記録ID: 253935
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雪山ハイキング
奥武蔵
【秩父・広河原谷から】 仁田山 〜 蕎麦粒山 〜 仙元峠
2012年12月21日(金) [日帰り]
埼玉県
東京都
- GPS
- 06:14
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 972m
- 下り
- 958m
コースタイム
◎[往路] 鉄塔55,56号入口(8:58) → 林道・広河原線入口(9:10) → 右へ鉄塔54号分岐(9:23)
→ 鉄塔53,54号ポール → 仁田山(11:02) → 鉄塔51号(11:25) → 鉄塔52,50号分岐(11:35)
→ 長沢背稜(11:46) → 蕎麦粒山(12:30) -- カップラーメン昼食 --
◎[復路] 蕎麦粒山(13:00) → 仙元峠(13:17=13:27) → 作業道分岐(13:51) → 大樽(14:10)
→ 明治神宮看板(14:30) → 指導標(14:43) → 広河原分岐(14:46) → 鉄塔56号(14:50)
→ 鉄塔55,56号入口(15:12)
-- ☆★ 所要時間:6時間14分 ★☆ --
→ 鉄塔53,54号ポール → 仁田山(11:02) → 鉄塔51号(11:25) → 鉄塔52,50号分岐(11:35)
→ 長沢背稜(11:46) → 蕎麦粒山(12:30) -- カップラーメン昼食 --
◎[復路] 蕎麦粒山(13:00) → 仙元峠(13:17=13:27) → 作業道分岐(13:51) → 大樽(14:10)
→ 明治神宮看板(14:30) → 指導標(14:43) → 広河原分岐(14:46) → 鉄塔56号(14:50)
→ 鉄塔55,56号入口(15:12)
-- ☆★ 所要時間:6時間14分 ★☆ --
天候 | 晴れのち曇り 最低気温 (熊谷:1.6℃ 秩父:-4.2℃) 昼間の時間: 9:43 (日出:6:49 日入:16:32) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「浦山ダム」を右に見て、さらに奥へ進みます。 「川俣」から「広河原谷」へ、林道・広河原逆川線を進みます。 「彩の国キャンプ場」入り口を過ぎて進むと、すぐ右に 鉄塔の「新秩父線55,56号」ポールがあり、 この道路脇に駐車します。([復路]で,仙元尾根を下って、この地点に降りてくるため) 県道73号線続きの「林道・広河原逆川線」は、国道140号の入り口あるいは奥に進んで、数カ所に "12月17日から 通行止"の 看板があります。 12/21現在、"通行止始点"である「フィッシングセンター」のところでも まだ 「通行止め処置」がなされていませんでした。 ですが、今後の通行が "可"とは 限りませんので 念のため。 県道73号は、凍結ヶ所がありません。したがって、走行に支障がありませんでした。 続く「林道・広河原逆川線」も、21日走行の範囲では 大丈夫でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
-- ☆★ コース全般について ★☆ -- ◎ 積雪は、3cm前後です。 まだほとんど凍結していませんので、アイゼンは使用しませんでしたが、仙元尾根下りでは やや凍結ぎみのため 必要となるかも知れません。 ◎ 「仁田山」へは、「広河原谷」奥の 鉄塔53&54号ポール 〜 尾根に出るまで ルートがありません。 適当に直登することとなります。 ・当然のことながら、25,000分の1地形図とコンパス必須です。 ・「仁田山」まで "適当に登る"ので、的確な判断が必要です。 ◎「わさび田」が一工場沢の奥まで伸びており、これは決して"自生"ではなく、"栽培"です。 「秩父わさび生産組合」管理による"栽培"ですので、採取してはいけません。 ◎ ここは、昭和50年代初めに Kさんたちの「秩父わさび生産組合」の皆さん方が、広河原谷及び一工場沢沿いに 「わさび田」を造成し、その「作業道」として整備したものです。 谷及び沢を渡る"桟橋"は、今も Kさんが手作業で補修しています。 作業道及びわさび田は、このような場所ですから、いわゆる重機が使用できず、当時の組合員の 人力作業による "労力奉仕"で 造成されたものです。 ですから 登山者の方は、その辺を わきまえて登って下さい。 -- ☆★ 仁田山まで (指導標はありません) ★☆ -- ◎ 「林道・広河原逆川線」を10分ほど歩くと、Kさんの「わさび田小屋」が右側に現れます。 (この地点は、三工場沢の出合でもあります。) さらに林道を進んで すぐ右へ入っていく「林道・広河原線」(砂利道)があります。ここを右へ上がって行きます。 ・まもなく、右に作業小屋が現れてきます。「林道・広河原線」は、終点となります。 ・ここから、広河原谷沿いの「現・わさび田作業道」を入っていきます。 「わさび」が上流まで "栽培"されており、作業道&桟橋がよく手入れされています。 "作業道"を行くのですから、道標はありません。 ◎ 東京電力の「新秩父線53or54号」ポールが頼りになりますが、自分が何処の山をを目指すのかを 決めて行動しないと、迷う原因になります。 (「仁田山」を目指すのか、「蕎麦粒山&長沢背稜」を目指すのか) ・鉄塔53号ポールから、「有間峠からの沢」沿いのわさび田脇を上流へ行きます。 途中から、適当に右尾根に直登しました。 ・「有間峠からの沢」をもっと上流へ行けば、尾根への踏み跡があったかもしれません。 ・尾根に出れば、後は「仁田山」を目指すのみです。 ・「仁田山」山頂は、簡単なプレートがあるだけの 実にそっけないところです。 -- ☆★ 仁田山 〜 蕎麦粒山まで ★☆ -- ・スズタケの藪の中、鉄塔51号を目指します。 左下の林道がすぐ間近になっつてから、明瞭なルートとなります。 ・「長沢背稜」に出れば、広々とした防火帯の 素晴らしいプロムナードです。 ・「蕎麦粒山」直下は、やや厳しい登りとなります。 ・蕎麦粒の岩のある山頂からは、木々の間から、東側の棒ノ嶺はじめ、川苔山、 奥多摩の山々それに 真っ白い「富士山」も堂々と見えます。 -- ☆★ 蕎麦粒山 〜 仙元峠 〜 仙元尾根 ★☆ -- ・蕎麦粒山 〜 仙元峠は、20分弱。仙元尾根の「祠」が、寂しく見つめています。 「峠」から"大ブナ"が消滅しましたが、仙元尾根に下るとすぐ、素晴らしいブナが待っています。 ・途中の指導標が二ヶ所、熊さんによる"破壊"で、読み取ることが出来ません。 ですが、コースは明瞭ですから、支障はありません。 ・「仙元尾根」は本来 「浦山大日堂」へ降りるのが筋ですが、車の都合上 広河原分岐から右へ降りました。 このルートは、鉄塔56号を経て下るもので、明瞭です。 |
写真
感想
◎ 「仙元峠」への仙元尾根東側の「広河原谷」は、昔 三工場沢〜蕎麦粒山へ &
広河原谷〜仁田山への「登山道」が あったようですが、私の持っている
「日地出版」の1958年版or1966年版を見ても、「広河原谷」の登山道は、
「仙元尾根」以外は、ルートの記載がありません。
・その後の「日地出版」地図では、「広河原谷」からの「蕎麦粒山&
仁田山」へのルートが,破線で 記載されていたとか。
難しい谷ではないのですが、あまり魅力的ではないのでしょうか。
◎ 「仁田山」1,211mというのは、何とマイナーな山なんでしょう。
山頂は、何の変哲もなくまた 何の取り得もありません。
過去に置いては、「有間谷」からのルートとしての "仁田山の肩"という
位置づけがありました。
その後 「有間ダム」の完成や、平成に入ってから 東西を繋ぐ「林道・
広河原逆川線」の開通により、特に「有間谷」からのハイキングコースが
変わり、ただでさえ影が薄いところにもってきて、ますます"価値"が
無くなりました。
◎ この時期 当たり前ですが、「蕎麦粒山」の山頂で、0℃でした。
今年は、とりわけ 寒さが身にしみます。
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