町営鳩ノ巣駐車場〜蕎麦粒山〜大沢バス停

- GPS
- 09:50
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,570m
- 下り
- 2,476m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:26
| 天候 | 靄の冷気に包まれて |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス:大沢バス停〜奥多摩駅(川乘橋、白妙橋の両バス停は利用中止中) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
急登、急降下が各所にあり気力と慎重さが必要とされます。 鳥屋戸尾根は不明瞭となっていますが、その通り注意が必要です。 ・正規ルートよりも左側(川乘方向)に引き寄せられる尾根が数か所あります。 ・巻き道のように見えるルートも同様で、その多くは合流することはありません。 ・落ち葉が深くマイナールートなので踏み跡が読みづらいところが多い。 その先の景色や踏み跡をよく見てつなぐ必要がありました。 ・よって、深い靄の中や薄暮の時間帯の通過はお勧め出来ません。 ・赤テープが無いことはありませんが、肝心の迷いやすいポイントには無いと思って下さい。 (総合) ・疲れていても小ピークを外さずに進む(楽しよう=巻き道だろうは危険) ・赤テープに頼りすぎない(頼れるほどありません) |
写真
装備
| 個人装備 |
走るわけではありませんがトレラン用のザック(15L)のデビュー戦
登山靴
厚手靴下
L1(ドライレイヤー上下)
L2(ベースレイヤー長袖)
クロノパンツ
パイレーツヘッドバンド
クールフィールドマスク
フィンガーレスグローブ(ワークマンプラス)
ハイドレーション(2L)
熱中対策水1本(500ml)
おにぎり(5個)
アミノプロテイン
ツムラ68
ウエットティッシュ
カメラ
GPS(キャリア接続無しスマホ)
ココヘリ
登山計画書
筆記具
スマホ地図
タオル
<以下使用せず>消毒スプレー
ヘッドランプ
雨具上
ツエルト
エマンジェンシーキット
救急キット
紙地図
コンパス
|
|---|---|
| 備考 | 75Kg(体重+ザック)×8時間×5ml×0.8=2.4リットル 下山後残量350ml |
感想
7月の連休に計画していましたが、雨予報で断念した計画に、再度cozysuzukiさんが反応してくれました。少々ロングトレイルの計画でしたので日照・気温など気になりましたが水分を十分にパッキングして臨みました。普段使いのザックではパッキング重量が8Kgを超えるので軽量化のためにトレランザック(15リットル)を新調し、雨具も上衣だけにして(いざとなればツエルトもあるので雨具無しもありかも)、予備のバッテリーの代わりに古いスマホをGPSに仕立ててスマホ本機は温存するなど多少の工夫をして2.5リットルの水分込みで5Kgに収めました。ヒップベルトが無いタイプなので肩に荷重がかかり過ぎて痛みが出ないかなど不安要素はありましたが、今回の行程では危惧でした。
朝5時、町営鳩ノ巣駐車場集合として、4時に到着。朝食やコンタクト、ストレッチといつもの準備をしましたが、まだまだ時間が有ったので、駐車場の前の道路を北にテクテクと上りながら登り口を探索。駐車場至近の民家の間を通り抜けるような通路、更に上ると道路左側に建つ一見校舎のような工場の向かいの壁にある階段の2か所がありました。もっと正攻法では鉄道のガードをくぐって駅の方から回り込むのがメジャールートかもしれません。探索から戻るとcozysuzukiさんが到着されて準備されていました。こちらもトレランザック。先週登山パンツで暑かったとのことで、本日はタイツに短パンを組み合わせた軽快ないでたちです。
この時点での駐車場は9台。まだまだキャパの半分以下です。14時頃に帰着した際には満車となっていました。しかし、山中では4人しか出会わなかったので駐車場利用の皆さんは、蕎麦粒山ピストン、川苔山、御岳山といったところに行かれたものと思います。
駐車場を出発し、民家の間を昇り、集落の中を通り、熊野神社・・・何故か石柱の「村社」が消されています(あとでネットで調べても分かりませんでした)。
大根山ノ神に到着し、林道に出ますが左に行けば杉ノ尾根で川苔山へ・・・しかし事前確認で杉ノ尾根は通行止めになっている筈です。よって、大ダワも経由せずに、一番東側のルートで舟井戸に向かいました。途中の分岐には「本仁田山や大ダワ方面」危険となっていました。危険ルートに入り込むといけないので、時々GPSで自分の位置を確認します。
(注意)下山で利用した鳥屋戸尾根は支尾根や巻き道のような踏み跡に迷い込みそうになるのでGPSが必携でした。川乗方向にルートを外れて隣の尾根に上りなおしてみてGPSで位置を確認するといったことが2回程ありました。
登り始めてから3時間程は森の中も真っ白です(視界は問題無し)。その後も晴れ間が出たと思うと靄が沸いてくるの繰り返しで、ロングトレイルの暑さを終始和らげてくれる自然のクーラーのような環境でした。これが無ければ途中で熱中症の恐れもあったかもしれません。 ※遠くの景色が見えなかった言い訳ではありません(笑)。
5時間半かけて蕎麦粒山の山頂に到着した際には本当に達成感を感じました。
一日中行動食だけで付き合っていただいたcozysuzukiさん、ありがとうございました。
南側の景色はどんな景色だったのでしょうか。それが心残りです。。。
さて、下山は鳥屋戸尾根。山頂標識にぶら下がる注意書きには「道不明瞭、道迷いに注意」と書いてあるようです(想像力が80%)。事前に確認をして覚悟はしていますので、GPSに頼りながら慎重に下山します。特に「山と高原地図」で(迷)マークのあるところは、まっすぐ進むと漏れなく支尾根に吸い込まれますので注意が必要です。
写真のコレクションは笙ノ岩山を最後に記録が途切れます。ただひたすら下るロングな苦行でした。。。2人とも足裏や指先に痛みがある中、騙しだまし下山しました。川乗橋バス停に降りてきた時にはほっとしました。
ここから川乗林道は通行止めとなってるはずですが、警備のオジサンの制止を無視した「女子が百尋ノ滝に向かったけど出会わなかったか?」と尋ねられましたが、ルートが異なるので出会うはずもなく、3人で心配するばかりでした。
そして、道路復旧工事中のポイントを抜けて大沢バス停までテクテクと。。。
2人でバス停にあった自販機に飛びついてキーンと冷えたドリンクを一気飲み。生き返りました。
小ぶりのバスに乗って、奥多摩駅に向かい、駅前のクラフトビールショップで今夜のビールを仕入れて、駅舎の上の喫茶店でジンジャエールで反省会の後、電車で2駅「鳩ノ巣駅」に戻り駐車場から帰路につきました。
歩行距離 21.68Km
登り累積標高 1880m
歩行時間 8時間16分
cozysuzukiさん、お疲れさまでした!!
guronsanさんお疲れ様でした。
ガスガスで景色は楽しめなかったが、鳩ノ巣から川苔山辺りまでは涼しく楽しい山歩きでした。
川苔山から蕎麦粒山までの急な登り下りの連続で足を使い果たし、鳥屋戸尾根の長〜い下りはヨチヨチ歩き状態。道不明瞭地点では何度もguronsanさんの道探しに助けられ無事に下山。ヘロヘロでバス停まで歩く中、自動販売機を発見、、(気持ちだけ)急いで近づくと赤い郵便ポスト、、幻覚が見えたのか。
しんどい山行だったが、帰りの車中でレビューすると全てが楽しい登山の記憶に変わる、不思議。
山の楽しさを再確認した山行でした⛰














ルートを見るとゴージャスな馬蹄形ルートですね。歩いた距離も20劼鯆兇┐討い討困い屬麒發い燭里世箸いΔ海箸鮹録泙らも感じることができました。相変わらずのguronsannさんの慎重さは山には欠かすことができないわけでこれで今どきはやりの安全・安心を保証したっていう感じですね。cozyさんの自動販売機のハプニングにはホノボノとさせられました。笙ノ岩山というのは行ったことがありませんが、その名前には惹かれますね!次は奥多摩駅前でビールですかね。こんどは自分もボトルを持参してしっかり淹れてもらいたいと思っています。
junjapaさん
コメントありがとうございます。
なるほど、馬蹄形ルートというのか。。。計画時にコースタイムしか見ていないので、ヤマレコに登録してみて20Kmもあったことに気が付きました(ビックリ)。
お陰で左足の親指は傷が治ることがありません(今回は接地面の水疱と、元々死んだ爪に追い打ち)。痛さに鈍感で助かりました。
cozyさんに苦行を強いてしまったのではないかと思いましたが、cozyさんの別山の写真を見て安心しました。
早く、外飲みが出来る時代に戻ることを期待しています。
Junjapaさん コメントありがとうございます。
gronsan さん企画は袈裟丸山も含め(わたし的には)チャラチャラ感が無く玄人好みで独特な楽しさを感じています^_^
今回は路上でしたが、山中で自動販売機が見えたら、ヤバイですね^_^
リハビリの一切経山でリセットされました。
いつもいい企画ですよね。骨がある、ポリシーがあると感じます。奥武蔵、奥多摩、前道志あたりもいいですが、やはり東北の山
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