八甲田大岳 冬山のご挨拶 σ(^・^)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 716m
- 下り
- 698m
コースタイム
08:27 登山口
09:28 冬道地獄湯ノ沢入口
10:04 時刻湯ノ沢の橋
10:42 仙人岱
12:05 大岳外輪
12:24 八甲田大岳山頂
12:28 大岳のお鉢巡り
12:45 外輪より下山開始
13:24 仙人岱
13:35 仙人岱ヒュッテ
昼食・休憩
14:52 仙人岱ヒュッテ 出発
14:56 仙人岱
15:10 地獄湯ノ沢の橋
15:26 冬道地獄湯ノ沢出口
15:53 登山口
15:55 酸ヶ湯公共駐車場 到着
天候 | 雪 地獄湯ノ沢より上はチョット吹雪模様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八甲田周辺の道路は冬季規制が始まっています。 夜間の通行規制は12月15日から始まるようです。 詳細は下記を参考にしてください。 http://yamareco.info/modules/diary/upimg/4140/d1ee52b9d0792eb416bda6c5336fcf11.jpg |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山口に登山ポストはありませんが、酸ヶ湯温泉の玄関脇に登山ポストがあります。 利用した場合は下山報告も忘れないようにしてください。 ※ 酸ヶ湯公共駐車場の大半は除雪されていませんので、駐車スペースは20台程度となっています。 ※ 駐車場にあるインフォメーションセンターとトイレは冬季閉鎖になっています。 トイレは酸ヶ湯温泉を使わせてもらう事になります。 ※ 既に八甲田は冬です! 夏道は完全に隠れてしまっていますので、地形図とコンパスは必須です。 ※ 地獄湯ノ沢周辺は少しですが硫黄の匂いがしますし、風が常に強い状態です。 下山時には向い風になりますので、ゴーグルなどの対策をお勧めします。 ※ 下山後の付近の温泉施設は下記等があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 下記リンクも参考にしてください 「八甲田総合インフォメーションセンター 八甲田の温泉・宿泊」 http://www.hakkoda-info.jp/onsen/onsen.html |
写真
感想
いよいよ八甲田も本格的な冬山シーズンへと突入したようなので、冬山初めの挨拶に行ってきました。
当初は高田大岳に行くつもりでしたが、全員スノーシューのためか地獄湯ノ沢までの冬道ラッセルに時間がかかり、急遽大岳に予定変更。
それでも冬の八甲田は楽には歩かせてもらえませんでした。
地獄湯ノ沢からは相変わらずの強風で、フードをかぶって埋まりきっていない沢に気を付けながら歩いていきました。
仙人岱の手前からは、先週同人の方々が立ててくれた竹竿が仙人岱まであり、吹雪の中でもソコソコ安心して歩く事ができましたが、そこから大岳山頂まではあるはずもなく、頼りは地図とコンパスで進みました。
視界があればさほど問題はない直登ですが、視界はせいぜい2〜30mで、登るにつれて風もどんどん強くなっていきます。
傾斜がキツメになるとスノーシューでの登りも辛くなり、それぞれ悪戦苦闘しながら時間をかけて登って行きました。
森林限界を抜けると、待っていたのは冬の八甲田特有の一面グレーの世界。
足元を見るとエビの尻尾がジワジワと成長しながら辺り一面に広がり、どこを見ても同じ色。
コンパスと足元の傾斜を頼りに強風に耐えながら登るしかありません。
一人で来ると引き返したくなるあたりです(笑)
今回は同人仲間と一緒なので、そんな不安は薄らいでいますが、バラクラバとゴーグルで顔面の保護と視界を確保しながら進んでいきますが、会話なんかは成立するはずもなく、皆黙々と登って行きました。
いつものように山頂かと思わせる火口の外輪に出て、そこからは火口を時計回りで山頂を目指します。
思いっきりの向い風でヨタヨタしながら歩いていくと、山頂部を取り囲んでいる木の杭らしき物がやっと見えました。
らしき物と言うのは、全体的にエビの尻尾で覆われているので、木は見えないからです(笑)
山頂の標識の西側にはビシ〜っとエビの尻尾がモッコリと成長していました。
山頂を表示している文字は東側なので、ストックのグリップ部分でカリカリと雪を削り取り、標識の前で記念撮影!
休憩なんかしている余裕はないので、すぐさま行動開始〜
今回はお鉢巡りをしてから下山するような事が耳に入ったような気がしました(笑)
とにかく風雪が激しくてほとんど会話は成立しないんですよねぇー。
リーダーに続いてゾロゾロとお鉢巡りに出発しました。
お鉢を歩いていると、風の向きがどんどん変わって行くので、視界は無いけど方向が変わって行くのが体でわかりました。
風が向い風に変わって少しすると、登ってきた足跡がボコボコと残っていました。
そこから踏み跡とコンパスを頼りに下山していきましたが、最初は踏み跡が残っていましたが、やはり途中からは完全に消えてしまっていました。
登りで森林限界の途中に立てた赤旗の所に戻り、そこからはコンパスだけが頼りで仙人岱まで戻ってきました。
冬山のご挨拶にしては最初から結構な厳しさでしたが、もう少しするとスキーでも楽に歩き回る事ができそうです。
今シーズンも安全山行に努め、八甲田の冬を楽しんでいきたいと思います。
で さっそく、次の日スキーで再度八甲田に入ってしまった私でした(^^ゞ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-249997.html
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