男体山(三本松古道↑表参道↓)
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- GPS
- 06:18
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,217m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:22
天候 | 晴れ。 少し風はあったものの山行日和 紅葉は山ではもう終わり ※気温 8:20 戦場ヶ原 5℃ 10:00 樹林帯 -2℃ 11:00 森林限界手前 -4℃ 12:30 山頂 0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
北千住駅(リバティけごん)→東武日光駅 東武日光バス停(日光線湯本行き)6:55→8:00赤沼 ▼帰り 中禅寺湖バス停(日光線)→東武日光 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三本松古道はバリエーションなので、ルーファイ・藪漕ぎ・倒木・ザレ場・やせ尾根…ひと通り出てきます。樹林帯はほぼ直登が続くので中々キツいです。 難コースに慣れていれば比較的歩きやすいルートだと思いますが、地図・コンパス・GPS・ゲイター(序盤で濡れます)はもちろん必須です。 なお、森林限界超えてからのコメツガとシャクナゲの頑強な枝の藪漕ぎがけっこうしんどいです。 下山は表参道ルートなので、よく整備されています。 ▼三本松レストハウス~ゲート1 林道を水平移動 ▼笹薮エリア(ゲート1~ゲート2) ほぼ水平移動。 ゲート1をすぎて程なくすると作業用林道(左)と微妙な踏み跡(右)の分岐点があります。そこを右に入るといよいよバリエーションです。 笹は腰より低く茎も弱いので歩きやすいですが、獣道が入り組んでおり小まめな位置確認場必須。 やがて鹿柵に出合います。入り口があるのでそこから樹林帯突入です。 ▼樹林帯(ゲート2~森林限界/標高1500-2300m) 急坂をほぼ直登するので中々キツいです。 後半は苔むした倒木をよじ登ったりします。 標高1800mくらいまではマークがしっかりあるので拍子抜けするくらい迷いません。ただし、足元は整備されていないのでくぼみや倒木に注意しながらです。 1800を過ぎるとマークや踏み跡が途切れ途切れなので、小まめに方向確認しながらです。 ▼尾根筋(森林限界~大岩~山頂/標高2300-2460m) 本日のハイライト。 コメツガとシャクナゲの頑強な枝が行手を阻みます。 足元、膝、太もも、腰、胸…それぞれの高さに隙間なく枝が伸びている箇所もあり、2回ほど四つん這いで突破しました。密集して見通しも悪いので、やせ尾根部分では足元要注意です。 尾根筋の〆は太郎神社が乗っかる大岩。 右から巻いて取りついて、プチクライミング&ザレ場をよじ登りクリア。ここが一番楽しかったかも。 ▼下山(表参道コース) 一本道だし人も多いので快適に下山。 所々整備中の場所もあり、岩場は段差が大きいので慌てずに。 |
その他周辺情報 | ▼三本松レストハウス 駐車場も広く朝7:00から営業してます http://sanbonmatsu.moon.bindcloud.jp/index.html ※二荒山神社付近は観光地なので何でもあり |
写真
見通しが良いのですが、GPSと地図がないとたぶん迷走します。獣道が入り組んでて、歩きやすいと思って進むといきなりデカいくぼみが出てきたりします。
ちなみにご覧通り水平移動。
本日は1000mほど標高上げるので、このあとの急登を予感させます、、
感想
日光男体山をバリエーションで登ってきました。
戦場ヶ原側の三本松古道から表参道に抜けるルートです。
秋の日光に行きたかったのですが、ふつうに登るのもイマイチだなぁと…と思ったので、過去ログを参考にさせていただきながら計画しました。
このルートは4つのパートに分かれます。
(山頂まで)
・笹藪の水平移動 → 油断すると迷い込む
・樹林帯の直登→苔むした倒木を乗り越えながら
・タフな藪漕ぎの尾根筋 → 枝が強い!
・〆の大岩→右に回って取付きよじ登る
初心者はもとより、難コースにモチベが湧かない人にはオススメできないルートです。
とにかく樹林帯の直登がキツい。
眺望のまったくない急坂なので修行です。
マークがあったり、踏み跡もまずまずあるので比較的ルートはわかりやすいですが、後半は倒木だらけで厄介。倒木対策に気を取られるとロストしやすいので要注意。
ということで、安易に行くと樹林帯でイヤになるかも。
それから尾根筋のタフな藪漕ぎ。
コメツガとシャクナゲですが、これがホントにタフな。ラグビーでしがみつく相手を引きずるように進んだり、四つん這いになったり。枝でやせ尾根が隠されていたり。
こういうコースを歩きたい!というモチベがあればアスレチック感を味わえます。
ザレ場に屹立する〆の大岩は、これを乗り越えれば山頂!というテンションも手伝って1番楽しかったかも。ザレ場を大きく迂回してどこかで表参道の近くまで行くか迷ってましたが、大岩の右脇(南面)に取り付けそうな隙間があったので、そこからよじ登りました。落石注意&短いですが、ザレ場の急坂が岩の上に出てくるので膝も使いながら3点支持で突破。
、、といった感じで、バリエーションを堪能した山行でした。
落葉して見通しがよくなるタイミングで行けたのも良かったと思いました。
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