第27回定例山行 晩秋の越前岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 684m
- 下り
- 851m
コースタイム
0830 御殿場駅発十里木行きバス乗車
0935 十里木登山口
1130 越前岳(昼食)
1200 下山スタート
1500 愛鷹山登山口バス停前
天候 | 曇り、ちょっぴり晴れ、最後は少し雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路=1515愛鷹登山口バス停〜御殿場駅 |
写真
感想
天気予報が見事に外れた日だった。林の中の霧は何となく幻想的雰囲気である。山頂で一瞬太陽が出て、雄大な富士山の山頂が姿を現した。山頂での昼食時、腰を下ろすと1ミリにも満たない細かい虫(黒色)が地面に置いたものにいっぱい付着した。会長はコーヒーに入った虫ごと丸のみしていたが、こういう時は生物博士のスナメリさんがいてほしい。「それは毒ですから飲まないで」とかアドバイスが必要だ。会長、その後体調はいかがですか。
山行中はどうにか雨が降らずに済み、下山してから降り出す。普段の行いが正しいから、こういう僥倖に恵まれる。
ゲストのTさんは山をあまりやったことがないとおっしゃっていたが、身軽な動きには感心した。むかるみを避けるコース取りもベテランの登山者のよう。登山靴でないブーツのような靴を履いていたが、ガレ気味のところもしっかりグリップして歩いていた。普段はジョギングで鍛えているそうだ。
雄大な富士山を見に、もう一度来てもいいな。
御殿場の銭湯は我々だけで貸切状態。レトロな雰囲気が気に入った。
行きも帰りもバス移動中は雨だったし、あんなに目の前まで行ったのに富士山はチロリしか拝めなかったけれど、満足感のかなり高い山行でした▲当初は愛鷹登山口からのピストンの予定でしたが、天気が悪くてどうせ見えないので富士山を背にしても損はなかろうし、標高と時間を節約できるからと、急きょ登りを十里木からに変えたのですが、この登りがどこを歩いたら正解なのかよく分からない(どう行っても収斂されますが)ステップ選びの面白さが大きかったのかも▲富士山は見えねど、自衛隊東富士演習場からの砲声とスピーカーの連絡音(?)はうるさいほど届き、やっぱこれじゃ世界遺産登録は厳しいべ、と思われて▲晴れ渡った日にもう一度歩きたい山域でした。
越前岳は二度目です。前回は、猪熊気象予報士とお天気登山でした。その時も天気が悪く、富士山を望めぬままでした。そして今回もほぼ見えず。相性が悪いのでしょうね。
登山道は、登りも下りもオーバーワークで木の根が露出するほど掘られてしまっています。このため正規の登山道と思われるところは歩きにくくなった場所が随所にあります。そのため、正規の登山道のわきに、もう一つの登山道ができつつある状況です。場所によっては二重稜線のような状態です。人気のある山ですから致し方ないのですが、雨上がりのぬかるみということもあいまってかなりの歩きにくさです。
愛鷹山登山口から帰りのバスを利用しました。サファリパークの利用者も含めてとても混んでいました。込んでいるだけならいいのですが、御殿場市内に入ると渋滞がひどく、長い時間ザックを手に持った不自然に姿勢を強いられてとても疲れました。いっそのことタクシーを呼んだ方が良かったかもしれませなん。お金がかかりますが、バス車内の混雑と不快な思い、タクシーの快適さと速さを勘案すると、タクシー代も安く思えます。実際行きはタクシーでしたが、一人1600円程度でバスよりも早く登山口に到着できました。越前岳登山の教訓でしょう。
御殿場市内の銭湯「人参湯」は、昔ながらの銭湯でとてもよかった。横浜の下町の育ちなので、かつて入った古びた銭湯を思い出しました。安いし、温かいし最高でした。また行きたいなと思いました。
6人の楽しい山行となりました。十里木登山口では眼前に大きな富士が望める予定でしたが、あいにく裾野だけが見えて、心の眼で創造しました。それでも越前岳山頂から僅かな時間に見た富士は忘れない気がします。次回は縦走も良いかな!!
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