塩水橋〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜塩水橋
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- GPS
- 08:28
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,881m
- 下り
- 1,880m
コースタイム
天候 | 曇りのち霧雪のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天王寺尾根分岐から上は地面が白くなるぐらいの積雪あり。 丹沢山〜蛭ヶ岳は軽アイゼン使用。(使ってない方も多数いました) 鬼ヶ岩は氷がついて滑りやすいので注意。 天王寺尾根は急坂が多く土が湿って滑りやすい箇所、登山道が狭い箇所あり。 |
写真
感想
久々に蛭。
前日雨だったもんで雪もあるかなー、と思ってはいたんですが。。。
塩水橋着。んー、けっこ車止まってますね。
ごそごそと準備をしてる間に辺りが明るくなってきて、なかなかいいタイミング。
さて出発後。暫くは舗装路を進みます。。。
けっこ斜度あるなぁ、とおもいつつ、コ一時間程歩いて登山道へ到着。
んむ、言われてる程ではないかなと思うけど分かりにくい。
道は枯れ葉が積もってたり、グチャグチャな感じにもなってないから結構人通らない感じかなー、と。
丹沢山までは短いワリに標高差があり、けっこう急登だったのでまあゆっくり目に登ります。
パラパラと枯れ葉が音を立ててるなー、と思ってたら、雪が降ってきました。
んー、降ってるかどうかも分かんないぐらいな量と粒もちっさいので気をつけないと分かんないなー、と想いながら登り。
天王寺尾根までは穏やかな感じだったんだけども、尾根着手前あたりから風の音が轟々と聞こえてきたり。
この辺あたりから地面も白くなって来てたけど、まあそんなに寒くもないかなーと、薄着で登ってたんですが、風にビビリ、シェルを着込みます。
雪が少しずつ増えてくなか、丹沢山頂着。
ここは周りに木があることもあるのか、風はほぼ無くていかった。
ぽつぽつと他の登山者さんもいるなか、暫し休憩。
ここの手前あたりから、雪は薄いけど下は凍りついて多少滑る感じだったので、ここで軽アイゼン着。
やー、こっから先は顔が痛かった。。。
蛭までの間、ほぼ吹きっさらしなので木々が雪をまとうのを横目にじっくりすすんで、鬼が岩手前でハラヘリにつき、ゼリーを摂取。
寒さで多少堅い気もしたけどまあ平気。
風は強かったけど、気温はそこまで低くなかったのかな、と。
顔と指先以外はそれほど寒さ感じなかったしなぁ。
指先はワキワキ動かしてないとちょっと冷たいのでニギニギしながら歩いてました。
ガスであまし視界が効かない中、蛭着。
外で作って喰う気にならなかっらので、山小屋に入りカップヌードルを所望。
先着の方もいらさりましたが、喰ってる間にもワラワラ到着して、けっこうな人口密度になってました。
さてさて帰り帰り。
山小屋出た直後、下りの間はちょっと寒かったのでイソイソ下ります。
やっぱ動いてないと冷えるなぁ。
ちょこっと登ったりして、ちょうどいいぐらいな気温だったかなー。
みやま山荘前まで着くと、こっからは風当たらないから楽だなー、と一気に気が楽になりつつ、更に下山。
下りは天王寺尾根を進みましたが、、、やー、こっちのルートはヤラシイなぁ。
道がはっきりしないトコがあるのは登りと変んなかったけど、こっちは土がグチャグチャなところも結構あって、下りってのもあって何回か滑ったり。
道の分かりにくさはこっちのが登りより上かなぁ。雪が被ってたらちゃんと地形図見ないとキツいかも。
ざっざかざっざか下って林道にでると橋まで1.7キロと。んむ、けっこあるなぁ。
takezo氏を置いて下ったもんで、待ってる間で右手に見えた吊り橋でゆらゆら。
なかなか良い揺れっぷりでステキなんだけども、やっぱ川の上は寒いな。
その後林道をちんたら歩いて塩水橋着。おつかれさまでしたー。
今回、ファイントラックのフラッドラッシュパワーメッシュを下に着てたんだけども、ホントに冷え感をほとんど感じなかった。夏はわかんないけど、秋冬はいいなコレ。
この前のスタンプラリーの時に丹沢山の頂上でお話ししたおじさんに、
塩水橋からだと3時間で丹沢山まで来れると聞いて、
久々に丹沢山〜蛭ヶ岳の縦走路を歩きたかったので、塩水橋〜丹沢山〜蛭ヶ岳のコースに挑戦。
厚木市内で朝食と食料調達を済ませて6時半ごろ塩水橋に到着。
橋の向こう側は車がいっぱい見えたので、とりあえず空いてた橋手前のスペースに駐車。
天気予報では日曜日の朝は冷え込みも緩く天気もまずまずだと言っていたが、
白みがかってきた空には厚めの雲が広がりあいにくの空模様。
気温は5℃ほどでそれほど寒くはありません。
まぁ、そのうち晴れてくるかなと、とりあえず林道のゲートをくぐってスタート。
最初は林道かと侮っていましたが、塩水林道は意外に斜度があり
すぐに汗が吹き出しソフトシェルを脱ぎました。
治山の工事現場を過ぎたヘアピンカーブで林道から外れて堂平方面のショートカットコースに入ります。
ショートカットコースの入り口が分かりにくいとのレコがあり、
色んな方のレコを見て事前に確認していたおかげで迷わず入れました。
森の中の登山道を進みますが、ショートカットコースだけあって急登が続きます。
しばらく登ると雨量計小屋が見え、塩水林道に復帰。一服して丹沢山を目指します。
登山道は急登ですが階段、木道で良く整備されています。
途中、軽い霧雨がだんだんとあられと言うか霧雪に変わり、
天王寺尾根分岐の手前あたりからは地面も白くなってきました。
天王寺尾根分岐まで来ると、先の方からビュービュー、ゴーゴーという風の音が聞こえてきます。
その音にビビりつつ、ソフトシェルを着て風に備えて先に進みます。
短い鎖場を越え、雪で白くなった木の階段を登ると丹沢三峰からの道と合流し、
すぐに真白くなった丹沢山山頂に到着。
不思議と山頂は風も弱くそれほど寒さは感じません。
少し休憩してハードシェルと軽アイゼンを装着して蛭ヶ岳を目指します。
丹沢山を越え主脈稜線に出ると風が強くなり霧の粒が凍ったものが横殴りに飛んできます。
さっきハードシェル着ておいて良かったと思いつつフードを被ります。
稜線は笹や草も白く凍りつき、霧氷で白くなった木々がとても綺麗です。
笹原の縦走路を天気がいい日に歩きたいなぁと思いつつ通り過ぎ、鬼ヶ岩を越えてしばらく進んで蛭ヶ岳に到着。
流石に外は寒いので小屋の中で食事休憩。
先客は二人だけだったのでストーブ前の特等席に座りカップラーメンを頼んで食べていると、
次々と7人ほど入ってきてぎゅうぎゅうに。
この時期はみんな同じような時間で行動してるんだなぁ。
きわどいタイミングだったなと思いつつ食事が終わったので席を譲って帰路へ。
帰りも風にさらされながら元来た道を引き返し、丹沢山に到着。
この先は土が見えてそうでアイゼンに泥が付くのが嫌だったのでここでアイゼンを脱ぎましたが、
階段や木道は滑り易く慎重に進みました。
下りは堂平経由でなく天王寺尾根を進みます。
天王寺尾根は堂平経由の道に比べると、ちょっと寂れた感じがします。
たまに階段や柵もあり、全く整備されてないわけじゃないんですが、
なんとなくマイナー感を感じるのは木が鬱蒼としているからだろうか。
個人的に階段は好きじゃないので、雰囲気としてはこっちの方が好きですが、
地質が滑りやすい上に急坂なのでちょっと歩きにくいですね。
歩けども歩けども同じような森の中の道をさっさかさっさかひたすら下っていくと
天王寺峠。
ここでようやく本谷林道出合へ0.7kmとの指導標がありますが、
急坂の九十九折りの道のせいか700mは過ぎてるはずなのに全然林道は見えません。
やっと沢に出て林道が見えますが林道に出る直前で、
なぜかプチピークのアップダウンを上り下りさせられるというドSなコースでした。
最後に林道を歩いてようやくゴール。
膝に来ました。。。
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