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記録ID: 2517374
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山

1999年08月01日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.8km
登り
2,080m
下り
2,068m

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
2:00
合計
12:30
4:10
135
6:25
6:40
50
7:30
7:40
60
三国岳
8:40
9:00
90
10:30
11:00
80
12:20
12:30
75
13:45
14:00
50
三国岳
14:50
15:10
90
 飯豊山は以前から訪れたい山であったが、機会に恵まれず、ついつい後回しになっていた。99年8月1日、一念発起して昼に東京を出発、夕方に御沢キャンプ場に入った。飯豊山は行程が長く、少しでも時間を短縮する為に、川入から小白布川林道に入り、終点の駐車場に幕営して、ここから登るつもりであったが、林道工事中の為に、往復で1時間余計にかかる、大白布沢からの入山となった。
 まだ暗い中、御沢の登山口より長坂を登り始める。気温の上がる前に、稜線部まで出ておきたい。ブナの巨木をぬって進む登山道を登ること約90分で、笹平に出た。この辺りから林層が変わり、森の中が明るくなってくる。地蔵山を巻いて進む道の途中に、「峰秀水」という良い水場があり、ここで大休止。握飯に水が美味い。地蔵山からの道と合流する辺りからは、視界が開けてきた。濃い緑に包まれ、たたおやかな東北の山並みを楽しみながら、剣ケ峰の痩せ尾根を進む。(剣が峰の水場は枯れていた。)三国岳直下の急登を一気に登り、三国小屋まで上がると、飯豊本山に向かって続く尾根筋と、大日岳方面の視界が一気に開けた。
 三国岳から飯豊本山への稜線は、森林限界を丁度抜る高度にあり、展望が素晴らしい。また、種蒔山を越える辺りからは、高山植物の大群落が次々と現れ、景色と花に見とれて歩くうちに、あっという間に距離を稼いでしまった。丁度飯豊を訪れた8月1日は、飯豊登山祭があったとの事で、昨夜の切合小屋はスシヅメ状態であったらしい。また、小屋の周辺には、数多くのテントが設営されていた様でもあった。小屋の営業期間中は、水をポンプアップしており、少々ぬるい水ではあったが給水が出来る。
 切合小屋からは、次第にアップダウンがきつくなる。御秘所の岩場はかつて登拝登山の時代は難所だった様であるが、今は鎖がついており、安全に通過する事が出来る。飯豊山神社のそばに立つ本山小屋は、99年8月現在では荒れており、小屋としては使用出来ない状態であった。神社の脇を抜けて、ゆったりとした道を登ると、程なく飯豊山本山到着である。山頂からは360度の展望が得られ、東北南部の山が一望出来た。
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川入キャンプ場から本山の山頂を目指した。
麓より飯豊連峰。
麓より飯豊連峰。
飯豊の山並み。
たおやかな山並みを行く縦走路
たおやかな山並みを行く縦走路
広大な花畑の中を歩く。
広大な花畑の中を歩く。
飯豊本山までもう一息。
飯豊本山までもう一息。
飯豊山の山頂到着。
1
飯豊山の山頂到着。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

今回は日程の都合上、御沢から飯豊本山をピストンしたが、日帰では少々きついコースであった。せっかくの展望と高山植物を楽しむ為にも、本来は山中で一泊するのが正解であろう。東北の山は、秋の紅葉が素晴らしく、道すがら出会った地元の人も、「真赤に染まった秋の飯豊は、言葉で言い表せない程美しい。今度来るなら、秋がいいよ。」と言っていた。機会を見つけて、次回はテントを背負って秋に訪ねてみたい飯豊山であった。

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