焼山 【霧の登山道で希少な雷鳥との出会い】

2020年08月16日(日) [日帰り]

• GPS: 11:14
• 距離: 19.3km
• 登り: 2,020m
• 下り: 2,012m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:54
• 休憩: 1:16
• 合計: 11:10

距離 19.3km 登り 2,020m 下り 2,020m

0:47 金山登山口
1:17 1520m屈曲点
1:27 水場
1:48 ・1741
2:28 2:34 ・1949
3:30 3:31 天狗原山
4:11 4:32 金山
5:31 5:33 富士見峠
5:40 5:44 泊岩分岐
6:45 7:03 焼山
7:59 8:03 泊岩分岐
8:10 8:14 富士見峠
9:24 9:30 金山
10:00 天狗原山
10:41 10:46 ・1949
11:13 11:15 ・1741
11:28 11:29 水場
11:36 1520m屈曲点
11:55 11:57 金山登山口
11:57 ゴール地点

天候

曇のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・金山登山口手前に5台程度駐車可。
・小谷温泉側から金山登山口まで舗装路、金山登山口から乙見山峠方面は通行止め
・コンビニはR148沿い（白馬村、糸魚川市）

コース状況／危険箇所等

・焼山山頂手前のロープ設置斜面は慎重に登下降すれば問題ない。
・金山、天狗原山周辺は草が茂っているところがあり、スパッツなど夜露に対する対策要。富士見峠から焼山登山口も同様。
・雨天時など粘土質の斜面や溝状の登山道では注意を要する。
・水場は基本的にはない（一か所あるが流量は少ない：手を洗う程度）
・焼山登山に関する条例については、下記参照。
　https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/bosaikikaku/yakeyama.html
　今回は登山届はコンパスで行い、ヘルメット・グローブを準備した。

その他周辺情報

小谷温泉の雨飾高原露天風呂（協力金は気持ち程度）　10:00~21:00

写真

8/16 0:42

駐車場到着。
久しぶりに全く歩いたことがないコースだ。

8/16 0:43

妙高方面は通行止め。

8/16 0:43

登山スタート。

8/16 0:46

いきなり倒木通過。

8/16 0:50

道は歩きやすい。ブナの落ち葉で柔らかい。

8/16 1:02

どんどん標高を稼ぐ。星が見えたり雲が出たり天候は微妙。
とりあえず稜線まで乗り上げよう。

8/16 1:08

巨大ナメクジ。クモ、毛虫、なんでも出てくる。
夜はかれらの世界。

8/16 1:18

草刈りされていい道です。

8/16 1:27

水は出ています。量は多くない。

8/16 1:27

日陰にもなり休息ポイントです。

8/16 1:36

8/16 1:44

岩稜が出てきた。

8/16 1:56

溝状のところもある。小岩、コケは注意。
自動運転はここまで。

8/16 2:00

粘土質のところもある。今日はトレランシューズで良く滑った。

8/16 2:28

見晴らしがよくなってきた。遠く光が見える。

8/16 2:29

下りは苦戦しそう（南斜面）。

8/16 2:35

微妙なアップダウンがある。

8/16 3:02

次第に草が多くなる。

8/16 3:27

草の夜露が酷いので雨具を付ける。

8/16 3:33

シューズも濡れてきた。ガスが出てきて空は曇り。
三角点はなかったようだ。

8/16 3:36

霧が出てきて視界が狭い。闇と下草で足元が見えず不安定。
風もあり、金山でどうするか考えよう。

8/16 4:14

ちょっと早く着いてしまった。日の出で明るくなって雲の状況を確認しよう。雨具と長袖を着こんで待機。

8/16 4:14

スマホが繋がったのでレーダーで気象確認。
東北に雨雲がかかっているがこちらは大丈夫なようだ。
ガスガスだが富士見峠まで進んでみよう。

8/16 4:40

すぐに激下り。粘土質もあり厄介。

8/16 4:43

見事な草刈りロードがスタート。感謝しかありません。

8/16 4:44

北東からガスが断続的に流れ込む。悪化の兆しもないので前進。

8/16 4:45

朝焼け。

8/16 5:04

見通しの良い登山道（草刈りロード）が彼方まで延びる。

8/16 5:07

黒姫山、飯縄山、高妻山、乙見湖

8/16 5:13

裏金山にある案内板。現在は規制解除中。

8/16 5:14

もうすぐ富士見峠。

8/16 5:16

頚城の山並み。

8/16 5:20

焼山は雲の中。

8/16 5:22

海谷渓谷上部。

8/16 5:32

火打山でもわかりましたが、富士見峠なので確認してみました。
やっぱり八ヶ岳の右側に富士山が映っているようです（肉眼レフ）。

8/16 5:33

富士見峠。ガスガスのようだが焼山は行けそう。

8/16 5:39

標高差300mほど。上部に奇形の岩峰が見える。

8/16 5:43

草がびっしり。通るとびしょびしょ。

8/16 5:43

新潟方面からも来てみたい。

8/16 5:47

泊岩

8/16 5:59

赤テープが多い。

8/16 6:05

樹林帯を抜けてきた。

8/16 6:08

ザレ場。

8/16 6:09

登山道から雷鳥が5羽飛び立つ。この辺の雷鳥は希少（火打山と焼山）。
今年のヒナにしては大きい。群れかもしれない。

8/16 6:10

遠くに逃げていった。天気が良くないので会えたのかもしれない。

8/16 6:17

残り標高差100mほどまで来る。ガスが酷くなってきた。

8/16 6:20

ヘルメット着用。

8/16 6:22

妙高山ほどではないがデカい。

8/16 6:25

鞍部を目指す。

8/16 6:31

最後の岩場。長いロープ区間。

8/16 6:33

8/16 6:46

にせピークを越えてようやく到着。

8/16 6:47

火打山方面通行止め。

8/16 6:48

唯一の看板。

8/16 6:48

石仏。

8/16 6:51

触れておきます。

8/16 6:52

三角点から火打山寄りにある。ここで戻る。
ガスで何も見えない。

8/16 6:54

山頂概観。
ガスが晴れてきた。

8/16 7:03

また来よう。雲が流れだしたので晴れるのを期待してゆっくり下る。

8/16 7:05

青空も広がる。一度、登り返したがまたガスが出る。
晴を期待する気持ちがあるが、仕方がないので下山しよう。

8/16 7:10

すぐにガスが掛かってしまう。

8/16 7:10

北アルプスも見えてきた。圧倒的にガスの時間が多い。

8/16 7:12

ロープ場を上がったところの鎖場。

8/16 7:15

鎖場から見下ろす。

8/16 7:24

山頂方向を振り返る（右側）。

8/16 8:39

8/16 8:45

登り返しが幾つもあるので気が抜けない。集中力を切らさないようにしよう。

8/16 8:53

8/16 8:55

8/16 8:56

8/16 9:01

もうすぐ金山山頂。高山植物が見事。

8/16 9:30

8/16 9:31

8/16 9:42

8/16 9:42

金山山頂付近の花々、背後は天狗原山。花がたくさんで言葉が出ない。

8/16 9:45

天狗原山への登山道。

8/16 9:48

妙高山。ようやくガスが取れる。

8/16 9:50

天狗原山への登り返し。晴れて日差しが強い。

8/16 9:50

乙見湖（笹が峰）

8/16 9:52

金山を振り返る。

8/16 9:57

火打山。焼山との間が通れるようになったら踏破したい。

8/16 9:57

隣の焼山との距離が意外に短い。
焼山は雲の中。

8/16 9:57

ガスが晴れてきたが主稜線は雲が取れない。

8/16 9:59

日向なので写真だけ。ようやく雨具を脱ぐ。暑い。
雨具を脱ぐとすっきりしてペースアップ。

8/16 10:02

お花畑の中の地蔵さん。

8/16 10:23

涼を求めて樹林帯に逃げ込もう。

8/16 10:38

見事なダケカンバ。

8/16 10:44

足場が取りにくい下りで難儀。暑さも加わる。

8/16 10:48

比較的長いロープ区間。

8/16 11:14

結構、日影が多い下りだった。

8/16 11:17

乙見山峠（トンネル）、開通したら自転車で来よう。
背後は地蔵山か。

8/16 11:57

ようやくゴール。

8/16 11:57

日差しが強い。露天風呂に入って帰りましょう。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

osamuin

先週の妙高・火打山縦走（https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2490576.html）
の時、焼山に行こうかという気持ちがあったが、本気ではなかった。
やはり、火打山と焼山の間も含めて稜線を繋いでみたいというのが本音だ。

しかし、多くの方々のレコなど見ていくと、
　�ゞ盪魁ε袈藐胸海浪屬�いっぱい、
　�⊂道海浪仍崖萋阿�始まると規制される　
　�Ｎ農�の登山路が完璧なまでの草刈りがされていて歩きやすい
など、特に、火打山・妙高山からの延長戦としての山行も自分なりに意義があるだろう。これは行くしかない。
また、焼山の登山道では、生体数が圧倒的に少ない雷鳥の親子？にも巡り合うことができてラッキーでした。地元の立山ではこの時期は子育てでたくさん見ることができる感覚があるが、火打山・焼山では稀有だ。

男性的な焼山と女性的な金山を味わうことができて、先週の山行に負けないくらいの山行であった。写真は300枚以上取ったが、途中で電池障害のアラームが出たので少な目にしたことが悔やまれる。帰りは、小谷温泉の露天風呂に200円寄付して汗を流し、他は寄らずに戻る。

コメント

Yoshio_KSK

やはり行かれましたか
osamuinさん
やはり、焼山行かれましたか。
私も妙高火打にご一緒した後、焼山のログばかりみていました。
金山登山口〜雨飾経由で金山・焼山を目指すコースも良いなぁと思いながら。
ログ、参考にさせていただきます。(^^)

osamuin

Re: やはり行かれましたか
先週はお付き合いいただきありがとうございます。
自然の流れで行ってしまいますね。
当日はてんくらCででかけるつもりはありませんでしたが、感覚的には好転する予感がしました。
それでも金山に到着した時点では、暗闇、北風、濃い霧、ひどい夜露で戻ることも考えました。
ということで、最初から天気が良くなさそうなのでオーソドックスなコースメイクでいきました。
それでもボリューム満点、お勧めのコースです。