雲取山石尾根縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 2,331m
コースタイム
三峰神社バス停10:40−11:55霧藻ヶ峰12:00−13:40白岩小屋13:55−14:10白岩山−15:15雲取山荘
25日
雲取山荘5:45−6:15雲取山頂6:30−7:50七つ石山頂7:55−9:35鷹の須山頂10:15−13:05奥多摩登山口
天候 | 両日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父9:10バス−10:25三峰神社着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
両日快晴に恵まれたため気温が非常に低くなりました。前日に降ったせいでしょうか、三峰から行くと白岩山の手前1800m付近から雲取山頂までの北斜面はもう雪が積もって凍結していました。最低でも軽アイゼンは必要です。 登山道は整備されていますが、霜柱が溶ける時間帯になると大変滑りやすくなります。くれぐれも気を付けて歩いてください。 |
写真
感想
3連休の土日が晴れとの予報を信じ、たぶん今年最後になるかもしれないハイキングに出かけた。昨年もこの連休に雲取登山をして、5月の末にも雲取に行っているのでどこか他とも考えたが、やはり冬場に入ってしまうと手軽に行けるのはここしかない。
今回は少し趣向を変えて、降りしか歩いたことが無い三峰口から登ってみた。
結果的には大正解。自宅が豊島区なので池袋始発の特急電車となると出発に余裕があるので楽である。スタートの三峰登山口は千メートル超える高所になるので初日の登りに標高差が少なくて済む。但し、電車とバスをどう乗り継いでも歩き始めが10時半を過ぎるのはやむを得ない。
早朝まで東京は大雨だったので予想はしていたが1800mを過ぎると雪が付いている。登りが大半なのでアイゼンを取り出さないで山荘まで来てしまったが、降りとなるとそうはいかないだろう。
これを書いたのは、山荘で見知らぬ人が隣の人にコースについて質問をしていた。答えた人はかなり体力がありそうな若い人。
問「三峰口への降りはアイゼンなしでも大丈夫でしょうか?」
答「全然ヘイチャラですよ。」聞いて思わず脇から口を挟んだ。
「その返事少し無責任に過ぎませんか?質問された方にお尋ねしますがストックは持参していますか?」アベックの男女だが二人ともストックは持っていない。雲取からこの山荘までよく降ってきたものと感心するが、相当苦労したらしい。そこでより安全コースを求めての質問だったらしい。
明日雲取に登りかえして南斜面に雪は無いとの事だから、前日の登山口の鴨沢に降る方がまだ安心できるはず。
雲取から三峰に向かうと、白岩山の手前にアイゼンの無い人は登山できませんと大きな看板が立っている。
ベテランを見せつけたくての返事だったと思うが、思慮のないアドバイスはいけないと思って口を出してしまった。喧嘩にでもなると困ると心配したが若い人も黙ってくれた。
完全な冬山とは違うと思うが、11月の末ともなると都内の山でも危険度は高くなる。その代り、直射日光による消耗が少ないので歩くのは実に快適。2日間でポカリスウェット500mlと魔法瓶の温かい麦茶500mlで足りてしまった。
山頂でご来光も拝めたし、ほぼ4時間は富士山をずっと見ることができたし、初冬の澄んだ空気の中で最高のハイキングを楽しめた。
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