雷が恐ろしいので昼までに下山 日光白根山
- GPS
- 08:10
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。ただし、弥陀池と五色山間、前白根山と避難小屋間に倒木があります。暫定的に枝を切り落とすなどの作業がされているだけなので、木本体はそのまま登山道を横切り、枝が残っています。 |
その他周辺情報 | 楽々の湯 川場村道の駅川場田園プラザのすぐそばにある温泉。畳敷きの食堂しかないし、価格が高めなので私としては次はないかな。 群馬県利根川郡川場村立岩673-2 TEL 29778-25-8045 大人800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | ヘッドランプはいつも入れるトップリッドに入れよう。2000m級の駐車場で宿泊するときは防寒着が必要。 |
感想
先週訪れた標高2000mを超えた場所にある鏡平山荘は夜でもそれほど寒くなく、かえって汗まみれになってしまいました。そこで、今回はアンダーパンツ、アンダーシャツは省略しました。これが大外れ。標高2000m以下の駐車場に止めた車内、明け方の寒いこと16度を切ってました。山行きでは夏でも防寒対策が必要と痛感しました。
夜10時ころ外を見ると星空が広がります。星空を背景に駐車場の写真をとろうと外に出ると流れ星が。そういえばペルセウス流星群が早朝時間帯が最盛期だったはず。明日早朝から出かけるので、流星群はあきらめ寝てしまう。社外に出ると途端に車周辺の藪でドサドサ大きな動物が草をかき分ける音が。熊かと身構えると、鹿がピート鋭い警告をだしていた。
4時にタイマーが鳴り起床する。いつもならトップリッドの上部部屋に入れているヘッドランプがない。室内灯は暗いし、片手でスマートフォンを持ちながらトップリッド内を手探りで探すがやっぱり見つからず。帰宅してバックを整理していたら、メインコンパートメントに入れてました。ヘッドランプを入たバックが黒だったのも見つからない原因の遠因かもしれない。
なんとか空が白々と明るくなるのを待って、出発。幸い月明かりがあるので歩き始めた低山部は何とか登山道が見える木々の枝から漏れる月明かりを頼りに登っていく。時間がたつに従い、明るくなるので足元が見やすくなる。朝日に染まる雲を見ながら、視界の広がる尾根付近で日の出を見たかった気持ちがわいてくる。
暗くて視界が限られる夜間の登りは足元の状況しか見てないので、傾斜が急でも気づかないものだ。今回も下山時、こんな急な斜面を登ってきたのかと驚かされる。日光白根山は基本的に直登のように急な登山道が多い気がする。
弥陀ヶ池に映る逆さ白根山を見ようと期待してきたところ、日光に光り輝く白根山はよかったが湖面はさざ波が立っていて残念。帰りに再び立ち寄る予定なので、帰りに期待して日光白根山に向かう。岩だらけの白根山山肌、朝日に照らされて輝く木々や草の葉がみずみずしい。
白根山の登りは山の外形から想像できるように岩を中心とした急傾斜が続きます。予想と異なったのは、下半分は小さな木が登山道に日陰を作り涼しい山登りになる。ただし、午前9時を過ぎると太陽光がほとんど直上から差し込むので暑いに違いない。早朝登山でよかった。まさかと思った岩と岩の間を抜けて山頂に向かう。
山頂についたと思ったら北の山頂で本当の山頂はすぐ南に見える頂点のようで、山頂標識らしい板が見える。そちらに行こうと思ったが、南に行く道が見つからない。幸い、道ではない岩の上を無理やり降りて、下に見える山道に出て南にある山頂に向かう。その道も本当に道なのか道ではないのか、大きな岩を乗り越え何とか山頂到着。それこそ、中禅寺湖から燧岳、谷川岳、北アルプスの山々、浅間山、富士山まで360°全周が見渡せました。それも、独り占め。
しばらく山頂で写真を撮っていると5分ごとにポツリ、ポツリと湯元から菅沼から登ってきます。山頂から私が移動すると一人山頂に立つ人がいて、その人が山頂から離れるとまた別の登山者が山頂に到着するみなさん非常にのんびり山頂を楽しんでいるよう。
湯元方面に下山すると次々に登山者とすれ違う。みなさん、4時30分から5時ころ麓をスタートしたようだ。日陰のない山頂付近を光が強くなる時間帯に通過するのは避けたいですね。私は幸い太陽光が強くなる前に樹林帯中の登山道を歩けたので、林中を吹き抜ける涼しい風とともに快適なやまあるきがたのしめる。
山頂から避難小屋まで思っていたより下山する。避難小屋の中は人が住んでいるわけではないので通気が良くないためかそれなりに湿っているような。さらに、小屋から前白根山に連なる尾根に出る道は白根山方面からみる登り返しが思ったより何でもなかったのは良かった。また、前白根山までの尾根道はポツンポツンと木が木陰を提供してくれるので、体が熱くなる前にゆっくり休むことができ良かった。
前白根山、五色山間の尾根歩きは時々、西に白根山と五色沼の両方の景色、東に湯元と男体山楽しめる素敵な景色を楽しめました。今回白根山頂の次にこの尾根がお気に入りになりました。
登山口に到着したのは当初予定していた昼頃で、雷雨にならなくてよかった。下山後に川場にある温泉から山を見ると一部天気予報通り、入道雲らしい雲が成長を始めていたのが気にかかる。
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