観音山

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 5.0km
• 登り: 792m
• 下り: 789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 2:00
• 合計: 5:00

距離 5.0km 登り 794m 下り 792m

7:41 観音山登山口
8:39 8:50 牛首峠
9:52 11:08 観音山
11:30 札所31番 鷲窟山観音院
11:45 11:59 西奥の院
12:02 12:07 東奥の院
12:08 12:19 札所31番 鷲窟山観音院
12:30 12:33 東奥の院
12:36 札所31番 鷲窟山観音院
12:41 観音山登山口
12:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音院駐車場に駐める。

コース状況／危険箇所等

時計回りに周回です。

昇龍の滝・岩神の滝は踏み跡が薄めです。
観音山西陵・南西陵はバリエーションルートです。藪岩があります。安易な入山は危険です。

計画に当たりbookoさんの山行記録［https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2341776.html］ を参考にさせていただきました。記して感謝の意を表します。

写真

8/29 7:40

仁王門近くの駐車場に駐めてスタート。

8/29 7:47

まずは昇龍の滝へ。

8/29 7:50

大岩の回廊を進むbukozanさん。

8/29 7:53

昇龍の滝
水は少量でしたが、落差はかなりあります。

8/29 8:05

お次は岩神の滝へ。
踏み跡が不明瞭なので注意でした。

8/29 8:09

岩神の滝
こちらは水量があります。

8/29 8:12

岩神の滝上部
巻道が明瞭だったので登ってみましたが、吸い込まれるように流れていくので、なんか楽しいです。

8/29 8:33

イワタバコ
もう終わっているかと思いましたが、沢山咲いていました。

8/29 8:41

牛首峠の祠
明治三十一年とあります。こちらが昔峠なのでしょう。

8/29 8:51

牛首峠
切り通りしのこちらは新しい峠なのかなと思います。次回は日尾側から訪れてみたいです。

8/29 8:54

炭焼き窯跡

8/29 8:57

日尾城跡と日尾城山八幡
いくつかの郭が観察でき石造物がありました。

8/29 9:05

鎖場を進むbさん

8/29 9:07

稜線の展望
矢抜き穴が見えました。

8/29 9:23

ここから西陵に取り付きました。

8/29 9:38

初めは歩きやすいですが、徐々に斜度が増していき…

8/29 9:47

山頂直下は藪岩にぶつかるのでルーファイしながら木登り、岩登りで進みます。

8/29 10:03

岩庇の木祠
どうやらこの岩の上を歩いてきたようです。

8/29 10:06

山頂展望
毘沙門山(白石山)、二子山の尾根越しに両神山が見えます。

8/29 10:08

観音山 山頂
mは二度目の登頂ですが、bさんは意外にも初登頂です。少し先には三角点もありました。
ここで休憩しながら、ロープの結び方を練習しました。

8/29 11:06

懸垂下降するbさん
下山は南西稜へ。こちらもなかなかの斜度です。懸垂しないでもなんとか下りられそうでしたが、折角の機会なので練習です。

8/29 11:16

下降したルンゼの下は大岩になっていました。
下降地点には、朽ち果てた捨て縄が落ちていたので、やはり懸垂下降ポイントだったのかなと思います。

8/29 11:23

さらに下は植林と原木林の境なので比較的安全ですが、ザレた激下りなのでスリップ注意です。

8/29 11:28

一般ルートに合流し、西奥之院へ下ります。

8/29 11:34

西奥之院のあずま屋
暑いのでここでも小休止です。

8/29 11:50

東奥之院のあずま屋が見えました。

8/29 11:51

兜岩窟石仏群
初めて訪れますが、巨大な兜のような地形に驚きです。

8/29 11:58

天笠窟石仏群
写真外にも多くの石仏があります。

8/29 11:59

弘法の杖跡
昔は清水が湧いていたとありました。

8/29 12:01

胎内くぐりを進みます。
風穴なので陽は射していますが、一人がやっと通れるサイズ感です。

8/29 12:02

胎内くぐり内にも石仏があります。

8/29 12:06

そのまま観法上人像の風穴へ
この辺りはだいぶ土砂と落ち葉でザレているので注意かなと思います。念のために掴んだ鎖は高温で「アチチっ」とトラップになっておりました。

8/29 12:07

観法上人像風穴
多くの石像が放置されているのは残念な気もします。

8/29 12:07

観法上人像
観法上人は観音院中興の祖です。慶應二年(1866)、石工黒澤三重郎、吉弥の作とあります。

8/29 12:10

滝の上洞窟石仏群の最奥部
一番奥には出羽三山碑と風化した石仏がありました。

8/29 12:10

滝の上洞窟石仏群
47体の石仏がある、と書かれていました。

8/29 12:14

観音院の境内に下りてきました。

8/29 12:15

秩父札所第三十一番 鷺窟山 観音院

8/29 12:18

聖浄の滝不動明王
ほぼ等身大サイズの不動明王で黒澤三重郎、吉弥の作とあります。均整のとれた佇まい、燃え盛る迦楼羅炎、憤怒の表情など全てが荘厳です。もはや仏教美術の域であり、像容としてはこれこそが二人の最高傑作なのかなと思います。

8/29 12:22

東奥之院
黒澤三重郎・吉弥の作である宝筐印塔
ここのあずま屋は風の通り道なので涼しいです。

8/29 12:33

本田次郎親常(畠山重忠の家来)の馬繋場跡
この円い跡は、蹄の足跡だそうな…

8/29 12:41

無事に周回し、吉弥作の仁王像(日本一の石像仁王像)に戻ってきました。
ゴールです。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

ぶこうざん

いやぁ、楽しかった＼(^o^)／
montblanc55さんにお誘いを受け、地元の観音山へ行ってきました。
札所巡りでは何度も足を運んだ場所ではありますが、周囲を登るのは初めてだし、おまけにバリエーションで行くとのこと(^_-)-☆

期待しながら当日を迎えますが、なんと秩父は最高気温37℃近くまで暑くなる悲惨な陽気でした。低山なので朝から汗だくになり、帰宅後は背中からお尻まで汗疹で真っ赤っか(;^ω^)

この観音山、札所の裏の低山と侮るなかれ！バリで歩くと変化に富んでいて、技術的に厳しい場所はないが危険個所はそれなりにあり、短いながらも密度の濃い楽しい山登りが堪能できます。
おまけにmontblanc55さんと歩くと、自分には分らない歴史や石仏の解説を親切丁寧にしていただけるという特典付き！

涼しくなったら、今回行けなかった射抜きの穴のある岩場を目指す楽しみもできました。
楽しい企画をしてくれてたmontblanc55さんと、地元の神様のご加護に感謝します。

モンブラン

bukozanさんをお誘いして、真夏の観音山へ。

暑いので短時間で周回できるのと、手頃なバリエーションルートにロープワークトレを兼ねて。

しかし観音院といえばやはり気になる石造物。後半は石造物見学になってしまいましたが、bさんには毎度お付き合い頂き感謝です。

この時期の秩父地域の低山は厳しいものがありますが、探検を楽しむことができました。ありがとうございました！

コメント

chii1961

お疲れさまでした！
bukozanさん　montblancさん　こんばんは

今回、お誘いをお断りして申し訳ありません。無事に下山出来て何よりです。
自分は予定通りに焼岳に登って来ました。後でレコをアップします。上高地は
予想以上に人が少なくて驚きましたが、アルプスも充分に暑かったです…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉のchii

モンブラン

Re: お疲れさまでした！
chiiさん、こんばんは。

ネギらいのコメントありがとうございます。毎度突然のお誘いですから、お気になさらず。

昨日は焼岳、今日は赤城山ですね？夏山を満喫されていて、うらやましいです。今日は私も赤城山気になっていましたが、用事があったのでオフにしてしまいました。

また、よろしくおネギします。コメントありがとうございました！

godohan

憧れの観法上人サマー
montblanc55さん　こんばんは。

最新の観法上人のお写真、ありがとうございました。やはり何とも言えない佇まいで、しかも、いい感じで残っているので安心しました。滝の上の石仏群もなかなかあそこまでは行けないので貴重な写真です。また、イワタバコがまだまだ花盛りのようで驚きました。
お二人の探検チックな山行とても楽しみにしています！それでは。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　godohan

モンブラン

Re: 憧れの観法上人サマー
godohanさん、こんばんは。

石工黒澤三重郎と藤森吉弥の石仏、非常に興味深いですね。石仏及び前半の滝見学についてはgodohanさんのレコを参考にさせて頂きました。この場をお借りして、感謝申し上げます。

さて、今回取り上げた仁王尊、不動明王、観法上人サマー、宝篋印塔の他にも、慶應二年(1866)の弘法大師線刻碑なる石造物があるとのことです。これについてはよくわからなかったので、次回の宿題となりました。

かなりマニアックな山行記録ですが、そう言っていただけると励みになります。コメントありがとうございました。