刈田岳
- GPS
- 05:01
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 658m
- 下り
- 660m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
すみかわスキー場まではスタットレスタイヤで無いと上れません。 スキー場から大黒天まではサクサクのスノーハイキングが楽しめます。 大黒天から刈田岳の登山コースはアイゼンが必要です。 |
写真
感想
ヤマレコ登録から、半年、初レポートです。
年内は忙しいので、山に行けるチャンスは少ないと言うのに、寝坊をするという失態、しかも、早く家を出て、前日降った雪の良いコンディションを楽しむ予定だったのに。と己の馬鹿さを痛感しながら急いで用意をして出発。
澄川までの道は凍ってます。安全運転で急ぎます。
9時10分、すみかわスノーパークの駐車場から出発、林道を雪を踏みしめる音を楽しみながら進む。何時聞いても雪が立てる音は心地良い。
予想以上に足跡が多い、山岳会の団体さんがいたら、トレースがつきすぎて嫌だな、多少はラッセルしたいな、等と考えながら歩きやすい林道を1時間と少しで大黒天に到着。
大黒天から入って直ぐの、100mほど前方にいるカップルがキックステップして道をつくってる。雪が深いんだなと思い、風の避けられる位置で防寒対策とアイゼンを着ける。下山する足音がしたので見上げるとカップルが引き返してくるではないか。話をすると予想以上の雪なのであきらめて車道を行くとの事。
自分も10本爪アイゼンは持ってきたが、輪かんは持ってきていない。毎年、この時期は雪は多くないはずだが、今年は雪が多いから、深いようだと断念かも、と数秒考える。
まあ、行ける所まで、と考えて進むと、直ぐに誰の踏み後も無い登山道、あのカップル以外、誰も通っていないんだ。ニヤニヤしながら、今年初ラッセルを満喫して登る。
一番深い場所でも太もも付け根位、でもラッセルが必要な場所は距離が短く、数十メートルも進めば吹き晒しにでるから歩きやすい。それよりもアイゼンの刃しか沈み込まない程の硬い氷の箇所が思った以上に多い、ピッケルは必要とは思わないが(有った方が良いです!)、アイゼンは必要。引き返したカップルは正解だな、と思う。
刈田岳非難小屋手前からは、凍った雪と言うより、うろこ状になった氷を踏みしめながら登る、12時少し前に刈田岳山頂に到着、一面、凍てついた世界、雲がかかっている為に、薄暗いし、展望ないけど、暴風雪じゃないだけマシ。山頂から馬の背方向を見るが、見える範囲には誰もいない。貸しきり状態の山頂。と思い5分ほど風景を楽しむが、止まってると凄く寒い。ウェストポーチに着けたプロトレックの温度計を見ると-7度、空の暗さから暫く待っても天気が良くなる気配もない。熊野岳に行くかどうか考えるが、スタートが遅かったことから引き返す事に。無理はしないがソロで行く時の心がけ。
次は何時来れるかな。と思いながらも来た道を引き返す。非難小屋に入るかどうか考えるが、入口が雪で埋まっているのを見て通り過ぎる。何気にこの非難小屋には入ったことが無い。穴倉的な小屋はどうも苦手なんだよな・・・。
剣が峰から少し下ったところで雲から出て視界が良くなる。
大黒天で風を避けつつ、初めて座って休憩。アイゼンを外して、冷たくなったおにぎりを、山ボトルに入れた無糖の紅茶で流し込む。車道に多くの足跡が有ることに気がつく、日曜だし登山者はいるみたいだが、皆は車道を行った様だ。結局、あのカップル以外とは誰とも会わなかった。静かな雪山を満喫できた。
途中、ゲレンデを覗きながら下山、スキー場はまだまだ、12月中旬のスキー場開きには少し厳しいかな? 自分は何時からスキーに切り替えようかを悩みながら14時過ぎに駐車場に到着。ゲーターに空いた穴に凹みながら遠刈田温泉で入浴して帰りました。
今シーズン初めてのアイゼンとラッセル、堪能できました。一月前の刈田岳は霙か雹が大量に降ってきて敗退、2週間前の不忘山は暴風雪でピーク手前で敗退したので、久々にピークが踏めました。早起きしてれば・・・熊野岳もと思いますが、良い雪山になりました。
さて、今回の反省点で雪山装備を熟考すべきか、スキー道具を出して手入れすべきかが悩みどころですな。
いよいよ雪遊びの季節ですね
これからのレポート楽しみにしてます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する