雪の谷川岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
2日目=午前7時過ぎ「土合山の家」出発〜谷川岳ロープウェイで天神平スキー場〜8時10分スキー場を出発〜10時ごろ穴熊沢避難小屋〜11時50分山頂・トマの耳正午出発〜ピストンで引き返す〜2時半、谷川岳ロープウェイ土合口駅
天候 | 12月1日=雪 12月2日=晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2日=午後3時 谷川岳ロープウェイ土合口駅解散〜バスで水上駅〜JRで帰京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▽天神平スキー場からは新雪の上を歩きました。踏み跡はありましたが、巻き道は本来の登山道ではなく、とても滑りやすくなっていました。踏み抜けば、斜面を転がり落ちるところは随所にありました。 ▽穴熊沢避難小屋からはアイゼンをつけました。肩の小屋までは急斜面を慎重に進みます。雪が柔らかいところ、凍っているところが交互に出てきて慎重な歩行が必要です。 ▽肩の小屋から頂上は、強烈な寒風が日本海側から吹き付けました。帽子、バラクラバなどは必須で、肌の露出は最小限にしたいところです。凍っている箇所もあり、牛を滑らせたり転倒したら一巻の終わりです。また、山頂には雪庇が張り出しています。大変危険です。 |
写真
感想
アルパインツアーの「ステップアップ講座 雪の谷川岳」に同僚のYOUさんと参加しました。ベテランガイドさん3人、参加者17人でした。女性の方が多く、そして皆さん健脚でした。
雪山は何度か登っていますが、谷川岳は初めて。「冬の谷川岳に登ってくる」と事前に友人に話すと、「えっ、谷川岳」「死ぬんじゃないの」という人がちらほらしました。岩壁にとりつくわけではないと説明しましたが、「魔の山」というイメージは強いのですね。
1日目は、土合山の家から一の倉沢付近をピストンして、久しぶりの冬の装備をチェックしました。山の壁面には、多数の慰霊碑が打ち付けられており、厳粛な気持ちになりました。また、天候は曇りでしんしんと雪が舞っています。明日は晴れますように…。
2日目は、朝から快晴です。張り切って午後7時過ぎに山の家を出発。天神平までロープーウェイを利用して、新雪の上を歩き始めました。
穴熊沢避難小屋まではアイゼンはつけませんでした。新雪の巻き道は雪が柔らかく、斜面を転げ落ちてしまいそう。
避難小屋からはアイゼンとピッケルを装備しました。急斜面にアイゼンがよく利きました。ピッケルもよく刺さり、バランスを保つのに役立ちました。
高度を稼ぎつつ後ろを振り返ると、大パノラマが広がっていました。上州の山々に、日光の山も見えます。遠くに富士山も顔を出しています。白と青の大展望に感動しました。
慎重に進み、山頂直下の肩の小屋に到着。とたんに日本海からの寒風が吹き付けます。また、転倒してはならない斜面が続きます。眼球が痛くなるほどの寒さの中、一歩一歩を踏みしめて、山頂に到着しました。ガイドさんから「標識から向こうは雪庇だから絶対に近づかないで」と注意されつつ、記念撮影をしました。
帰りも慎重に歩き、午後3時の解散までこぎ着けました。ガイドさんの適切な指示、参加者の励ましにより、全員無事でした。
谷川岳や冬山の神々しい姿に感激した山行となりました。夏の谷川岳にも来てみたいですね。
4月の西岳(八ヶ岳)、5月GWの燕岳に続く3回目の雪山登山でした。また、こんなに有名な谷川岳を訪れたのも初めてでした。一ノ倉沢の岩稜にも圧倒されました。1日目の山歩きで、寒さ(凍って?)のためサングラスのフレームがポッキリ折れてしまい、本番では買ったばかりのゴーグルを使用せざるをえませんでした。予想通り、曇ってしまいます。本当に雪山は不自由だと感じました。それでも、天気に恵まれて、眺望は最高でした。頂上からの展望を動画でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=pXmG-1_5cLM
綺麗な雪景色ですね。良かったですね。
登っている人は他に結構いましたか?
トレースがないときつそうですね。谷川岳は風が強いイメージがありますがどうでしたか?
自分は昨年NEGIさんといった菰釣山に奥さんと行ってきました。その時は雪でのどを潤しましたね(笑)
快晴の谷川岳はとても良かったです。
三月に、Oガイドと赤岳に行きます。どうですか。詳細はメアドの方へ連絡ください。
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