武利岳〜2020年8月[前ムカ〜武利岳]縦走路レポート。

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,424m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 10:00

5:30 スタート地点
6:00 武華岳登山口
6:15 分岐
7:30 7:35 前ムカ
8:15 最低コル
9:50 10:20 武利岳
11:35 最低コル
12:50 13:25 前ムカ
14:40 14:45 分岐
15:00 15:05 武華岳登山口
15:30 ゴール地点

　地図のルートは前ムカ以降は手書きで稜線を適当になぞっただけですので参考になりません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　国道39号線石北峠より北見寄りに下った先、キツネの9合目標識より200m程更に下った先に林道入口があります。
　林道を約1.5km進むと2つ目の簡易ゲート手前に4〜5台程度の駐車スペースがあります。
　そこまでの林道の路面状況はとても良好でした😊。

コース状況／危険箇所等

　登山口までの林道崩壊の状況ですが、歩く分には支障は特に無し。踏み跡をたどれば問題はありません。
　前ムカまでは概ね登山道は良好。ですが、所々で藪が被り気味な所があります。しかし、手で掻き分ければ登山道ははっきりしています。
　前ムカより武利岳ルートは、藪こぎに慣れていない方はキビシイかもしれません。特に最低コル付近〜武利岳稜線下方まで所々で背丈程の笹が生い茂ってました。目印となるピンテは小まめに付けられていますが、手で掻き分けても登山道が現れない酷い箇所があります。
　藪が濃い部分はピンテを頼りに行くしかありません。藪地帯で目印がしばらく現れなかったらおかしいと思ってください。ルートを外れている可能性があります。
　

写真

8/22 15:48

石北峠より北見寄り。きつねの9合目先約200m先左に登山口へと向かう林道入口があります。

8/22 15:43

林道入口の案内板になります。

8/22 15:43

林道入口付近にこじんまりと登山口への標識があります。

8/22 15:41

　林道走行いきなりで簡易ゲートですが、ロープが杭に引っ掛けてあるだけですので外して入る。
　奥の約1.5km先の駐車スペースを目指します。そこの写真は割愛。

8/22 5:35

　駐車スペースからすぐに崩壊地点。崩壊が激しいですが、踏み跡があるので特に問題ないでしょう。
　登山口まで30〜40分程歩きます。

8/22 15:03

林道が蕗の登山道に。

8/22 6:01

登山口。ちゃんと登山届のポストがあります。

8/22 6:07

やや被り気味の箇所もありますが、前ムカまでは特に問題はないでしょう。

8/22 6:14

登山道は大丈夫。

8/22 6:17

登山口より20分程歩けばライオン岩コースとの分岐。こちらは倒木が多く通行止め。直進(右側へ)あるのみ。

8/22 14:37

序盤はピンテの代わりにこの標識が目印です。

8/22 6:46

随所にこのようにキノコが生えてます。

8/22 6:55

稜線が見えれば急登の始まりのサイン。

8/22 7:07

岩を過ぎる。急登も収まり緩やかになります。

8/22 7:22

ハイマツ原になると気持ち良い😊。

8/22 7:30

武華岳頂上まで1km の標識があります。武利岳へはここを右へ。分岐の標識が欲しい。

8/22 7:31

すぐに武利岳の全貌が。巨大な山塊は盟主の雰囲気。

8/22 8:01

徐々にピンテが多くなる。

8/22 8:05

最低コルへと向かう。この辺りはまだ道がはっきりしてます。

8/22 8:04

鬱蒼としてきた。

8/22 8:12

道はどこだ？😓。

8/22 8:13

道(？)は概ね稜線沿いに付けられています。左右の傾斜に下って迂回するような場面はほぼありませんでした。

8/22 8:16

最低コル付近。青いテープが目立ちます。
所々に付けられたピンテをたどりながら進みましょう。

8/22 8:23

目印を1つ見つけてそこまで行ったら次の目印を探す。ヒットアンドアウェイ(？)方式で臆せず進みました。

8/22 8:38

ピンテを目印に。徐々に踏み跡が明瞭に。稜線直下の砂礫地帯まで辛抱です。

8/22 9:06

稜線まで登れば、これまでの苦労が吹き飛ぶ程に美しい光景。

8/22 9:04

天空の登山道🙌。

8/22 9:21

アップダウンを繰返しながら頂上へ向かいます。展望が良いので疲れが吹っ飛ぶ🐽。

8/22 9:23

巨大な岩をへつり頂上へ。

8/22 9:27

三角錘のニセピークへ。

8/22 9:32

もう少し☺。

8/22 9:36

本州なら標高2500〜3000mの光景。

8/22 9:47

頂上へカウントダウン‼。

8/22 9:49

頂上に着きました😊。

8/22 9:57

頂上先の稜線。丸瀬布側の稜線。鋭角なピークが並ぶ。かつてのメインルートは今、どうなっているのでしょうか。

8/22 9:57

支勇別岳方面への稜線。中央のピークが頂上。

8/22 10:10

大雪山の山塊。一際高く見える。

8/22 10:10

ニペソツも見えた✌。

8/22 10:30

襞が凄い🙌。

8/22 11:13

帰路。武華山、前ムカまでの道のり。

8/22 11:11

断崖をアップ。時々、縁を歩いてたけど、危ない〜😨。

8/22 11:26

倒木でえぐれた箇所を通ります。下山時の明確な目印。

8/22 11:37

最低コル付近を戻る。行きの時より精神的に楽です。掻き分けても道が現れなくても、ピンテをたどれば大丈夫。

8/22 11:58

帰りも気を付けて断崖を通過。

8/22 12:03

崖。部分的に縁をギリギリ通るルート。樹林帯なので怖くはありませんが慎重にやり過ごす箇所もあります。

8/22 12:48

前ムカへ帰って来たよ〜😵。

8/22 12:51

この眺めを目に焼き付けて下山。

8/22 13:06

前ムカから武華山方面。武利岳とは対照的。今回は武利岳が目的なのと、疲れたから行きませんでした。

8/22 14:13

オバケみたいな根っこ。ガスの中で見たら怖いでしょうね。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

Yantan1839

　武利岳に行かれる方は、稜線が後半剥き出しなので、強風予報時は避けた方が良いです。
　休憩を小まめに取りまして、往復10時間の長丁場となりました。疲れたけど、武利岳稜線の山岳光景がとても感動的でした(*^^*)。行く価値大‼ですが、藪こぎが大きな課題になります...。ピンテは更に5箇所程付けておきました。今後、行かれる方はgood luck ‼。