時間かかるようだ。日の短い今の季節に足を伸ばすことはできない。(雲取山荘に1泊すれば、話は別だが・・・)
2012年11月25日 11:22撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 11:22
雲取山に続く縦走路。しかし山頂までさらに4時間かかるようだ。日の短い今の季節に足を伸ばすことはできない。(雲取山荘に1泊すれば、話は別だが・・・)
振り返って、石尾根の防火帯。これからこの山道を下ることになる。ここから景色を楽しみながら、下ることができる。
2012年11月25日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 11:25
振り返って、石尾根の防火帯。これからこの山道を下ることになる。ここから景色を楽しみながら、下ることができる。
防火帯の草原の中を気持ちよく歩く。ただし、足元は泥濘んでいるので、滑らないように要注意。
2012年11月25日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 11:29
防火帯の草原の中を気持ちよく歩く。ただし、足元は泥濘んでいるので、滑らないように要注意。
しばらくすると樹林帯に入る。ところどころで紅葉が鮮やかに映える。
2012年11月25日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 13:12
しばらくすると樹林帯に入る。ところどころで紅葉が鮮やかに映える。
落ち葉の絨毯。クッションのようにフカフカ。
2012年11月25日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 13:23
落ち葉の絨毯。クッションのようにフカフカ。
色づく山々の紅葉。
2012年11月25日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 13:36
色づく山々の紅葉。
林道出合。熊が出没するとの注意書きも。
2012年11月25日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 13:41
林道出合。熊が出没するとの注意書きも。
再び山道。とは言っても、実は、これは羽黒三田神社の参道。山道よりも急勾配で酷い。
2012年11月25日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 13:56
再び山道。とは言っても、実は、これは羽黒三田神社の参道。山道よりも急勾配で酷い。
旧青梅街道の宿場町で、豪壮な商家と思われる家屋敷。昔は、江戸から青梅・奥多摩・大菩薩峠を経て甲府に抜ける街道として、栄えていなのだろう。
2012年11月25日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 14:07
旧青梅街道の宿場町で、豪壮な商家と思われる家屋敷。昔は、江戸から青梅・奥多摩・大菩薩峠を経て甲府に抜ける街道として、栄えていなのだろう。
「日原街道入口」交差点を超えてすぐのところにある橋から見下ろす多摩川の清流。この上流域では、警告といったほうがいいかもしれない。ほとんど落葉してしまっているが、何本かまだ色づいた木々がある。
2012年11月25日 14:09撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
11/25 14:09
「日原街道入口」交差点を超えてすぐのところにある橋から見下ろす多摩川の清流。この上流域では、警告といったほうがいいかもしれない。ほとんど落葉してしまっているが、何本かまだ色づいた木々がある。
無事、奥多摩駅に到着。お洒落な駅舎が印象的。
2012年11月25日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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11/25 14:12
無事、奥多摩駅に到着。お洒落な駅舎が印象的。

感想

 3連休の最終日、それも天気がいいとの予報が出ると、どうしても山に行きたくなる。2週間前に塔ノ岳に行った時には、紅葉は見頃前だったので、今でも綺麗に見られるだろうと踏んだ。
 それにしても、最近はとみに日没が早く、行ける山も限られてくる。また、自宅から近いとは言え、また丹沢というのは芸がない、奥秩父はたどり着くまでに時間がかかる。それでは奥多摩という消去法で決め、雲取山が大本命だが、それも日が短い時期に日帰りはちょっときつそう。ということで、次点の鷹ノ巣山へ行くことにした。

 奥多摩は非常に混んでいるという印象が強く、紅葉シーズンともなれば、電車バスは超混雑を覚悟していったものの、意外にも人が少ない! で、結局行きも帰りも座席に座れ、そして結構ひっそりとした晩秋の山歩きを楽しむことができた。

 肝心の紅葉は、すでにほとんどが落葉し、ピークは完全に過ぎていた。が、そのおかげで日光が樹林帯の木の根元まで降り注ぎ、木々の隙間から遠景を楽しむことができた。

 山頂付近ではうっすらと雪化粧し、霜柱もできていて、すでに冬の装い。上りこそ上着を脱いでいたが、山頂や下りはフリースやダウンジャケットといった冬装備は必要。さすがにアイゼンまではいりませんが。

 今日は天候にも恵まれ、山頂からの眺めは最高。冠雪した富士山や南アルプスの山々の雄姿は感動もの。

 それにしても、今回のコースでは上りの稲村岩尾根の急登は、足に堪える。ほとんど終始一本調子の急登で息をつく暇もなく、延々と3時間登りが続く。ここまで来ると、多少のアップダウンがあったほうが楽しいと思えるくらい。途中、ふくらはぎが張ってきて、明日以降の筋肉痛が怖い。

 一方、下りは防火帯からの眺めはいいものの、比較的単調なコース。特に六ツ石山を越えたあたりまでは標高1400mでほとんど下っていない。縦走路だから仕方ないのかもしれないが、その後の急勾配に一抹の不安を感じていたが、実際に歩いてみると、それほど大したことはない。

 もっとも落ち葉の絨毯が敷き詰められクッション替わりになっていて、それほど足元の状況に気を使う必要がなかったから、ということもその要因かもしれない。

 結果的に、2時過ぎには駅に到着でき、意外に早く家路につくことができた。

 地図によると、鷹ノ巣山から雲取奥多摩山荘付近までは1700から1800m位の山々が連なる縦走路になっているようなので、距離はそれなりにあるが、雲取山まで意外に楽にたどり着くことができそうだ。来年夏にはチャレンジしてみよう。


【本日のコースレコード】
平面距離  14.2km
沿面距離  15.6km
総移動時間 06:17(うち休憩約40分)

最高標高 1736m
最低標高 340m

累計標高(+) 1436m
累計標高(-) 1711m

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