榛名山:杏ヶ岳・掃部ヶ岳
- GPS
- 07:41
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 751m
- 下り
- 751m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:41
天候 | 曇、一時霧、後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス利用なら、榛名湖バス停(高崎からのバスの終点)が山への出発点になる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
榛名湖畔には車道脇に歩道が設けられた場所が多く比較的安全に歩ける。 榛名湖バス停から天神峠経由で杖ノ神峠林道の前半までは舗装されており、林道後半から峠までは未舗装。車高の低い車には辛い箇所があるものの、歩行者の通行には支障がない。 杖ノ神峠から杏ヶ岳までは、峠からの登り10分ほどは笹が被さっているが道は明瞭で、その後は細いながらも迷う心配も危険も少ない。 杖ノ神峠から掃部ヶ岳は、登り始め100mほどは胸までの笹を掻き分ける必要があり、西峰から山頂までも腰の深さの笹を抜ける。道形は残っていて、山慣れた人なら迷う可能性は低い。が、一般向けのハイキングコースとはいいがたい。逆コースの場合なら、足下が見えないので危険でもある。 掃部ヶ岳から湖畔までも登山道の整備は良くなく、丸太の階段が丸太のハードルになっている状態で、脇に踏跡ができている。 |
その他周辺情報 | 榛名湖畔には宿泊施設や土産物屋、食堂などが何軒かある。北側の麓近くに伊香保温泉も。 |
写真
感想
杏ヶ岳でレンゲショウマを見ようと計画しました。
御岳山なら確実だが、暑いし人が多い。三ッ峠の登山道脇では絶滅状態で、もう期待しづらい。御座石鉱泉から鳳凰に向かうのでは日帰りは困難だし・・・とグズグズしていると、youtaroさんの8月23日の記録が目に入りました。夏中に別件で榛名湖畔に行く必要もありましたので、日程を調整し、急遽榛名に向かいました。10年前に榛名山は一通り歩いていて、大枠はつかめています(夏に登ることは念頭にありませんでしたが)。
家を出る時には星空だったのに、関越道を北に走ると曇り空、榛名湖畔に着いても山の上部は雲の中でした。雨にならなければいいやのつもりで歩き始めました。特に、杖ノ神峠までは車道・林道歩きですから気が楽です(いざとなれば傘差して戻ればいい)。林道歩きを嫌う人が少なくありませんが(私も昔はそうでした)、尾根の登山道よりは路傍の花は多く、蝶も多く見掛けます。写真撮影を口実に休むのが本音ですが、その本音は十分に叶えられます。
峠から杏ヶ岳に向かうと、いきなり濡れた笹でズボンと登山靴を湿らせました(霧の中でした)。記憶と少しずれがあって戸惑いましたが、ほどなく雑木林の尾根道となって気持ちよく足を運べました。
鷲ノ巣山を過ぎ、十分満足できるレンゲショウマの花を見て、石祠のピーク。杏ヶ岳山頂ってここだっけと思いましたが、三角点標石が見当たらないこともあって先に進み、無事本物の山頂に着きました。峠からは結構長いですね。
杖ノ神峠に戻ると、花に蝶が集まっていました。速やかに晴れてくるかと思ったんですが。
峠から掃部ヶ岳へは、既に書いていますから繰り返さないことにして、ちょっとした藪漕ぎでした。ダニがいたら厄介だなと思いました。10年前は笹に埋もれていなかったと思います。登山道も絶えず整備していないと荒廃する実例ではないでしょうか。山で出会った人は合計4人(3人は掃部ヶ岳山頂で)、静かでした。
山中では天気は思わしくなかったのですが、湖畔に下ると青空が広がり、また涼しい風も吹くようになって、駐車場まで快適に歩けました。藪漕ぎはともかく、夏の榛名も悪くはないなと思った次第です。
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