男体山 ↑三本松古道ルート↓裏男体ルートで周回
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- GPS
- 09:29
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,141m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:29
山頂までは鹿以外とは遭遇せず。
この日は男体山の山頂も比較的空いていました。
今回は大半は割愛していますが、P2397から先にはそれなりの種類のお花も咲いていました。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回登りで使った三本松古道は一般登山道ではありません。 ルーファイ、藪漕ぎ、崩落箇所等を含むルートです。ゲイター&長袖推奨です。長袖は夏の時期は暑いので、アームカバーが使えると思います。 当ルートのルーファイの肝は、序盤の鹿よけネットのゲートを2つ通過するまでだと思います。この区間は目印は赤ペンキがたまにある程度です。踏み跡は獣道もかなり入り組んでいて分かりにくいです。ただ、ここをクリアしてしまえば、樹林帯内ではある程度目印(ブリキの日光マーク)があり、かつての登山道が出てくる部分が多くあります。樹林帯では倒木で迂回や乗り越えるような場所もあります。 稜線に出てからは、藪漕ぎしながらも先を見ればルートは見えるので、足元に注意しながら進みます。 全体を通して、道はありそうでない、なさそうであるって感じです。ペンキやブリキマークを探しながらも、不明瞭な箇所は直感的に進む場所も多かったです。冒険の旅感は強いと思います。 地図やGPSなしで登るのは危険かと思います。ある程度チェックポイントとなるような場所の確認は、先駆者の記録を事前に確認しておいた方がいいと思いました。 藪漕ぎに関しては、序盤は笹、後半はシャクナゲとコメツガが多かったです。長く続くことはないですが、後半は細尾根での藪漕ぎもあるので注意が必要です。藪漕ぎの影響で、登りは思ったよりも時間がかかりました。 大岩は右側から迂回しましたが、その後のザレ場のトラバースから先はラックしやすい印象でした。ここをクリアすれば太郎山神社に出ます。 |
写真
感想
個人的に以前のペースよりは少し山から遠ざかっていました。仕事関連でバタついていたのと、山に行くつもりで準備はしていても、朝から雨が降っていたら中止にしてしまったりもしていたので、7月は2回しか山には行っていませんでした。
8月に入って梅雨も明け、いよいよシーズン到来!
梅雨明け一発目は個人的には最低でも年一では登りたい、みんな大好き地元の日本百名山である男体山へ。
男体山は何回も登っていましたが、今回は登ったことがなくて以前より狙っていた、古の三本松からのルートで。このルートは昭和に廃道になったルート。今は登山道として地図には載っていませんが、踏み跡はそこそこあったので、実はそれなりに人が入っているルートだとは思います。ただ、バリルートになるので、入る際は自己責任。
天気は曇り模様でしたが、暑過ぎずに体力的には良かったと思います。スタート地点の三本松から先、腰高程の藪漕ぎとルーファイをしながら進んで鹿よけネットのゲートを2つ越え、その後は樹林帯の急登へ。男体山らしい斜度を上げながら尾根へ出ると徐所に眺望が得られます。P2397から先は、藪漕ぎと少し開ける場所を交互にクリアしながら、崩落した細尾根も通っていく感じでした。ラスボスの大岩は登らずに右側から迂回。その後は崩落したザレ場をトラバースしながらよじ登って行くと山頂エリアにある太郎山神社に到着。
廃道ルートを辿ったので心配もありましたが、無事に登頂することができて良かったです。
山頂からの景色は少しガスっていましたが、奥日光のいわゆる「箱庭」の景色は十分に楽しめました。改めて目の前に広がる中禅寺湖や男体ファミリーの壮大さと奥深さを感じました。
帰りは裏男体ルートにて。志津に下山し、梵字飯場跡から先も車はデポしなかったので、スタート地点の三本松まで林道歩きでクールダウン。久しぶりの山行としてはそこそこハードでしたが、男体山の違った魅力を改めて感じられた1日でした。
山行後は三本松で少しスナック類をいただいてから帰りましたが、帰路は中禅寺湖に差し掛かった辺りから大渋滞。コロナ禍でも多くの観光客が日光に訪れていたようです。
kageroboさん、こんばんは
三本松から男体山頂への古道は、いつか登ってみたい憧れでもあるのですが、
やはり当然の如く藪漕ぎにルーファイと、上級者向けルートですね。
レコを拝見し、登っているような気にさえなりました。
緊張感のあるレコ、ありがとうございます。
青空のDive To Blueは拝めませんでしたが、きっとすっきり晴れたら戦場ヶ原に白根山の素晴らしい展望のルートなのでしょう。
久しぶりのハードな山行お疲れ様でした
こんばんは★
男体山に何度か登ったことがある人なら、太郎山神社の先の稜線は気になりますよね😉自分も以前から気になっていて、調べたら三本松からのルートがかつてあったということを知り、いつか登りたいなと思っていました。
三本松古道はなかなか渋いルートでした。ある程度チェックポイントを確認して挑めば、迷うことはそこまでないと思います👍ルートを見ながらの直感も大切だと思います!
P2397手前からは素晴らしい景色が開けます。
是非今度行ってみて下さい😆
kageroboさん、こんばんは。
先に行かれてしまいましたね!ソロだと心細く、そしてこのご時世で自粛ぎみ、中々行けずにいました。bun-choさんもご一緒でしたか、行きたかったな〜(笑)
では早速、第2鹿ゲートまでが肝とのことですが、その先、倒木を超えたり、巻いた後のルートロストは、ありませんでしたか?
大岩を右に巻くと脆い土でとってもコワいと記憶していますが、スリル満点でしたか?
もう一つ、鹿ゲートがあるということは、ヒルはいませんでしたか。
すいません、よろしくお願いします。
こんばんは★
なんとか三本松古道攻略してきました!
鹿よけネットまでは広範囲の笹藪地帯を歩きますが、獣道も入り組んでいるので、適当に踏み跡を辿って行くと迷う可能性はあると思います。先駆者の皆様の記録でも、特に2つ目のゲートを探すのに苦労したみたいな書込みも見ましたので、こまめにしっかりとルートを確認しながら進まれるのがいいかと思います。
2つ目のゲートの先からの樹林帯にも倒木は何ヶ所かあります。越えたり巻いたりもする場面もありましたが、広範囲ではないため、進むべき方向が定まっていれば大きくルートロスすることはないかと思います。
ヤマビルはいませんでした。
大岩から先は崩れやすい道です。ザレ場の石は踏み固められてはおらず、少し盛りあがって浮いてるようなところもあるので、ラックさせやすい状況だと思います。後続者がいる場合は特に注意が必要です。高度感も相まって、人によってはスリル満点と感じるかもしれないですが、個人的にはそこまで危険だとは感じませんでした。それよりも、その手前の細尾根での藪漕ぎで、片側が切れ落ちているようなところもあったので、足を踏み外したら終わりだなって、少しひやっとしました。
行かれる際はくれぐれもお気をつけて😉
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