白馬岳(猿倉荘〜白馬大雪渓)
- GPS
- 10:21
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,852m
- 下り
- 1,840m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:15
天候 | 夜明けから快晴で、白馬・杓子岳のモルゲンロートもバッチリ。登りは終始青空を見上げながら。稜線上は強風で雲がせわしなく流れていた。おかげで強い日差しの下でも暑さは感じることもなく、快適に登ることができました。午前11時の登頂時は剱岳も姿を見せていたが、登頂記念写真を撮った直後に周囲はガスに包まれ、山頂のガスが取れても立山方面のガスはなかなか取れず。そして、あまりの強風で、遅ればせながらTシャツの上からカッパを羽織って寒さをしのいだ。下山時の白馬三山はガスから顔を出したり隠れたり。でも振り返るたびに青空が見えていた。1日を通して天候に恵まれた素晴らしい山行となりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日午前4時の時点でも第1駐車場は7割程度、午後3時に戻ってきたときは6割程度の駐車率でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年の雪渓は例年の半分もないのでは?その分雪渓脇の秋道の距離が伸びます。とにかく滑るしザレてるし歩きづらい。白馬尻〜葱平の区間は平年よりタイム3割増しだと思います。 雪渓を離れた直後の沢筋区間がこのコースの核心部、最危険区間だと思います。足を滑らせないよう、慎重に。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉、今回も白馬駅近くのみみずくの湯に立ち寄りました。露天風呂からは今日登った白馬岳が一望でした。ここの裏手には最近できたスノーピークのお洒落な建物があり、徒歩でもいけます。スタバも入ってます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ストーブ
ガスカートリッジ
コッヘル
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感想
例年だと猿倉駐車場のスペース確保が大変なので、前日早目に前乗りして車中泊との計画だったが、連れに話をしたら駐車場でテントを張って前祝いをしようとなり、ついでに白馬に新しくできたスノーピークのおしゃれな建物にも寄ってからの猿倉入りとなりました。
駐車場にてテント設営完了後、肉を焼きつつビールを片手に翌日の打ち合わせという名目の宴会をしましたが、あまりの寒さに、焼酎を持ってこなかったことが大変悔やまれました。夜8時頃には宴会もお開きにして、星空を眺める流星群観測会となりました。見つけた個数は3つと少なかったが、そのうちの1つは3〜4秒ほどの火球とも呼べそうなクラスのものでした。就寝時はあまりの寒さでダウンを着込んで寝ました。
当日の朝は3時起床の予定が3時15分となり、4時スタートが4時45分と大幅な遅れとなりました。
スタートが遅れたおかげで、ちょうど林道から白馬・杓子岳のモルゲンロートが見られて結果オーライ。その後も青空を見上げながら雪渓を登り、急登を進み、稜線から吹き下ろす風のおかげで強い日差しの割りにはさほど暑さも感じず、山頂まで苦しくも気持ちのいい山行が楽しめました。
山頂はやはり強烈な風で、登頂写真を撮った瞬間に目前の杓子・白馬鑓もその先の劒岳もすっかり雲に飲み込まれてしまいました。
「白馬岳」と書かれた山頂標識がなくなっていて、そこに転がっているラージメスティンほどの板切れに「白馬岳」と手書きされた物を掲げて写真を撮ろうとしたら、その場に居合わせた方が手作りのA4サイズの「白馬岳」パウチを貸していただいたのですが、猛烈な強風下で受け取った連れが手を離してしまい、あっけなく「白馬岳」パウチは谷底の彼方へと飛んで行ってしまいました。滋賀から6時間かけて来られたあの時の方、大変申し訳ございませんでした!
以上の通り、山頂では強風に見舞われ、飛んだ失態をしつつ、あまりの寒さにカッパを羽織り、白馬山荘では暖かいラーメン(魚粉かけ)を美味しくいただき、雲に見え隠れする劒岳・杓子白馬鑓を眺めつつ、それでも終始夏の終わりの青空を見上げながらの、素晴らしい白馬岳登山となりました。ホントにラッキーだったと思います。
無事下山して思ったことは、やっぱり頂上宿舎でテン泊して、杓子・鑓と足を伸ばして、白馬三山をとことん堪能したいなぁ〜ということです。
また秋の紅葉シーズンで再チャレンジです。白馬岳、ありがとう〜
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