岩木山
- GPS
- 05:27
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:22
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
本日は珍しくバス利用の山行です。
弘前駅のバスターミナルから出発するバスには、運転手さんと私だけ。途中のバス停で時々他のお客さんが乗り降りしながら、ゆっくりと進んでいきます。残念ながら、岩木山は完全に雲に覆われています。
岩木山神社前のバス停で降りたのも私だけ。山を歩きそうな格好の他のお客さんはもう少し上からスタートするようです。
まずは岩木山神社の拝殿で、今日の無事をお願いします。
一段下がった所に奥宮登拝道の立派な石柱が建っています。
景色は期待できない状況なので、今日は登山ではなく登拝なんだと自分に言い聞かせます。
最初はゆるやかな広い道に灯篭などがあったりし、地元の人々の信仰にとって重要な道なのだというのが伝わってきました。
一旦舗装道にぶつかると神苑桜ヶ丘(桜林公園)という所でした。
その名のとおり桜がたくさん植えられていて、春の花の時期はきっと素晴らしいんだろうなと思いました。
そこを抜けるとスキー場があり、開けたゲレンデを少し進んだ後、左方向に離れていきます。再び樹林に入り、沢筋を横切った所から斜度が増しました。そこが七曲りのようです。
一旦斜度が緩くなったので七曲りが終わったのかなと思い、良かったと感じたのですが、またすぐに斜度が増し、それは焼止まりヒュッテまで続きました。
今日は日差しもなく気温も低めでしたが、ガスに包まれてかなりの高湿度。汗とも空気中の水分とも分からない水分が体から滴り落ちます。発汗の妨げとなってバテないよう速乾タオルで頻繁にふき取りながら歩きました。
焼止まりヒュッテに水場マークはありませんが、今日は近くに水の流れがありました。
ヒュッテ前の平な道を左に折れるとまた斜度が増しました。
しかし、ここで様子は変わり樹林の道から沢筋の道に変わりました。
大分疲れ気味だったので気分が変わって助かりましたが、等高線の間隔はさらに詰まりました。
かなりヘロヘロになって歩き、やっとの思いで錫杖清水にたどり着きました。パイプから冷たい水がたくさんの出ていて、思いっきりがぶ飲み。生き返りました。
再び歩き始めると、次第にガスの中に入りました。登り詰めるとものすごい風が吹いていました。濡れた体でこの風に吹かれ続けるのはまずいと思ったので、風下側に回り込みレインジャケットを着て、ついでにパンを2つお腹に入れました。
ほんの少し下って波立つ種蒔苗代の池のほとりを通り、登り返した所に鳳鳴ヒュッテがありました。
ここからは登山者が一気に増えましたが、ガスで視界が悪いし、初めて来た所なのでちょっとした分岐でも地図を確認しながら進みました。
山頂に近づくにつれて風が強さを増し、山頂ではまともに立っていられない程でした。山頂の証拠写真を一枚撮るとすぐに少しさがり、奥宮を参拝して来た道を戻りました。
長平コースの分岐を八合目方面と勘違いしかけましたが、地図を確認して間違いに気づき、鳳鳴ヒュッテまで戻り、八合目方面へ下っていきました。
八合目のレストハウスで残りのパンを食べた後、この先の行動を検討します。入山前から予め予想はしていましたが、結論はシャトルバスを待たずに嶽温泉まで歩いて下り、温泉に浸かってからバスで弘前駅まで戻るというもの。
温泉に浸かる時間を作り出すべく、気合を入れて下りました。
ほぼ想定した時間で下ることはできましたが、この道の下部はとても滑りやすく何度もコケました。斜度は大したことはなく特に危険というわけではないですが、もう一度歩きたいとは思えませんでした。
嶽温泉では何軒か日帰り入浴が可能なようですが、私は山のホテルさんのお世話になりました。(500円)
お湯は熱めでしたが、木をふんだんに使った浴室は風情があるなと感じました。
服も着替え、すっかり山は終了というモードでバスを待ち、5分程遅れてきたバスに揺られてバスターミナルまで戻りました。
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