蓮華温泉〜白馬岳(白馬大池、鉱山道周回)


- GPS
- 01:35
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山届は公衆トイレ前にポスト有り。トイレは水洗、水道有り。 蓮華温泉までは、糸魚川駅から平岩駅経由で路線バスがある。が、8/22から減便(秋ダイヤ)になるようだ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓮華温泉〜白馬岳:特になし 三国境〜蓮華温泉:ところどころ、斜面が流れて急なトラバースになっていたりズルズルの登降となる箇所がある。鉱山道分岐から精錬所跡には、草木の少ない広い尾根(踏み跡不明瞭)を下る区間があるが、足元の石にマーキング多い。精錬所より下は、樹林帯を一定勾配で等高線に沿って下るが、登山道脇の藪は人の背丈ほどあるが斜面になっているので、踏み外し注意。蓮華温泉ロッジの発信する情報(登山道の草刈り)を得てから向かうのが良い。 |
その他周辺情報 | 登山口の蓮華温泉ロッジ:日帰り温泉有り。外来の食事についてはロッジの最新情報を確認のこと(日帰りの入浴は17時まで)。 姫川温泉「瘡(くさ)の湯」:国道148号まで下り、JR大糸線「平岩駅」近くにある。国道まで出れば、温泉には事欠かない地域であるが、国道までが一時間程度要してしまう。 |
写真
野営も一瞬考えたけれど、昨今の熊事件を思うとロッジの予約を取って正解。
いちばんの理由は、入浴時間の制限がほぼない(清掃時以外)のと、食事提供ですが、個室で伸び伸びとできたのも良かった。
一日よく歩いたしがっつり頂こう。
夕食、朝食ともに、一人ずつ席に通され、ご飯と汁物はスタッフがカウンター前でよそってくれる方式。テーブルは中央を透明板で仕切られていた。
装備
個人装備 |
マスク
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
水筒
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感想
急遽決めた山行だが、山小屋(テント場)の予約には遅く(白馬館も村営山荘も17時に電話受付終了)、日帰りすることにした。
行動時間は長くなるが、蓮華温泉から大池、白馬山頂、鉱山道の周回が行けそうだ。
鉱山道は蓮華温泉ロッジのウェブ情報によれば、草刈も済み残雪もなく通行可能のようである。ロッジには後泊するつもりで、予約時にも確認して実行に移した。
ちなみに蓮華温泉ロッジは小屋直通衛星電話があり、21時まで電話対応頂ける。
朝、少し仮眠して4時スタート。天狗の庭で夜明けを迎えたかったので気持ち遅いが、結果的にはそれほど遅くはなかった。日帰り装備は軽くて機動性が高まる。
ご来光を方向の関係で拝めなかったことと、朝焼ける朝日岳、雪倉、赤男を木々の隙間からしら見られなかったのが残念であった。
大池で朝ご飯を食べ、雷鳥坂からのスカイラインへ。絶景、気持ち良すぎてシャッターを切りまくり全然進まない(笑)
山頂もほぼ貸し切りだった。鹿島槍や劔岳はもちろん、遥か槍ヶ岳まで見渡すことができた。山頂が空いていたのは、前泊の人たちが去った後で、大雪渓から上がる人よりは速めに着けたかららしい。
白馬山荘スカイプラザにてカフェタイムとしながら、大雪渓から来る予定の友達を待って、再び山頂へ。雲が上がってきたが、これはこれで良い。
友達と別れて三国境から鉱山道へ。
この道は、ウェストンの白馬岳登山の時に利用したそうで、元は鉱山用の道も組み込まれており、いろいろとロマン溢れるイメージを持っていた。
三国境からさっそく鉢ヶ岳とのコルに向けて下っていく。踏み跡は浅いがマーキングもあり迷いなく雪倉との分岐点に着いた。
その後はしばらく広い尾根をザラザラしながら下って行き、樹林帯に入って精錬所跡へ。
このルート、大きな上り返しはなく前半はぐんぐん標高を下げていく。だんだん暑さが増し、トレイル脇の藪が高くなり、熊が出やしないかと心細くなるが時々登りの人とすれ違った。また、持参した無線機をラジオモードにしてFM新潟を聞きながら歩いた。
途中で「うまい水」と書かれた水場があり、飲んでみたら確かに美味しい。
このルート、何度か沢を横切るがうまいと書かれていたのはここだけだった。
飯場跡を過ぎ、神の田圃を過ぎ、道が広くなったかと思えば狭くなり、崩落地を高巻きでクリアしたり、傾いた足場をスリップしないか緊張しながら越えたりした。
ここから瀬戸川までは水平区間が長く、やっと下り始めたところで沢地形に入ったりして(増水したらここはマズそう)、やっと瀬戸川の仮橋へ到着。
対岸を登り返して木道に出たらひと安心。
蓮華温泉に戻った時は満身創痍であった。後泊にしといて良かった(笑)
下山後は湯治である。夕飯前と寝る前に内湯を楽しみ身体を解した。夜半に起きてしまったが満天の星空だった。稜線上はもっと良いだろうなと思いながらカメラを持ち出す。
撮影してたら冷えてきたので、再び湯に浸かり深夜2時に二度寝。
その後は朝食の放送で飛び起きる熟睡ぶりだったが、今思えば夜中に野湯へ行って入浴&撮影も悪くなかったかも知れない。
朝食後は野湯巡りをして、家路に就いた。
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