佐幌岳 《北海道百名山》



- GPS
- 04:15
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 846m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
サホロリゾートスキー場のゲレンデは笹の濃いところもある 狩勝峠への道は展望の良い快適な道 |
写真
感想
帰ってくるときのことを考えて国道38号線からサホロリゾートスキー場に入る交差点付近の茂みに車を置いた。新得町総合体育館の前を通り第1リフト横からスキーゲレンデに入った。第2リフト乗場(477m)から東尾根のゲレンデに入り管理道路と思われるところを歩いていたがだんだんあやふやになり草の被る所もあった。第3リフトの降口(850m)に尾根のコブがあったが笹に覆われ道はないようだった。北東側を巻くようにゲレンデが続き再び急登斜面となるころ第5リフト方面への分岐があった。第4リフへの斜面は背の高い笹が被る完全な藪漕ぎの部分もあった。
第4リフト降口(1,022m)に達すると佐幌岳へは標高40m程だが道がない。仕方がないので藪に突入し山頂を目指した。10分の藪漕ぎで佐幌岳(1,060m)山頂に達すると北側に登山道が付いていた。迂回していれば藪漕ぎする必要はなかった。山頂には1等三角点「佐幌岳」が設置されている。展望は素晴らしく十勝連峰、東大雪、日高山脈そして十勝平野が眼下に広がっていた。
登山道を西に少し行くと佐幌岳山小屋があった。屋根まで茶色一色に塗られ、建付けの悪い扉を開けて中を覗いてみると雨戸が締まり真っ暗でよく見えなかった。下りは狩勝峠に下る。小屋の先で南西尾根へと下りだした。展望の良い稜線は気持ちよく歩ける。鞍部から登り返すと桜山(949m)でしっかりした山頂標識も設置されていたが山頂は樹木に遮られて展望は良くない。90°方向を変え南東に下ると狩勝峠からの登山者が次々に登ってきて4組すれ違った。登山道は徐々に南に向きを変えP842に到った。
東側に国道38号線が迫ってきて国道も越える狩勝峠(642m)に到った。ドライブインがあったようだがシャッターが閉ざされトイレとドリンクの自動販売機があるだけだった。此処からは駐車地点まで国道38号線を歩くが高規格の国道で通過する車のスピードが速く気が抜けない。長い覆道を抜けると次の覆道は工事で狭くなっている。谷側に人の歩けそうな踏み跡があり一安心、6.3劼旅馥司發は長く1時間近くかかって駐車地点に戻り周回登山を終えた。
北海道最終日、千歳空港でレンタカーを返すまで時間があるので旧根室本線の廃線跡を見に行くことにした。新線に切り替わった後、狩勝実験線として利用され、北陸トンネル列車火災事故のあと列車に火を点けトンネル火災実験などが行われた。廃線跡は狩勝ポッポの道として整備されている。レンガ積みの小笹川橋梁を見て、新内駅跡に保存された9600型のSL、20系の客車を見た。中でもナロネ22は解放型A寝台とA寝台個室が配置された車両で若い頃、初めて乗った個室寝台がこれだったので懐かしい。
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