雌阿寒岳と阿寒富士♪
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,141m
- 下り
- 1,144m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし。 |
その他周辺情報 | 野中温泉 10時〜19時迄ー露天風呂は11時から 大人400円小学生200円幼児100円 |
写真
感想
< モモ夫 >
北海道には百名山が9座あるが、今夏にいくつか登っておこうと計画を立てた。
北海道は梅雨がないため、関東が雨続きにもかかわらず晴天が続いており、登山も期待できそうだった。
しかし、関東の梅雨が7月末に明け、こちらも晴天の予報が続くようになったと思ったら、反対に北海道は曇りや雨マークが・・・。
行くべきかどうか迷ったが、途中で好転することを期待しつつ、羽田から新千歳へ飛んだ。
新千歳からはレンタカーで雌阿寒岳の麓にあるオンネトー国設野営場に向かう。
日曜日だからか、新型コロナの影響かわからないがこの日の利用者は4組で、好きな場所に設営ができたし、他の設営者ともそれなりの距離を保てていたので、特に不安もなくキャンプができた。
ただカラスには油断をしてしまい、目を離したすきに食材(パンではあるが)を2度ほどさらわれてしまった(1度目で学習しないといけないのに、学習できずカラスにあざ笑われるかのように持って行かれた)。
翌朝、野営場脇のオンネトー登山口から6時前にスタート。天気は青空も見えるのでこの先期待が持てそうだ。
今回、普段は着けない鈴をチリン、チリンと鳴らしながら進む。
6合目までは樹林帯で、それを抜けると目の前に阿寒富士が現れる。「富士」というだけあって、綺麗な円錐形だ。
下の方を見ると辺りは雲海で、オンネトーの周りだけが辛うじて晴れている。
阿寒富士の反対側には雌阿寒岳の堂々とした姿があった。火口付近からはモクモクと火山ガスを出している。
7合目分岐から火山礫の道を阿寒富士に向けて登っていく。ただ、土と違って足場は固くないため一歩進むと半歩戻るような感じで歩きづらい。
しかし、登るにつれ、雌阿寒岳の火口がより見えるようになる。ダイナミックの一言に尽きる。一方、周りは一面雲海で覆われ、雄阿寒岳など一部の山がその雲海から頭を出しているに過ぎなかった。
阿寒富士の頂上に到着したが、僕らのほかには誰もいない。2人で蝦夷富士から見る雌阿寒岳と雲海を堪能した。
下山は上りと違って火山礫が足を進めてくれ、ハイスピードで下りることができた。
下ってから雌阿寒岳に向けて再び登りが始まるが、次第に硫黄臭が強くなっていく。9合目辺りまで来ると火口の様子が伺え、噴気が立ち上る様子がよくわかった。
火口の淵を歩いていくと頂上標識に到達する。火山の場合は本来あったであろう頂上が吹っ飛んでいるので、最高到達点といったほうがいいかもしれない。天気も快晴で、火口越しの阿寒富士が素晴らしい。
先ほどまで見えていた雄阿寒岳はガスで隠れてしまいこの後見ることはできなかった。
下山は野中温泉に出る雌阿寒温泉コーストをとった。往路と違い、樹林帯も4合目辺りまではなく、オンネトーや森林を見下ろしながらの下山となった。このルートは最短のためか、すれ違う人も多かった。まあその分傾斜もあるけど。
11時前には下山した。その後は野中温泉でさっぱり汗を流す、つもりだったが、予想外にもお湯が熱すぎて入っていられない。温泉自体は白濁したものでいい感じだが、熱さのためゆっくりできず、早々に出てしまった。水を入れたくても水が出ないのでなおさら長湯はできなかった。
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