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Yamareco

記録ID: 2535850
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【南ア】大岩山(2320m)日向山(1660m)鞍掛山(2037m)

2020年08月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:46
距離
16.4km
登り
1,873m
下り
1,858m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:18
休憩
1:23
合計
10:41
5:57
91
7:28
7:28
3
7:51
8:05
4
8:09
8:14
5
8:33
8:39
79
9:58
9:59
32
10:31
10:31
5
10:36
10:49
3
10:52
10:57
32
11:29
11:34
60
12:34
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41
13:15
13:27
24
13:51
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38
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14:30
43
15:13
15:13
16
15:33
15:34
8
15:42
15:43
1
15:52
15:52
46
※8月24日(月)愛知県の『緊急事態宣言』が解除。ようやく山に行ける!!
いざ、山梨県北杜市へ!! 

※日向山から下山する途中、七合目でPETボトルだけ持って登って来る元気印の若者3人さん。あいさつもしっかりだったけど、時間も午後4時。失礼ながら、ちょっと「登山」としては遅すぎるスタートだと思うよ。
 
※でも実際、夜の8時を過ぎて矢立石に主稜から降りてくるグループも複数いました。ヘッドランプやGPSなど、テクノロジーの進歩が登山の限界を押し広げ、タブーの壁を打ち破った感があります。

※もちろん、彼らには致し方ない事情があったのかも知れません。ですが、道具の性能が良くなったのを過信し、気軽に日没後の行動を許しちゃうと、事故につながりかねません。辛口ですみません。いや、これは自戒の言葉ですから。
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
矢立石より日向山に登ってみれば
どこまでも続くよ
めざす稜線
矢立石より日向山に登ってみれば
どこまでも続くよ
めざす稜線
水晶ナギの向こうのあなたは
雨乞岳だね
水晶ナギの向こうのあなたは
雨乞岳だね
振り返って八ヶ岳氏を仰ぐ
・・・左端に蓼科山
1
振り返って八ヶ岳氏を仰ぐ
・・・左端に蓼科山
展望だけじゃない
コバノコゴメグサにときめく
展望だけじゃない
コバノコゴメグサにときめく
再び振り仰ぐと
甲斐駒・鞍掛・駒岩分岐
そして・・・
本日ゴールの大岩山
再び振り仰ぐと
甲斐駒・鞍掛・駒岩分岐
そして・・・
本日ゴールの大岩山
取りあえず
証拠写真をパシャリ
取りあえず
証拠写真をパシャリ
二日あれば
あそこにテン泊できるのに
二日あれば
あそこにテン泊できるのに
まあ、いい
しばしの別れだ
八ヶ岳氏
まあ、いい
しばしの別れだ
八ヶ岳氏
白砂駆け下り
神の造形に唸らされ
1
神の造形に唸らされ
私の芸術家としての血が騒ぐ
(ウソ)
1
私の芸術家としての血が騒ぐ
(ウソ)
オオビランジを愛でてから
オオビランジを愛でてから
森に踏み込むと
冷気に包まれた
1
森に踏み込むと
冷気に包まれた
鞍掛山分岐
足がつってしまった登山者さんと会話を交わし
鞍掛山分岐
足がつってしまった登山者さんと会話を交わし
いざ、鞍掛山へとトラバース
いざ、鞍掛山へとトラバース
樹下の山頂にあいさつし
樹下の山頂にあいさつし
祠の立つ展望の地へと歩を進めた
祠の立つ展望の地へと歩を進めた
大岩山の背後は鋸岳
大岩山の背後は鋸岳
鋸岳を歩いたあの日の感動を思い出し
鋸岳を歩いたあの日の感動を思い出し
戻りかけると
ヤマジノホトトギスが微笑む
戻りかけると
ヤマジノホトトギスが微笑む
私を食べてと
名の知れぬキノコちゃん
私を食べてと
名の知れぬキノコちゃん
おっと
テングダケ
こいつだけは間違っても食えねえ
1
おっと
テングダケ
こいつだけは間違っても食えねえ
「触らぬ神にたたりなし」と言うものの
思わず優しく引っこ抜く暴挙に出る
「触らぬ神にたたりなし」と言うものの
思わず優しく引っこ抜く暴挙に出る
私の慈愛に満ちた心に応えるかのように登場した
カラマツベニハナイグチ姫
私の慈愛に満ちた心に応えるかのように登場した
カラマツベニハナイグチ姫
きのこに関わってると足も止まる
さあさあ歩け歩け
再び森に包まれる
1
きのこに関わってると足も止まる
さあさあ歩け歩け
再び森に包まれる
やったぞ
大岩山
途中、目印を回収しながら帰路につく
途中、目印を回収しながら帰路につく
待っててくれたか
雁ヶ原の岩塔群
待っててくれたか
雁ヶ原の岩塔群
明日登ろう
雨乞岳
アクセントの水晶ナギが
ベリー・キュート!(意味不明)
明日登ろう
雨乞岳
アクセントの水晶ナギが
ベリー・キュート!(意味不明)
相変わらず雄々しいね
やっちゃんは(慣れ慣れしい?)
相変わらず雄々しいね
やっちゃんは(慣れ慣れしい?)
ただいま
日向山
また来るね
と、もう一枚
また来るね
と、もう一枚

感想

体がむしばまれる暑さに、じわじわ壊れていく。なのに皆さん、超元気なのは何故だ!?ヘタレの私も、何とか日向山に這い上がった。その途端、いきなりの眺望の広がりが、私の呼吸を奪った。八ヶ岳どかーんだし、あれは御座山だろうか。甲斐駒から鋸岳へのギザギザのスカイラインも無敵に見えた。

今日の目的地はまだ先。オオビランジやコバノコゴメグサ、ヤマホタルブクロにソデを引かれたが、ゆったり気分に見切りをつける。

白砂を駆け下りる。かつてヤマケイの『分県登山ガイド』には、日向山の名前はなく、雁ヶ原(がんがわら)の名前だけがあった。風化した花崗岩の織りなす砂礫地が登山者たちの目を釘づけだ。

烏帽子岳につながる尾根筋に踏み入れると、一気に山深さに包まれた。森歩きの醍醐味。鞍掛山をチラ見しながら駒岩分岐へ。「足がつってしまって・・・」と先客さんNo1。暑いからね。

鞍掛山へは、まずはヤマジノホトトギスの咲く鞍部に降り立ちます。悪場を避けてのトラバースから、容赦ない急崖の四つん這い登高。登り切ったところで、山頂を踏んできた先客さんNo2とこんにちはしました。

山頂から祠の祀られる展望台へと移動。鞍掛の名前まんまのフォルムを実感するお山だ。いい絵だ。鋸岳真正面だし。まあ、甲斐駒がお隠れなのは許そう。私の不徳の致すところだし(笑)。

分岐まで戻って大岩山をめざします。主稜からNo3さんが降りてみえました。続いてNo4さんとすれ違います。

キノコが増えてきたな〜。ツチカブリ・・・こいつは激辛だ。やめとこ。テングタケの幼菌。こいつを毒抜きして食べる人がいると聞くが、そいつはヤバイぞ。

・・・おーっ!私の大好きな〇〇〇〇タケだ!でも、ちょっと待て。成菌というよりこいつは老菌の入口。熟成して芳醇を超えた匂いが漂う。これもヤメとくか。

お次は、カラマツベニハナイグチ。これも苦いし、お子ちゃまの私には無理だな。あとはスギタケモドキ。こいつはイケそうだが、まず山を優先しよう。

キノコに癒やされて、どうにか大岩山に立った感じ。

日向山に戻ると、朝には見えなかった雨乞岳と水晶ナギが、傾きはじめた陽にキラキラ輝いていました。

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鞍掛沢・乗越沢
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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